Movin'on without you
mako



 おおみそか。

今年一年を振り返ってみて。
やっぱり、すべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。


あたしの生きてくる場所。
あたしが過ごしてきた時間。
あたしが出会った人。

すべてを今は、愛しいと思えます。



ゆーすけに会えて
ゆーすけと時間を過ごせて。
そのことに感謝しています。

かけがえのない思い出をくれた人だと
今は心から、素直にそう言える、
そんな自分のことも好きです。




あたしは来年も
また「あたし」として生きていきます。



ありがとう。




















2001年12月31日(月)



 メリークリスマス☆





すべての人に
幸せが降ってきますように。

メリークリスマス。








2001年12月25日(火)



 あたしの心の中。

あたしがあたしのことを、
きちんと考えたい。そう思ったきっかけ。

とある飲み会での他愛もない出来事なんだけど。


クラスのまあそれなりに仲のいい男の子がさ、
酒が入っていい気分になって愚痴りだしたわけよ。
「女にだまされた」とか言って、すっごい怒ってて。

どうやらこの夏に、後輩といい感じになって
Hとかもしちゃってたらしくて。
その女の子もなかなか悪女で、好きとか言ってたらしく。

なのに。
つきあってると思ってたのは男のほうだけで
「付き合おう?」
って言ったらごめんって拒否られたらしい。

まあよくある話といえばよくある話だよね。

で、あたしもそれなりにお酒入ってたし、
いっかなー、と思って、
自分の話もちょこっとしたわけです。

「あたしも、そういう関係になったけど、
 でも付き合えないって言われた人がいたよ」

そう、ゆーすけの話を、ほんのちょこっと触りだけ。

そしたらね、彼が言ったんだ。
「じゃあ俺らだまされた同士じゃん?」って。





家に帰ってきてからも
その台詞がずっと頭から離れなくって。


――――それは違う。




他人から見たら同じでも、
少なくともあたしは、その彼とは違うと思ってる。

騙された、って言葉は好きじゃない。


だって、お互い楽しい時間もあったんでしょう?



あたしね、
恋愛って、お互いに楽しい時間もあれば
苦しい時間もあって当然だと思う。

恋愛は、2人でしかできないものだから
だから片方に責任を押し付けるのは、フェアじゃない。



ゆーすけに好かれているかどうかわからないけど
それでもゆーすけといるのを望んだのはあたしだ。

確かな言葉なんてひとつももらわなかったけど
それでも一緒にいる時間が楽しくて幸せだった―――。

そのことだけは、確かな事実。


そして、恋愛において大切なのは、言葉や約束ではなく

そんな確かな事実の積み重ねや
もっと感覚的な何かや、思い出や、時間の流れや

そういうものなんじゃないかと、思う。




あたしは、ゆーすけに抱かれた事を悔いてない。
あたしが、あたしの意思で選んだことだから。

愛されたから、あたしは抱かれたんじゃない。

あたしが愛したから、抱かれたの。






いつかその男の子に言ってあげたい。
「あたしは、騙されてたわけじゃない。
 騙されてあげたんだよ」って。

昔好きだった人のことを愚痴るような
恋愛の責任を相手に押し付けるような
幸せだった思い出や、一緒に過ごした時間や、
何より、自分自身までもを否定するような
そんな、子供みたいなことあたしはしたくない。



そしてゆーすけにも言ってあげたい。
「愛してたよ」って。




忘れられない気持ちを、無理に忘れるなんて
あたしにはきっとできないから。

いつの日か、ゆーすけのことが思い出になりますように。




ゆーすけに、感謝してる。
あたしの知らない世界を、教えてくれたから。

ゆーすけからもらった何かを、
そして、一緒に過ごした思い出を、
あたしはきっと、これからも大切にしてく。



―――――それくらい、好きだった。










前に、進もう。
今すぐには無理でも、ちょっとずつでも。







2001年12月20日(木)



 自分を好きになりたい。

昨夜。
突如、心に湧き上がった想いがある。


――――変わろう。



ゆーすけに想いが届かなかった夜から、
あたしは自分が嫌いになった。
自分で自分を、認めてあげられなくなった。

あたしなんて。
そんな言葉が口をついて出てくるようになったのも
その頃から。

自分を嫌いになればなるほど
自分を信じられなくなればなるほど、
他人も嫌いになって
誰も信じられなくなって。

ありがとうの気持ちも
ごめんなさいの気持ちも忘れた。


あたしは今もやっぱり、
自分のことを「大好き」とは言えない。

それはゆーすけの影響なのも確かだし
ゆーすけに好きになってもらえなかったことに
傷ついたあたしの精一杯の防衛本能。

もう傷つきたくない――――
そんな気持ちの、表れだってことはわかってる。





だけどね。

あたしはやっぱり人を信じて生きていきたい。




今でもゆーすけを憎めない。
それは好きだから。

ゆーすけを好きなまま
ゆーすけに好かれなかった自分を好きになる。



それができたら
あたしはいい女になれますか?






2001年12月19日(水)



 11月の恋。

そういえば・・・。
あたしがこないだ告白された男友達。


11月始めの日記に書いた、
「『スウィートノベンバー』を一緒に見に行った友達」です。


今日書きたかったことはそれだけなんだけど・・。

「11月の恋人にならない?」なんて言ったわけじゃないのに、
彼の中では恋が始まってたなんて、
なんとなくその事実が素敵で。嬉しくて。
ごめんなさい。
ちょっと書きたくなってしまいました。

それだけです。



2001年12月18日(火)



 高校生。

バイト先によく来る高校生が、

・・・これが、ゆーすけに似てるんだ。



今までそんな風に思ったことなかったんだけど、
つい最近、ふと顔をちゃんと見てみて、思った。

それに気づいたときは、
思わず顔をじーっと見てしまって
ちょっと不審がられてしまいました(笑)


ゆーすけって、かっこいいタイプじゃないけど
どこにでもいる顔だと思うんだけど

あたしも別に、顔にほれたわけじゃあ全然ないんだけど



でもその高校生にはまいった。
何がまいったって、
彼を見るたびゆーすけを思い出さなきゃいけなくなったこと。
全然似てないと思えば似てないけど
でも似てるといえば似てるんだよー。

一度だけ、ゆーすけのうちで見た、
ゆーすけが高校生だった時の写真。
野球少年だった頃の写真。

それに、似てるんです。高校生の彼は。




ゆーすけに会えなくて切ない。

そんなあたしの気持ちが、
彼がゆーすけに似て見える、いちばんの理由だと思うけど。





2001年12月17日(月)



 会うたびに。

最近、夢見が悪い。
とても悪い。
しかも寝つきまで悪い。
寝れないーって苦悩して、時計見たら5時とか。

今朝はとうとう、胃が痛くて起きられなかった。
体調サイアク。





最近、あたしとゆーすけは会うたびに、
どんどん距離が遠くなってく。

昔は、
あたしは言葉を探さなかったし
お互い一緒にいてもものすごく自由だったし



会うたびにゆーすけに嫌われてく気がする。


自分のことが、好きになれない。
ゆーすけに好かれてない自分なんて、好きになれないよ。

どんどん、間違った方向に歩いてく自分。
どんどん、自分を見失ってく自分。


誰か、止めてください。






2001年12月16日(日)



 白黒はっきり。

させたい性格が、災いすることもある。
普段の生活では、優柔不断なんだけどね、あたし。


どうしてそんなことを考えたかというと、
昨日の日記に書いた男友達から、
「きちんと」告白されたから。

「電話していい?」って聞かれて
「いいよ」って言うまでに、断り文句を考えた。

でも実際、彼自身の言葉で語られると、
かなりぐらぐらきて、今ちょこっと寂しくなってる。


「気持ちは嬉しかったけど今は考えられない」
いちばんずるい断り方かもしれない。


あたしが3ヶ月前、ゆーすけに言われたこと。
「今は考えられない」

これが、白黒つけたい自分の性格を恨んだ理由。





あたしね、つきあったら幸せになれたのかなあ?
すごいいい人だし、一緒にいるのは楽しいし。
まさか告白されると思わなかったから
正直びっくりして、でもほんとに嬉しかった。

弱ってた時期だけに
「あたしのことを好きでいてくれる」
それだけで充分嬉しかった。

けど、それだけじゃ恋人にはなれなかった。
今のあたしは、ね。



ゆーすけと出会う前なら、
それだけでつきあえたのかもしれないけど。





断って、辛いのは彼のほうなのに、
なんでかあたしまで胸が痛い。

ずっと、好きでいてほしかった。
白黒なんて、つけないでいてほしかったのにな。






2001年12月15日(土)



 困惑。

この1週間、いろんなことがあった。



その壱。

男友達に、メールで告白された。
しかも冗談か本気かすらわからない。

メールって、顔も見えないし声も聞こえない。
しかも、誰が打ってるかも確信が持てないから嫌い。


突然夜中に入ってきた
「実は好きなんだけど」ってメール。
送り主は、仲のよい男友達。

最初は、酔ってて悪ふざけかと思った。
よくそういうことする奴だし。
だから冗談かと思って
「そういうことばっかしてると知らんよー」って返した。

そしたら次の日の夜のメール。
「気持ちは本気なんだけど」って。


正直困り果てて。
もー混乱して。「困惑」の一言。

その言葉を信じていいのかさえわからずに。
きちんと彼自身の言葉で言ってくれたら、
あたしだってきちんと誠意を持って答えた。

でも、彼の本当の気持ちすら
わかんなくてうやむやにするしかなくて、
何もなかったかのように過ごしてる。


ほんとは白黒はっきりさせたい。
こーゆーのを曖昧なままにしとくのは
あんまし好きじゃないから。

だけど今のあたしは、
彼からもし「きちんと」告白を受けてしまって
返事が必ず必要な状況になってしまったら

・・・断るしかないじゃん?


彼とはつきあえない。
どっちかというと、いい友達でいたい。
気まずくなるのも嫌だし、今のままがいちばん楽でいい。


そう思って逃げた、あたしはずるいのかも。







その弐。

ゆーすけに会った。
だけど全然話をしててもかみ合わなくて、
あたしばっかりがゆーすけのことを気にしてて、
なのに。
ゆーすけはあたしの友達を気に入ってるみたいで

あたしは話したくて気になってしかたないのに。
すっごいすっごい空回り。

もう辛くて辛くてしかたない。


ゆーすけに会えても、こんなんは嫌。
でも、会えないのはもっともっと嫌。






今、あたしを悩ませてるのはもちろんこっちの方。






2001年12月14日(金)



 全人格を否定された気持ち。

好かれてないとわかる言動が
ゆーすけに増えるたびに

あたしは、全人格を否定された気分になってく。

どんどんどんどん
自分自身を否定してく。



あたしは
つまらない人間なんだと思う。

もう誰からも好かれないかもしれない。








2001年12月07日(金)
初日 最新 目次 掲示板


↑エンピツ投票ボタン

↑「my追加」ボタン