キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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朝ぱち、と目が覚めた。
少し寒かったせいか目が覚めてケータイの時刻を確認すると メールが来ていた。2通。
Jだった。びっくりした。
長いメールだった。 でもまた何気にない普通のメールだった。
最近、Jとメールすることが多くなった。 前までは考えられなかった。 送るとしても私から半年に1度送るか送らないか、くらいだった。
だから今日の朝メールがきていてとても嬉しかった。 「眠れない」とか 私が夢に出た話の続きとかが書いてあった。
返事をだしたいけれど私はいつも迷う。 嬉しいと伝えていいか迷う。 嬉しいと伝えることは、(そんな重い意味ではなく)好きだーって言うようなものだから。
だからそれがJに重くなってしまわないかいつも苦しむ。
やっぱり簡単にJを忘れることは出来ない。
でも私は可愛い乙女なんてものから程遠いので ただせつなくなるんだ。
大好きだー!!とか、いつまでもそんなものじゃないけれど 一生Jは大切な人だ。
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