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レンアイチュウドク
チェリィ
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2002年03月12日(火)
修復

なんとか修復しなくては。

今の内に頭の中整理しとかないと
自分の中でどんどんいろんな声が聞こえてきてしまう。

余計な事考えない内に

早く処理しておかないと。




2月に別のネット仲間のオフ会の誘いがきた。
場所は彼の住む街の近く。
どうしようか悩んでいた。

ネットで知り合ったアタシ達にとって
彼の知らないメンバーとアタシが会うというのは
不安な事らしい。
逆の立場ならアタシも嫌だと思うから。
何もないとしても
多分嫌だから。


それでも
少しでも時間つくって彼と逢えればと思って
言ってみた。


ちょっとだけ元気なさそーに
「いいよ」と彼は言う。
駄目とは言わないと思ってたけど
アタシの目的は彼と逢う為
という事だけどうにか解ってほしかった。

彼は時間を作ると言ってくれた。


今度逢ったら何を話ししようか。

逢えない間
いろいろ・・・本当にいろいろ彼の事考えた。
彼にとって今大切なモノは何なのか。
何を選択していかなければならないのか。
アタシがするべき事は何なのか。

誰に言うわけでもなく
一人考えていた。
今度逢ったら・・・・・・
最後にしようか。

そんな事 自分から言えるのか・・・。

嫌いになった訳じゃない

どうしても彼の家族の顔が浮かんできてしまい
今だけ
少しだけ
我慢できれば
きっとまた元の生活に戻れるのではと思って。
いい父親としての彼に戻れる。





そんな思いで
逢った。


なんとなく彼は察知したようで。
いつもの事ながら
まっすぐ言ってくる。
「今日で最後とか思ってない?」
・・・・・・・・。
何も言葉が出てこなかった。
自分の思ってる事が言えなかった。
頭に浮かぶ言葉どれも嘘くさくて言えなかった。
結局は自分の事しか考えてないのかなアタシ。
家族とか子供とか言ったところで
結局は彼が欲しくて
手に入れようとして
自己嫌悪になって

今の関係になって。

それでも満足できなくて。

自分に押し潰されそうになると
それを捨てようとする

最終的に彼に委ねる

彼に言わせている。


もぅ少し器用に出来たら
いいのにな。




2人ずっとぎこちないまま
アタシの泊まるホテルの前まで来てしまった。
離れられなくて無言のまま手を離せないでいる

「もぅ帰らなきゃ」

「うん・・・・」

やっと気持ち落ち着かせて
そっと手を離そうとしたら
ぎゅっと握り返された。
胸まで掴まれた気分になる。

離れられないまま
せまい部屋に隠る

気持ち確かめるように
何度もキスをして
小声で「また逢えるよな?」って聞いてくる

「うん」


結局・・・・・・・・・・・・・・・

離れられない。

無理して離そうとしたって
駄目なんだ。



ようやく笑顔が見えた。
蟠りが消えたような気がした。

背の高い彼に逢わせてヒールの高い靴を履いていたけど
見送りは裸足で
こんなにちっちゃかった?
なんて笑いながら彼にしがみつく。

また・・・ね。

ちょっと遅くなって彼は帰っていった。


今まで笑ってた顔が崩れ出す。
彼の温もりが残るベットに顔を埋める。

彼が戻って来てくれるのではないかという淡い期待と
足音に耳を澄ましている惨めな思いを掻き消すように
シャワーを浴びてリセットする

大丈夫。

自分に言い聞かせて彼が家に着く頃眠りに就いた。









エンピツ