
戯 言ノ源
―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰
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| 2008年05月08日(木) ■ |
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| だってまだこの世界にいるから。 |
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発展の仕方から考えてアメリカナイズになっていくのは理解出来るんですが、徹底的な分け目である武器の所持非所持さえ、いつか覆る時が来るのだろうか。 なんつって色々なルートから仕入れる事は可能なんですが、日本の防弾チョッキは中々に優れているそうで、周辺各国を考えたら尤も危険性が低いのだろうにその研究が進んでいるって、だからこそ荒らされずぬくぬくいけるのか、さりとて切実な必要性に迫られた研究より先行くってのもなぁ。なんて考えから。 ただ、持つ者と持たざる者、使った事のある者無い者、慣れている者いない者、そしていざ握れるか否か、という事を考慮すると無力化こそが戦線で一番効果のある戦術のように、結局ここぞってところで生死を別ける可能性を含めると、やっぱり綺麗事なのかな。
心底かわいくないと思ったのは、可愛くなりたいという願望ではなくひたすらな後悔から。 そもそもの発端とも遠因とも言える事に関しては、ぶっちゃけどうでもいいんですが、引き受けたのも自分でありますから。 失敗を認めているからこそ、それについての言及も甘んじて受け入れて、静かに頷くしか選択肢なんて無い筈なのに、ついうっかり、言われて当たり前の事だと理解していながら、反発してしまった後の祭り。 別に罵詈雑言の類いではなく、寧ろフランクな口調で、嗜めるという程でも無く、言ってしまえば慰めに近かったものなんだ。これを糧に同じ過ちを繰り返さなければいいと、励ましてくれていたのに。 それだって瞬時に判断していながら、どうしても、と滑り出て来てしまった否定はいつもより随分と大きな声で、叫んだりそれに誰もが驚いたりする程じゃないけど、言い返しに相手は黙ってしまった。 悪い事なんてしていない。努めて優しかった。だのになんて生意気で、横暴で、自分勝手なんだろう。 事情なんて知るかよ。それが自分にとってどの程度のものであるかなど、いちいち相手が推し量ってくれるとでも期待してた訳じゃないのに、だから今は気にする事じゃないんだよと、優しくしてくれていたのに、突っ撥ねるような、馬鹿馬鹿しい、子供の意地にも劣る。 内容はそれこそ大した事じゃないんですが、素直に耳を傾けるに留まらない反逆が、許せなくて、やたら気分が下降気味です。 尤も悩みはのみならず、それとは別の件でかなり手痛い失敗をして他の人に迷惑を掛けたのも相乗効果でシンクロ率を低下させますが。 嗚呼もう本当、自分が恥ずかしかったりするだけの失敗ならいいのに。どうして誰かが迷惑を蒙ったり責任を負わなくちゃいけないんだろう。 いや、その自分が恥ずかしいだけの間違いでさえ、口出ししてしまった自分にはどうでもいいだなんてもう言えないのではないか。 取り敢えず気が済むまで自己嫌悪ってます。
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