消えたテレビの黒い画面が鏡のようにうつしてる日曜日どうにもならないふうでぼくの姿もゆがみっぱなしでテレビの中朝から雨がふっているせいだささいな音だけがそこらじゅうにちらばってる僕の両ひざに新聞紙と同じだけおりかさなるにおいぬきの空気窓に顔をへばりつけてぼくは「色のおちた残がいの中だ」って言った日曜日に雨 ほんとにそれだけ日曜日に雨 なにからなにまで ただそれだけ滝本晃司 『日曜日に雨』