
レンアイチュウドク
チェリィ
MAIL
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| 2002年02月11日(月) ■ |
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| 昼の向日葵 夜の向日葵 |
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よく通る道に向日葵が咲いてるんだけど 太陽が上がってる時はぐんと上を向いていて 夕日が沈む頃にはぐったり下向いてるんだ ころころ表情がかわるとこ君に似てると思ってさ。
仕事の始業時間から終業までは 家を空けている間は 連絡を取り合える時。 夕方はそれぞれ別の家に帰る時。
仕事はねてから少しの電話。
「おつかれぇ」
なんて。 離れてた時間を埋める。 疲れてたのにちょっとだけ復活する。 いつも隅にあるのは残り数分でどれだけ2人の距離を埋められるか。
「じゃぁ・・・そろそろ帰るね」
その一言で現実に帰る。
「その・・帰る・・・っていうのやめてよ」
また我が儘を言う。 困らせる。
「戻る?」
「・・・・・・」
なんにせよもう彼は家の手前まで行ってるのだ。 この瞬間の寂しさと諦めの思いは何回経験しても慣れない・・。
「いやだ」
「・・・・・・・」
わかってる。 早く帰らなきゃいけない事も 彼の思いも。
ちょっとだけ困らせてみたかっただけ。
「んじゃね・・・おやすみ ばいばい」
彼が切るまで耳を当てる。 容赦なく機械音が聞こえてくる。
そしてぐったりうなだれる。
誰も知らない向日葵の夜の姿は ぐったりした重い頭を華奢な茎1本で支えてる 朝まで 太陽が昇るまで倒れないようにふんばって そしてまた頭をもちあげ 光を吸収する 太陽に決して背く事のないように。
彼に背くことのないように。
そしてあたしは彼の住む街ではみられないような 茎の太い元気な向日葵の写真を送る。 今年も元気に花を咲かせたよ。 青と黄色のコントラストがまた力をくれる。 来年も再来年も毎年送るよ。 あたしが元気で暮らしてる証に。
いつでも昼のひまわりでいられるように。
もうすぐ2人で迎える2回目の誕生日がくるね・・。
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