| 2002年01月12日(土) |
日本人の場合、見えるのに見ないようにしている。 |
日本人の場合、見えるのに見ないようにしている。 それは、卑怯なのだが、卑怯な方が楽なのです。 しかし、楽に生きていても不安はぬぐえないのです。
「日本人の不安」を精神分析する 岸田 秀著
見えているのに、見ないふりをしていることがある。 本当には見えているのに、見ないようにしているのだ。 その方が、楽だし、なんとなくいいような気がするし、 嫌な思いをしないですむような気がするからだ。
しかし、本当にはハッキリと見えているので、 いつも気になるのだ… こころの中で疑問に思ったり、葛藤があったりするのだ。 いつか言わねばならないとか、いつか何か起こるだろうなどと、 思ったりしていて、こころが落ち着かなかったりしているのだ。
そう分かっていても…目をそむけていたりする… 今の楽、今の関係の方が大事だったりする…
いつか…この自分への迷いに答えが出せるだろうか…
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