
レンアイチュウドク
チェリィ
MAIL
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| 2002年03月22日(金) ■ |
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| 遙かな場所 |
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真夜中に雨の中トラックにあおられながら走る こんな面倒臭い事よくやるもんだと自分で思いながら 彼との待ち合わせ場所に着く。 買ったばかりの彼の車を見つける。 以前は乗用車に乗っていて隣で手を繋げる距離だったけど 今度の車は助手席から手を伸ばすにはちょっと遠いワンボックス。 子供いるからね・・・大きい車買わなきゃいけないのはわかるけど ちょっと離れちゃった感じ。
雨の中彼が車から降りてきた。 「よぅ」
無理してノースリーブのワンピースを着てきた。 寒かったけど彼のお気に入りだったので・・・。
喜んでくれているのか 何か言えばいいのに・・笑ってる。
「誕生日おめでとぅ」
「ありがと」
今年一番にお祝いして貰った。 それだけで嬉しかった。
取り敢えず夜が明けるまで彼の車で過ごした。
後ろのシート倒してはしゃいだり話ししたりキスしたり眠ったり。 変なデートだけど狭い空間が楽しかった。
このまま朝がこなくてもいいなー・・・・なんて思いながら 気が付くと雨は止んでいた。
夜明けと共にちょっとだけ寂しさがあったのだけれど まだ彼といられる嬉しさで寝不足もテンションが上がる要素の一つになった・・。
朝一であたしが良く行く所へ彼を案内する。 静かな山の景色にうっすら霧がかかって冷たい空気が気持ちよかった。 雨が降ったり止んだりでせっかく彼がこっちに来てくれたのに 良い事ないな・・・なんて思ってたけど ちょっとした晴れ間に2人で虹が見れた事が彼は嬉しかったらしい。
ドライブを楽しんだ後しばし「休憩」。 冷えた体を温めて 久し振りの感触を愛おしく思う。 彼の表情を一つも逃さないように顔を撫でる。 ずっと彼に触れていたかった。
時折見せる寂しそうな顔。 理由は聞かなかった。
こんな時どうしていいのかわからない。
言いたくなったとき言ってくれればいいと思った。
少し仮眠をとり 聞きたくない言葉が彼の口から出る
「そろそろ・・帰らないと」
「・・・・・・・・・そか」
他にももっといろいろいいたい事あるのに出てこない。
帰り支度をする。 いままではしゃいでたのにもぅ笑顔すら出ない。
別れはあっさりと済ます。
無理して引き留めても別れはやってくるから どーせなら冷静でいられるうちに手を振ったほうがいい。
彼の車の後ろを走る。 分岐点が見えてきた頃電話が鳴る。 「ありがとね。」 「こちらこそ・・・」 ありきたりの事しか言えず電話を切る。
大丈夫。
こみ上げてくるモノに気づかないふりで車を走らせる。
ふとラジオからスピッツの曲が流れてきた。 彼が良く口ずさんでいる曲。
彼の表情ひとつひとつ確かめるように思い出す。
我慢してたモノが一気に溢れ出た。
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夏の色に憧れてた フツウの毎日 流されたり 逆らったり 続く細い道 君と巡り合って もう一度サナギになった 嘘と本当の狭間で 消えかけた僕が 思い出からツギハギした 悲しいダイアリー カギもかけず 旅立つのは 少し怖いけど 丘の上に立って 大きく風を吸い込んで 今 心から言えるよ ニオイそうな I love you すぐに飛べそうな気がした背中 夢から醒めない翼 時の余白 塗り潰した あくびの後で "幸せ"とか 野暮な言葉 胸に抱いたままで 崩れそうな未来を 裸足で駆け抜けるような そんな裏ワザも無いけど 明日にはきっと… 僕らそれぞれ 仰ぎ見る空 夢から醒めない翼 飛べそうな気がした背中 夢から醒めない翼 それぞれ 仰ぎ見る空 夢から醒めない翼
遠い 遠い 遥かな場所へ
−遙か スピッツ−
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