キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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苦しくはないけどなんとなく辛くてぼーっとしていた。
何度もメールを読んでいるうちに、誤解されてる気がしてきた。 突然送った私のメールに何を思ったんだろう。 傷つけた気がして傷ついた。 そんなつもりはなかった。
「ごめんね」なんて自己満足だ。 だからあまり言いたくない。
初めての痛みにまた泣きそうになった。 でも時間が経つと私はまた元気になってくる。
私の中で何かが変わった。
「またちゃんとメールします」 と返した。 そして約束通り今日、また長い長いメールをした。
臆病者な自分は傷つくのが本当に怖くて こんなにも前に進めないことを 知った。 最低のラインでどうにか生きたいことを 一生懸命伝えた。
失うのが何よりも怖いから。
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