
戯 言ノ源
―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰
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| 2007年12月07日(金) ■ |
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| その瞬間に忘れてしまう悲劇。 |
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先週はうっかりパチンコが長引いた為見れなくなり、急遽遠方の母君様にビデオ録画を頼んだけれど結局見ないで今週の金曜日を迎えてしまった歌姫。 正直予測として、そこまで進展はしていないかなと。CMでちゅーがあったらしい事はさんざ流れていましたし、元奥さんと現恋人候補に揺れる構図を細かく描写しているくらいで、要するにその奥さん登場やら今週の爆弾発言やら、そこまで大事なキーワードは出ていないんじゃないかと。実際どうかは来週辺りに確認してきます。 とはいえなんかもう、あのドラマは些細なところまできちんと作ってあって、飽きさせない。 子供の存在も、ま、あるかなと思っていたけれどそこに到るまでの募る思いの吐露であるとか、段取りがもう本当王道ですね。だからと言って手を抜かずこれでもかプッシュしてくるから、つい奥さんにも心が寄る。 不思議な事に、奥さんの時点では(その前に何話も積み重ねられた今を見ているからとしても)余裕で土佐清水に残るだろうと思えるのに、子供と言うのは不思議。五分五分というか、ちょっと戻らなくちゃいけないんじゃない? 傾きます。あくまで個人的なものでしょうが、でも、なんだろう。このままって訳にはもう、いかないような。
ただ一点気になるのが、記憶喪失者が過去の記憶を取り戻したが為に喪失時点から今までの記憶を無くすと言う、可能性の話ではありますが、そして根幹の事象でありますが、果たして飛躍し過ぎではないかなと。 ずっと言っているんですが、今回ギターが弾けると言う以前のネタを持ってきてはそこの違和感を感じていないという太郎の描写が、うまい、とか思ってしまったり。 成る程ね、そういう事なんだね、そこは納得出来るけど全て無くしてしまうってのはちょっとやっぱり飛ばし過ぎじゃない、と拭えはしませんが、でもそういうのの積み重ねは確かに、そんな将来も有り得てしまうかもと言う。 と思えば名付けに関しての仕来りを、無い筈の岸田家に持ち込み混同しても岸田家の一員であると言う事実が変わっていない事に喜ぶ太郎もまた、嗚呼畜生可愛い。 なんだか可愛いの前に畜生を付けてしまうんですがなんだかその辺は微妙な気持ちと言うか、でれでれ猫可愛がりと言うより頭をがしがし撫で回してやりたい感覚なんです。それ察せないいまいち。
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