Just for today !
re-invention



 看板に偽りあり

「Just for today!」
を標榜していたはずなのだが,
いつのまにそうでない自分を認識する。
今日は,正にそのいい例。
もっと連絡を取っておけば…というのも言い訳。
連絡を取れない今の自分,踏み込めないでいる今の自分。

過去に追われているのではなく,
次を考え,次に向けて歩みださなければ。





2009年07月29日(水) 今頃になってわかる
2008年07月29日(火) 再出発
2007年07月29日(日) 夏が終わる
2006年07月29日(土) 県大会個人戦
2005年07月29日(金) ごく身近に科学はある
2004年07月29日(木) 県大会男子個人戦


2013年07月29日(月)



 補習を通して伝えるもの

夏休みに入り,担任は面談,自分は補習の日々。

3年生の補習は,9月の県学力調査対策。
過去問を問題系列別に集めたものを元に,
必要な力を授業形式で90分,さらに問題演習を90分。

月曜日は一次関数,今日は連立方程式の利用。
集まる生徒は希望者で,10人ほどだが,
来てよかったと思わせる内容にするために,かなりの仕込み。
今日の連立方程式の利用は,
スモールステップで問題文を変化させたプリントを作成する。
数学が苦手な生徒も,割合の問題が解けるようになる。
これはいいかもしれない。

1年生の補習は,3〜4人の少人数で苦手な生徒を指名制で。
苦手な生徒を徹底して指導するには,この人数が限界。
自分のペースで問題を解く中で,
こちらもそれに応じてサポートできるのはいい。
授業では,周り生徒の解くスピードについていけないので,
考えているようで,考える間もないのだろう。
結果として答えを写しておしまいにするしかない。
こうやって,少人数で腰を据えて覚悟を決めるよさは,
じっくりやれば,出来ることもあるし,
なにより出来ないことが何かが見えてくること。

分数での躓きが多い。
加減の問題で,隣の項と約分してみたり,
乗除なのに,なぜか足してみたり。
これは正負の数の符号の混乱とも似ている。
意味理解のために,赤丸と青丸を書いたり,
分数の通分の意味を,タイル図で示したり,
同じことを,何度も何度も繰り返し指導。

結局のところ,計算ができるかどうかよりも,
「やればできるのだ」
という思いを持たせられるかどうか。
同時にそれは,こちらの思いを固めることでもある。



2007年07月25日(水) 私たちにはミッションがあります
2006年07月25日(火) 暗雲が立ちこめる
2005年07月25日(月) 数学補習1日目
2004年07月25日(日) チャンスに感謝しているか


2013年07月25日(木)



 正負の数の大小の根拠

正負の数の大小の問題でのこと。
3と5,3と−5の比較をし,
最後に−3と−5の比較をする。
多くの生徒は
「−3の方が大きい」と簡単に答えるのが,
どうも気に入らない。
そこで何気なく「なぜ?」と理由を尋ねてみた。

すると,
「数直線では,右側に行くほど数が大きいから」
→それって,正の数の話だよね。負の数でも言えるの?
「−3の方が0に近いから」
→0に近いと,大きいの?
「いや,それはマイナスの数の時で,
 プラスの数では,0から遠いほど大きい」
→どうしてそう言えるの?

一年生にとっては,なかなか厳しい問いかけをしてみた。
ここで,参りましたとなるかと思ったが,頑張る生徒達。

「負の数は,正の数の反対の性質だから逆になる。」
ようやく,根拠らしきものが出てくる。
そして,
「−3は0より3小さい数で,−5は5小さい数,
 だから−5の方が小さい。」

まあ,当たり前と言えば当たり前の話になるのだが,
根拠を問われると,大人でも難しい話。
良く頑張った生徒たちに拍手。

負の数が導入されることで,数の大小に混乱が起きるので,
定義しなおしているという理解でいたのだが,
定義しなおすにも,矛盾のない世界を考えているのだから,
理由はあるのだ。
油断していた自分を反省する。





2011年04月22日(金) こんなところで
2007年04月22日(日) 出端で勝負
2006年04月22日(土) わかり方をとらえる
2005年04月22日(金) スクールカウンセラー
2004年04月22日(木) 老舗の誠実さ


2013年04月22日(月)
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