■あんただけにそっと■

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2006年08月31日(木) 純情きらり

ヒマコちゃんもバーを下げてください。
浅野忠信もジョニーデップもオダギリジョーも、
あれはファンタジーなのです。幻影です。
遠く眺めて愛でる物なのです。
遠くにあるなら近づけばいい、とも思いますが、
近づくと一旦消えて更に遠くに現れます。
逃げ水です。揺らめく蜃気楼です。

あんなに色気むんむんの男が自分の日常にいたら・・・
それだけで体を壊しそう。
だから、いいんだよ、いなくて・・・。
身近な男の些細な色気を探して生きていきましょうよ・・

さて、始まった時は結構ちゃんと見ていたNHK朝ドラ、
途中あまり見てなかったけど、最近また見始めた。
これが途中からどうも朝ドラらしくない展開。

ヒロインは、音楽を愛する桜子ちゃん。
高校生の時に家の下宿人だった数学教師と恋仲になり、婚約。
実家が倒産し、婚約破棄して田舎に帰る先生に
音楽を捨ててもいい、連れて行って!とまで言っていたのだが、
先生は桜子を思い、別れを納得させて去る。
「桜子の淡い初恋は終わりを告げました」
とナレーションが入ったが、婚約までしたら淡くねーだ!

そして幼なじみで、同じく音楽を愛する味噌屋の達彦さんと
一緒に音楽学校を受験し、同じ下宿で暮らすうち恋仲に。
(この時も、お、先生はもういいんか。と思ったのだが)
達彦さんとも婚約するが、達彦さんに召集令状が。
出征前夜、私をあげたいの、と服を脱ぎ始める桜子を止め、
(この時は、おわお、朝8時に家族で見るのよNHK、と思った)
達彦さんは戦争へ。
しばらく便りもなく、激戦地へ行ったと聞き、戦死したのだと諦める。
味噌屋で一生働く、と決意していたのだが、なんか急にやめて家に戻る。

その2年後、今度は姉ちゃんの夫、冬吾に惚れた!!
おいっ!おい桜子、こら桜子。
近くに居る男に惚れすぎやしないか?
空襲でひどい怪我を負った義兄に
「私のために生きて!」って、聞き間違いかと思ったよ!

桜子、真剣なら全て許されると思ってるんでねーか、と。
風のハルカもめちゃくちゃだったが、
あの清々しいまでのアホ明るいハルカは朝ドラ向きだったんだな。
安心が必要なのよね、朝ドラ。
安心出来ないのよ!今回のは!

昨日は遠くへ働きに行くことにした桜子が
冬吾に「そばにいてくれ」と言われて(おいこら冬吾、指折ったろか)
思い入れたっぷりに「もうそばにいると苦しいんだよ」と答えていた。
お前らよう・・・。
そして桜子は抑えられぬ胸の内を曲にしていました。
曲名は「Tに捧ぐ」
おっ、突っ込まれた時に達彦さんのTだと言い訳する準備万端だな?

今日は、冬吾が
「空襲に遭ってがれきの下で、桜ちゃんに見付けられた時、
 このまま死んでもいいと、桜ちゃんと二人で魂だけになって、
 どこまでも空を飛んでいくのもいいと思った」などと言いくさるのを、
泣きながら笑顔で聞く桜子というシーンがありました。
お前らなあ・・・。
二人はそんなこと言い合って、にやけてはいるが、
ハッキリと好きだと言うわけでもなく、
姉ちゃんと子どもを大切にしなきゃね、などと言って満足げ。
気持ち悪いのう・・・。

そんな桜子は最後誰に行き着くのだろうか。
一人でなんだかんだと難癖付けながら楽しく見ております。
やあね。


モーリー・しい子(藻)