原初

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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2007年12月21日(金)
重装備で体当たりかませ。


散切り頭に、尻尾が付いた髪型。
言葉ではそんなところが妥当と言いますか、イメージ。尻尾は後ろ髪です。
何がそんなに惹かれるのやら、自分はやたらとこの髪型に強い、想いのようなものを懐いているようで。
ただの短髪或いは長髪、女子ならそれこそ色々とアレンジが、あってもある程度決まりきってしまっている、固定のパターンが出来てしまっているのが髪型。型がある、というのはなんでもそうですが。
しかし妄想癖強く彼是創作を作り出す中でも、この髪型の主人公格が五人もいると言うのはどうなのか。一説によればメインキャラクタはパッと見の外見だけでそれが誰であるか理解出来る個性も必要であると言うのに、そりゃあずっと同じ髪型の主人公を書く人もいれば髪型どころか書き分け出来ない方だっている訳ですが。
主人公格と銘打ったのは、中には矢張り別の主人公がいる場合もあったりなかったり故ですが、かと言ってサブではない。どちらかと言えば二大主人公ぐらいの気概です。
漫画設定的な年齢も含めれば、老若男女問わず、色も殆ど同系色。例外と言ってもたまには変わるけど、くらいなもんです。
その五人を其々かけるかどうかは又別の話として、一体全体何がそこまで、その髪型に向かわせるのか。
そんなに一般的だとは思えないんですよ。三つ編み、のような呼び方が付いている訳でも無く、また現実に見かける事なども無く、と言って思い入れらしいものも見当たらない。
そんな風に考えていた折、るろうに剣心をこの間読んだばかりだと言うのに本棚の整理の序でに(そしていつの間にかそれがメインに)読んでみたらば、驚愕の真実に気付きます。

やべ、これ、剣心の髪型じゃん……

何がやばいって、別に髪型でパクリと呼ばれるだなんてそんなチキンハートではなく(そんな事を言ったらこの世から漫画とアニメが駆逐されてしまう)、見るまで気が付かなかった点です。
確かに剣心はすきですが、前回再読して話の仔細を思い出したように、今回手にとって驚愕の事実に気付いたように、そこまで奥深くに根差しているとは、思わなかった、んだけどなぁ。
いや決してどうでもいいとかそういうのではなく、わざわざ完全版を買ってる訳ですから、その上三巻のるろうに短信だけない事に未だにもやっとしていて機会あらば本屋さんで、中身ちょっと見せて頂けます? 聞きまくる始末です。いい迷惑です。
ちなみに封入されていたら買います。二度買いなんてしょっちゅうですから今更痛みません。そうさちょっと高いくらいなんだっ!(充分気にしてるじゃないか)
問題は、だからいつの間にあのスタイルが脳の奥の奥に刻み込まれたのかと。
うーんうーんそんな無意識に髪形を真似てしまう程にすきだったかなー。
と、いうかそれはポニーテールではないのか?
いやいや、ポニテと一口に言うには違う。結び目が上か下かでも変わりますからまぁポニテと言われればそれまでなんですが、寧ろエクステ付けました、なんて体がいいんです(お前の意見なぞ知るか)。


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