■あんただけにそっと■

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2006年12月01日(金) つまるところ自意識過剰

昨晩は私の借りた「かもめ食堂」を見た。
フィンランドのヘルシンキで、日本人女性が食堂をやってる話。
店の調理道具や食器や椅子が可愛く、
町が市場が港が可愛く、常連の男の子が可愛く、
もたいまさこが可愛く、あれこれやたらと可愛い映画でした。
おにぎりには味噌汁が付くといいのになー。
北欧、いつか行ってみたいなあ。
今回借りた映画、図らずもどっちも「異国モノ」だった。

今日は昼に駅前に用事を済ませに。
西友でクリスマスケーキを予約した。

買い物中に疲れたのでドトールで休憩。
となりで勉強してたおじいちゃん、
ふと見たらドイツ語のテキストをやっていた。
すごいなー、この年で新しい言語を勉強してるのか〜、と
感心してたら、その横に積んであったテキスト、
全部違う国のだった。
ドイツ、ハングル、スペイン、フランス、ロシア・・・
えーすごい!!同時進行?どうして?いつから?どうすか?と
話しかけたくてたまらなかったが、我慢した。
話しかけても不審じゃないかな?と脳内で予測してみたら
判子売りつける人だと思われて警戒される自分がいたので。

この間再会した旧友を見ていて、すごく魅力的な子だと思ったのだが、
何がだろう?と考えたら、不安がらないところじゃないかと。
自分が人に嫌われるとか、嫌がられるとか、傷つけるとか、
そういうことを怖がってないところ、自分を信頼しているというか、
基本的に安心している感じかなー。

私は無神経なところがある癖に、ビビリ屋なので、
どうも何かにつけて卑屈な性格が色々と邪魔してる気がする。
まあ、自分を信用できない、自信がない、好きになれないという、
思春期かお前は、ポエム帖にでもしたためてろ、という、
じっとりとした、なんというか液状化の始まった玉葱のような、
いや、もういい。長い。
こんだけ毎日ぴーに肯定されて暮らしてても変わらんという。
この性格のしつこさよ。

この土日は珍しく街で遊ぶ予定。
土曜は都心で1泊。日曜は写真展と博物館。
正月の旅行を繰り上げてみました。
東京の端で育ったので東京に泊まったことがない。
どんなもんかねー。


モーリー・しい子(藻)