僕は、多分、歌が下手だと思う。
それは、音程がどうの、 声量がどうの、 歌唱力がどうの、 発音がどうの、 発声がどうの、
そういう意味ではない。
昨日、カラオケに行った。 声楽科の友人、あっきー。 そして、保育科の友人、二人。
あっきーは、さすが声楽科だけあって、 鬼束ちひろやCoccoみたいなやわらかい声が上手い。
僕は、椎名林檎みたいな歌い方をする。
その二人が、一緒に歌うと、 どうなるか。
Coccoの曲を2曲ほど歌った。 2曲目、ポロメリアは、「ハモるって難しいよねー」という会話を事前にしていたので、遊び心満載でハモってみた。 玉 砕 (笑) いや、それはそれでええねん!
1曲目。
ねぇ言って、ちゃんと言って 聞こえないフリをしないで―――
2人で歌うというのは、
お互いの声は聞こえるけれど、 自分の声が全く聞こえないというデメリットがある。
いや、今回の僕には、メリットだったのかもしれない。
あっきーのCoccoは、上手い。 自分が、その歌い方をしているようだった。 そして、音を伸ばすところなんかでは、 それはそれはもう見事に声が重なって、 一本の声になる。
不覚にも、泣きそうになった。 泣きそうなくらいの、爽快感があった。 歌えるという、嬉しさがあった。
最近歌に関してスランプ気味で、 歌を歌いたい人間としては、 「焦り」と「憤り」があった。
でも、昨日は、 ああ、僕はやっぱり純粋に、歌いたい。 焦ることもしなくていい。 そのままの歩調でいい。 自分の声のままでいい。 歌うことに、意味がある。 そう、思った。
今日のBGM>Cocco 焼け野が原
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