Jとのメールのやりとりはまだ続いている。彼はまた一つ新しい作品を仕上げた。彼はいつも、私にそれを知らせない。JがJ自身、苦しんだりして迷ったりして作品を作っていることを私は理解しているつもりだけどいつもふと、私はJの何を知っているのかと思う。デジタルの情報に悩み続ける。Jは果たしてこの世でどんな風に生きているんだろう。