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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
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2007年12月11日(火)
朝顔が夕方に咲いた日。


人は一人では生きられない。
よく、漫画なんかアニメで使われる台詞だったりしますが。
自分はこれをどう思うのかというと。
人は独りでも生きていけます。
でも、人間は一人では生きていけません。
独りで生きるというのは、大変辛い事です。
誰も信じられない、愛せない、そうやって生きる訳ですから。
でも、一人で生きるというのは物理的に無理な話です。
例えば、御飯一つ食べるのだって、誰かが何かを作ってるから食べられる訳ですよ。
お米とか、パンとか。
水や空気は、人が作り出したものでは無いですが、それでも地球が育んだものです。
呼吸一つするのだって、それは自身の力かもしれないけれど、その力を持つ肉体を与えたのはほぼ例外なく母親になります。
まぁ、絶対という事はこの世には無いと思っていますし、そうでない方も地上にはいるやも知れませんが。
そこは論点ではないので中略。
独りで生きるというのは心情問題。
一人で生きるというのは実際問題。
何の拍子でだったかは忘れましたが、ふと思い出した台詞。
冷めた目なのかは知りませんが、必ずと言っていい程、こう思います。まる。


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