英語必修化。何度となく囁かれ、賛否両論がまたしても巷で話題となってます。
私は以前、現在の状況を鑑みて反対だという事を書いたのですが、それはさておき。小学校で英語を必修化する際は「領域」として扱う、つまり成績はつけませんよ、というのが英語必修化での報道の一つにあります。「英語に親しむ」のが小学校段階の目標だから、だそうです。
…まぁ、こんな事を言っている限り英語を必修化しても日本人は英語を話せるようにならないだろうな、というのが私の感想です。中学校に行ったら突然「評価」の対象となる英語。しかも「評価」の重点となる英語。センター試験では200点の配点が与えられている英語。何でそうなのか?それは、各種論文に使われている言語は圧倒的に英語が多いからです。ある学問を研究していこうとすれば英語が必要だから、なのです。
はっきり言えばいいのです。「英語は日本の発展と国力のために必要だから必修化するのだ」と。「世界の進歩レベルに追いつけませんがそれでもいいですか?」と。それを是とするか非とするかはまた別問題ですが、案外「このままでいい。日本人は日本人らしく、外国に関わりなく生きていく」という意見が多くなる、という予想がなされるからこそ、そこまで堂々と言えないのではないでしょうか。だって国としては国力が落ちる事だけは避けたい訳ですから。
「英語を鍛えないとどんどんレベルが落ちていくけど、どうせ庶民にはそんな事言ったってわかんないだろうし。でも世界のリーダーが出る確率はあげておかなきゃなあ。」
…かくて「親しむ英語」という疑似餌をバラまき、食いついてくる優秀な魚を少しでも多くしようという作戦が始まる。そんなシナリオがぐるぐる、私の頭の中を蠢いている。