キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
index|back|next
踏み込んでいく力を下さい。 私にその勇気を下さい。
だって、私とJは似すぎてる。 待つしか出来ないこと。失うのが怖いこと。 傷つくのを拒むこと。いい人でありたいということ。
私は、Jから私に何か伝えてくるのではないか という甘い期待を持つことが出来ない。 それは、Jの性格を私が理解しているからだ。 彼は怖いのだ。きっと。私に踏み込んでくる事が。 そして、私も怖い。
そんな状態で、ずるずると変な関係が続いている。 変な関係と言っても、別に何も無いのだけれど。 本当に何も無くて哀しくなるくらいに。
私は、「Jに急に彼女が出来て泣く」より、「私に急に彼ができてJを傷つける」事の方がよっぽど辛い。 それ以前に、私に恋人ができてJが傷つくか分からないけど。
でも、今唯一の連絡手段であるメールのやりとりは、途絶える訳だ。 そういう諸々の事を考えるだけで憂鬱になる。 どうして人間は、こうも無駄な未来予想をするのだろう。 これも一つの自己防衛なのだろう。 急に何か不測の事態が起こった時、ショックにならないように と。
正直、今Jを好きなのかはよく分からない。 でもJの日記に「何か恋愛をほのめかすようなこと」が書いてあると、何故だか妙にショックだったりする。
何だかんだ言って私が一番恐れていることは、Jとの連絡が途絶えることだ。 恋人になんかなれなくても、ずっと友達でいたい。
今はそんな臆病者になり続けている。
|