強いひざしも強い影も強くふく風もなんにもなくって雨ばかりだ雨の音ばかりだ子供たちはとびはねたレインコートよけいなものまできっときっと しまいこんでるレインコートいろんな向きで傘をさす人のいろんなその行き先にはおんなじ雨がふってるよね坂道の下につらなる屋根のかずかぞえはじめたらとまらなくて夢中になってるのがなんだかウレシイのさ〜 滝本晃司 『レインコート』より抜粋〜