これから。〜卵巣腫瘍闘病記〜
chobi



 外来検診3

この間の検診で白血球の値が下がっていたので、今日は早めの検診。

午後1時の予約で、5分ほど遅刻して窓口に到着。
待合室を見渡すと、入院中同室だったTさんを見つけた。
「2時半の予約だけど早めにくれば早くやってもらえるかと思ったのよー」
とのことだけど、今日は休み明けの月曜日、午前中の患者さんがまだ終わっていなくて午後に回ってきている状態で、かえっていつもより遅くなりそうな感じだ。
彼女は子宮と腸が癒着していたので、腸を一部削ったとのこと。
私より手術は早かったのだけど、回復は少し遅れている様子だった。
最初の25日間の入院期間中、いろいろな症状のいろいろな立場の人に出会ったけど、その数の多さにはびっくりしたものだ。
婦人科は評判のよい病院なので、そのせいもあると思うのだけど。

血液検査が終わって約1時間半後、やっと先生と対面することができた。
今日の外来担当医ではなく、いつものA先生だった。忙しいのでかり出されてきたという感じだ。
先生の手元にある検査結果の用紙が真っ先に目に入り、思わず「やったー!」と声が出てしまった。
数値は3000。ちゃんと上がってくれていた。
いつもはあまり表情を表さない先生もつられたのか、よかったですねー、とにこにこしていた(苦笑いか?)
次回の治療の入院の話も出て、8日後の外来の時の血液検査の結果がよければ、10日後に入院ということになりそうだ。
一回目の治療なので、白血球の上がり具合に慎重になっているようだった。
でも、なるべく4週間1クールのペースで早く終わらせたいなぁ。

髪の話も出て、つるつるになっちゃいますよと言われてしまう。
剃っちゃう人もいますということで、抜けた髪の処理が面倒なのでどうしようかなと思ったけど、剃り跡と抜けたところの差が出ると却っておかしいような気がしてあえてなにもしないことにした。
どうせならきれいなスキンヘッドのほうがいいしな・・・。
今はお風呂場の排水がつまらないように注意しなければいけないくらい、シャンプーのたびに髪が抜けているところだ。
だいぶ気持ちはふっきれたので、もう怖いもの無しの心境である。
何事も慣れてしまえばなんとかなるものだなと思う今日このごろ。

2002年09月09日(月)
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