語り
DiaryINDEXpastwill


2004年02月23日(月) いざゆかん氷河領土(1)


 「ほんじゃ、約12時間後に羽田で会おう」

 と、なんとなく星矢チックに、アウトレットメンバーは解散し、
 (ましろん、ドライバーありがとうごじゃました!)
 酔い酔いで帰って来た妹を蹴散らして、ベッドを占領し、
 次の日は早起きで羽田。(※すまん、妹)

 なんと、その日は、
 ましろさんと、ましろさんのだんなさんが、
 妹んちの近くまでお迎えにきてくれました。
 うう・・・!いたれりつくせり・・・・ありがとーです!
 どこまでも、人の好意に縋って生きてゆくダメなワタシ。

 「ひさしぶりだろうから」
 
 とレインボーブリッジを回っていただいたりして(嬉しかった)
 さわやかな朝。
 羽田について3人で、優雅にモーニング。
 ましろさんのだんなさんは、
 
 J「ええわ・・メガネ・・最高」

 まさにメガネ萌えしているワタシの萌え心をくすぐる
 メガネ装着でいらしたので、
 つい、御一緒にカメラにおさまってしまいました。
 ありがとう、だんなさま、奥さま。

 そして、
 得意なのは寝ること、弱点は起きること、という
 身内で「芥川並み」と恐れ称えられる久我達馬氏に、
 モーニングコールを入れ、さらにメールをうつワタシ。
 その心遣い(※自分でゆうな)が功を奏し、

 「腹減った・・・」と唸りながら
 時間どおり、羽田に登場の達馬っち。 
 
 純子「起きれたか、ふふふ」
 達馬「朝から3人もモーニングコールきたよ〜」
 
 ・・・みんな同じ事を心配しているのだな・・・  


 そして、超安全パイのはずの、
 
 「あれ?しなさんは?」
 「10時には羽田で会ってようねって約束したよ」
 「もう10時回ってるけど、会えてないよ」
 「まじで。ってゆうか、うちら全員やばいで」

  飛行機の出発時間は10:20です。
  
 そこへ、超安全パイだったはずの(※しつこい)
 しなっち、不安そうに登場。

 「おはよーございます」
 「ってゆうか、ぎゃー!いきますよ、いきますよ、しなさん」
 「え、まずいの?まずいの?」
 「乗る時間は10時20分です」
 「ぎゃー、まずいじゃん」
 「だから走るんですよ〜〜!」

 ましろさんのだんなさまが不安気に見送る中、
 荷物検査を通る私達。

 だだだだだだだだだだだだだ

 「じゅんちゃん、羽田で10時に会おうってゆったじゃん!」
 「それのどこに、攻められる理由があるんすか!」
 「10時に会おうね、だったら、出発時間は10時30分って、みんな思うじゃん!」
 「おもいまへん!」
 「おれっちは間違えそうになった!(by笑顔の達馬)」
 「うん、君には明らかに訂正をした!」
 (※明日、10時半だよね?と、2回ほど聞かれ、2回『違う』と答えたJ)
 「ほ〜ら、みんな思うでしょ!」
 「そうかもしれません。が、しなっち、しなっちは手元に航空券もってはるじゃないですか!時間書いてあるでしょ!そこに!ばっちし!」
 「もってたわよ!ちゃんと確認したわよ!」
 「どこを確認したんすか!」
 「うん、『ちゃんと行き帰り、両方あるな』って☆」
 「・・・・・・・・・(半目で笑顔)」
 「わるかったわよ!ごめんネ!!」

 だだだだだだだだだだだだだ

 フルネームで4名の名が、羽田空港内にアナウンスが流れる中、
 なんとか無事、搭乗。

 ふぃ〜〜。

 本気でぜいぜいいいながら、着席するわたしたち。

 「あー、なにはともあれ、良かったっすね」
 「結果オーライだよね」
 「日記ネタできたし」
 
 そのネタ、今まさに見事に実っている(※ここで)。 
 

 では、いざゆかん、北海道!
 いざゆかん、氷河領土!


 そして、約1時間後。流れる副操縦士のアナウンス。
 
 「新千歳は、雪のため・・・・」

 発着場が、とってもプアな状況なんだって!
 プア〜〜。

 「しばらく苫小牧上を旋回します・・・」
 「燃料が尽きてきました・・・・」
 「仙台へ戻るかもしれません・・・・」

 ひぃーー!!

 「もし飛行機が仙台へ戻っちゃったら、そこにいらっしゃる
  紫龍受け好き組の方に会うことにしようね」
 
 4人で確認しあう、あくまで前向きな我々。
 
 「うんうん、これでさっきの遅刻も帳消しだしね!」

 すっごく前向きな我々。
 なんだかんだゆってるあいだに、
 1時間以上遅れて、飛行機は無事、新千歳につきました。
 
 心配して待ってくれていた、一足さきに北海道着のなりちゃん、
 北海道におられる紫龍受け好き組の月子さん筆頭。
 ありがとうでした。お待たせしまくっちゃってごめんね。 

 達馬さん、豪快にいわく、

 「いやあ、最初からネタおおすぎだよね」

 
 まさか、豪傑の彼女をして、
 
 「もう、ネタはいらんから・・・・」

 といわしめるような事態になろうとは・・・・・

 

 あいわらずサスペンスな響きで次回につづく。
 


ぶな |MAIL