| 2002年07月20日(土) |
棚から強烈なぼたもち |
え〜、今日は県選でした。自分にとっては年間でメインにおいていた試合です。
が、普通に考えりゃ前日に鍼にいかねばならないような状態な時点で負け負けモード全開なわけであり、か〜な〜り不安な気持ちで試合に臨みました。
しかし、アップを始めてみると前日に鍼を打った割りにはいつもよりは全然動いたので「あっ、これ、もしかしたらなんとかなるかも・・・!」と思えた時もありましたが、そんな考えはハードルを飛んだ瞬間に消えてなくなりました。
なにせ男子用の隣のレーンに並んでいた女子用の400mHのハードルで、まず足慣らしを始めたところ、この高さでも痛くて抜き足が縦抜きになるという驚愕の事実!
「こんなんでどーやって戦えっちゅうねん・・・」とへこみモードに入っていると、サブトラでアップしていた同じく400mHに出場するMくんから「なんか今日H出場しないらしいっすよ」との情報が!マジスカ!?
ここで言うHとは「追い込まれ掲示板」でもちょこちょこと名前が出てきていたが51秒台の記録を持つ今回の優勝候補の筆頭、しかも俺の同じ組に組み込まれていた選手。つまり俺にとってシード選手が1人抜けるということになる。
さらにツイていたのが、コールが終わった時点でもう一人のうちの組みのH大(I田久美子(走り幅跳び)のいる大学)のOくんが出場しないことが分かり、さらにレースが始まりレーンに入ってみると、なんと5レーンの俺よりうち側に選手が誰もいない状態。だから多くても4人しかいない状態でレースが開始となりました。(実際のところ、何人でのレースだったかは覚えてない)
んで、レースの方はというと、それでも前半は置いていかれ、後半ジリジリとまくっていきましたが9台目、10台目をどちらの足で踏みきるかですごく迷ったんですよね。
8台目を越えたあたりで先頭に出れたので「このままのペースで全部15歩でいくか、それとも決勝のため少し体力温存に走るか・・」、ここでおいらは後者を選択して10台目を16歩で逆ハードルで越えました。
が、これが大間違いで逆ハードルで踏み切った瞬間、リード足である右足の筋肉が素晴らしい悲鳴を上げてくれました。・・・!( ゜▽゜;)
いくら最終ハードルを越えたら残り40mとはいえ「これはヤバイ!」と最終ハードルを越えて、まず2番手の位置を確認し、「来るな!来るな!!来るな!!!頼むから来てくれるな!!!!」と、かなり青くなりながら必死こいて逃げ切りました。なんとか1着で逃げ切れたものの、ゴール後はそのまま医務室へ直行となりました・・・。
まぁ、こんな感じで完全に拾った形で手にした決勝だったわけで、通過タイムも当然8番目、決勝レーンも一着ながらもタイムで振り分けられるため7レーンとなりました。
決勝のアップの時は足は痛いわ、膝は痛いわで、「こんな状態でどうやって動ける体を作れば・・・?」とかなり頭を使いました。これが一番疲れた・・、頭使うのはどうも苦手。
決勝レースは予選通過が八番目だったこともあり、とにかくゴールさえすれば地区選手権出場権が手に入るので「相手との勝負」よりは「自分との勝負」を意識してレースを作ってまいりました。「今季ベスト」と「オール15歩」を目標にして。
そしてレースが開始となると、2台目で6レーンの子に抜かれるわ、8レーンの子にはドンドンおいてかれるわで、いきなりえらい船出となりました。(T▽T)
しかし、それでもマイペースを貫くしかできんかったので、とにかく前半は刻んで刻んで、後半は徐々にストライドを解放していって全部15歩でいくことには成功!
レースの方も8台目まではおいていかれたものの、ラスト2台を15歩で行けるというのはそれなりに武器になるようで、ここから二つ順位を上げて6位でゴールとなりました。ちなみに8レーンが優勝で、6レーンが2位、じつはえらい二人に挟まれておりました。( ̄▽ ̄;A
自分的には全部15歩で行けたから「どんなに悪くても54秒は出てるだろう」とタイムと自分の順位が電光掲示板に表示されるのを「まだか、まだか」と待っていましたが、結果は自分の期待とは違い55秒台の6位・・・、なんでまた55秒なの・・・?(T▽T)
まぁ、こんな感じで、今回の大会はタイムには納得いかないまでも、順位とオール15歩でレースを作れたことには満足できました。あと、いまんとこですが足に痛みが出てないのもありがたいところ。今度こそ54秒台を!
Today's race
予選 55秒98 1着 決勝 55秒15 6着
以上!
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