大分浮上してきたので件の「英語教育の是非について」。これは保護者アンケートでみられたことでもあるんですが(引きずってるし)日本人の日本語能力が低下していると思うからです。
かくいう私もとても褒められたものではありません。しかし、日本語能力の低下は他者理解力を不足させ、誤解を招く元となるのではないでしょうか。
四年生の国語教材に「ごんぎつね」というお話があります。長年に渡り全ての国語教科書に採用されている物語なので、ご記憶の方も多いかと思います。あらすじは兵十(ひょうじゅう)にいたずらをしたごんという小ぎつねが、兵十の母親の死によりいたずらの責を感じ、黙って償いをするも最後は兵十に撃たれてしまう…という誤解とすれ違い、更には認知欲なども盛り込んだ悲哀の物語です。
先日、丁度その単元に入ったのでまず一回目の感想を書かせました。しかし、その感想の何と薄っぺらい事か。言い換えれば、自分の言葉で感想を書けた子が少ないのです。
「ごんぎつね」に限らず、日常の様々な場面で自分の気持ちを整理する言葉をもたない子ども、そして大人を多く見かけます。そんな中で英語を話せるようになっても、言語の目的である意志疎通を母とする日本語で出来なかったのなら何にもならないのではないか。
これが私が小学校で英語教育に異を唱える理由の三つ目くらい(携帯で打ってるためいくつめかわからん)なのです。