キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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去年の春にかけた、ゆるまきパーマがいつの間にかとれて 髪の毛はストレートに戻った。 成人式の為に、全体を黒く染めた髪の毛は、少しずつ色が落ちて自然な茶色になってきた。
そんな風に外見も心も変わってゆくものだ。 小さな小さな積み重ね。 そういうのは、数年先私をどんな風に変えるのだろう。
最近の変化は、大切な写真を持ち歩かなくなったこと。 あとは、蓮への気持ちだと思う。 「好き」と認められなかった気持ちはとうとう負へと傾き、私は前の私に戻る。 「蓮は友達」という前の私に。きっと戻っている。
この間メッセで話をしたとき。彼は 「その人が手に入った瞬間、興味がなくなるときがある。直そうと思ってるのになおせない。
昔もそうだった。 ずっと好きだった子に告られたとき、その瞬間急に気持ちが冷めたんだ。」
と、言った。 その瞬間に私の気持ちは負になってしまったのだと思う。 もし私が蓮に「好きだ」と伝えたことで、蓮に「手に入った」って思われるのも嫌だし、恋はそういうもんじゃない。(知らないけど)
でも蓮の気持ちはものすごく分かる。痛い程に。 私に近い気がした。 愚かな部分が。孤独な部分が。
逃げられると追いかけたくなる。そういう精神だ。 Jは私から逃げてばかりだ。 だからきっと追いたくなるんだ。
でもJが私のことを好きになってくれたとき、私は冷めないと思った。 だからJの事は好きだと思った。
どんなに周りが「君は蓮が好きなんだろう」と言ったとしても。 どんなに周りから私がそう見られていたとしても、 私が「好き」と認めなかったらもちろん、それは恋ではないんだ。 全て自分の気持ちが決める。 そんな当たり前なこと。 そんなことが頭を埋めた。
さて。 いつか出会いたい、私を愛してくれる人のために、私が愛せる人のために。 ビタミンCを飲んで眠ろう。
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