先週の土曜日はS藤さんとお会いしてました。相変わらずお話上手な方で、新しいお仕事のこととか面白くおうかがいしました。で、ハチワンダイバーのTVドラマの録画を貸して下さったので一・二話だけ見ました。コミックス七巻の帯に載ってたそよちゃん役の役者さんがあんまりにも「そっくり」だったので、ちょっと興味あったんですよね、あんな漫画みたいな顔と乳の子、よく探してきたもんだなと思います、ハリー・ポッター以来のドンピシャじゃなかろうか。 一応ネタバレよけに白文字。 そよちゃんは9点くらいあげてもいい。そよちゃんはオッケイ。原作よりちょっと子供っぽいけど、19歳ならそんなもんかとも思うし。菅田君はまあ別に、どうでもいいかんじの普通に将棋が強い男前な主人公てことでふーん。ただ漫画のとおりだと菅田君一人しか出てこない場面が多すぎるので、別のキャラに振ったり流れを変えたり、ドラマとして面白くするのに頑張った部分なんだろうなと思います。敵キャラ濃いし。まあ女子増やす為にしょうもないキャラが二人ほど追加されてるのは超気をそがれますが。さておきドラマとしては丁寧に作ってあるカンジなので、多分原作知らなくても退屈しないんじゃないでしょうか。 逆に原作ファンとしてはあーこれはドラマとしては面白いけど別物、という気分。菅田君が脚本の上でキャラの軸が違ってしまっていて、とにかく「夢やぶれた青年」っていうセンチメンタルなキャラ作りになってる。漫画の菅田君は結構骨太で自信も行動力もあって、自分のことは自分で決めるところ、言うべきことは言うところ、夢やぶれた過去を振り返りながらもそれを自分の強さに出来るところ、私が好きなのはそういう菅田君なんです。ダイブをヒーローの必殺技か何かみたいに扱って、調子に乗ってそこらの真剣師に負けて、人に「真剣師の稼ぎ方」を教わる、そんな流されキャラじゃない。借金返す為なんかじゃなくて、受け師さんに勝つため、彼女の高みまで近づくために、歯を食いしばって自ら身を堕とすあの姿があるから、「自分の将棋を捨てました…」のあの台詞が重いんだと思うから。 二話分だけで好きな場面軒並みカットされててガッカリなので、続きは気が向いたら観るかも…くらいですが。でもま、さっきも書きましたけど別物としてドラマとしての魅力を生かして良く作ってあると思うので、ドラマから入るのもアリだと思います。取りあえずそよちゃんの為だけに観ても良いと思います。西UKO **:**
ついでにアンダーリム。
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