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しもさんの「気になる一言」
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2019年12月26日(木)
ペンライト振らないと、年を越せないからね

毎年恒例の「年末イベント」と言えば、
地元、沼津商業高校吹奏楽部の定期演奏会。(今年は第59回)。
今年は、どんなフレーズが私のアンテナに引っかかるかな、と
楽しみにしていたら、こんな会話が聞こえてきた。
開演よりやや遅れてきて、私の隣に座った女性陣、
休憩中に盛り上がっていたので、頷きながらメモをした。
「よかったぁ、間に合って・・」と喜んだのも束の間、
「ペンライト振らないと、年を越せないからね」
それにつられて、周りの人にも伝染したのか、反対側でも
「これをしないと、年を越せない」という例えが溢れた。
「沼吹のミュージカル観ないと年を越せないもの」
「定番ソング(「情熱大陸」「あの鐘を鳴らすのはあなた」)を
聴かないと年を越せないよ」
中には「川口先生のお尻をふった指揮を観ないと年を越せない」
「湯川司バンドで元気もらわらないと年を越せないな」など、
ちょっとマニアックな「〇〇しないと年を越せない」なども・・。
こんな年末の楽しみ方があって、みんな幸せだな、と感じた。
私の場合、やや遅めの夕食を取りながら
「定期演奏会ネタで『気になる一言」書かないと年を越せない」
よかった、これで、今年も幸せな気分で、年を越せるぞ。

P.S
本当に好きなのは、卒業する3年生を送るセレモニー。(涙)



2019年12月25日(水)
自分で自分を教育する時代

元大リーガー、イチロー選手が、子供たちに語ったセリフに、
私のアンテナが反応した。
昔は、先生が生徒に教育するのが大前提だったから、
ある程度の年齢まで、誰かに教育されてきた。
しかし今は、教育する人、教育される人が曖昧になり、
先生、生徒という関係すら、揺らいできている気がする。
先生、保護者という関係も、昔のような関係ではない。
だから、他人から教育されることがなくなってくる。
では、誰が教育してくるのか、と考えた場合、
「自分で自分を教育する時代」がやってくる、と
イチローは、子供たちに語りかけた。
確かに、情報はインターネット等を通じて、大量に入る。
その情報の扱い方も、自分でルールを決めて、
取捨選択の判断も、活用の仕方も、
今まで以上に、自分というものに責任が増えるのだろう。
自分に厳しかったイチローらしいコメントだな、とメモをした。
彼はサラッといったけれど、実は、これが一番難しい。
他人のせいにできた時代が終焉を迎えている、ということは、
そういうことなんだろうなぁ。



2019年12月24日(火)
イチゴたっぷりの「クリスマスケーキ」を食べている。

自分の日記を「クリスマス」というキーワードで検索したら、
物凄い数の日記が表示された。
そこで12月24日に書かれた日記だけを抜き出してみた。

2018年12月24日(月)  「いつもの曲で、いつものようにフィナーレ」に感謝
2017年12月24日(日)  クリスマス・プレゼントに「大人の深夜メドレー」
2016年12月24日(土)  結婚披露宴1.5次会は、クリスマス・ディナーショー
2015年12月24日(木) 人間の感情は芸術品と同じ・・偽造できる。
2014年12月24日(水)  家族版・ゴチになります、今年は撃沈。(悔し〜い)
2013年12月24日(火)  お名前をフルネームでお願いします
2012年12月24日(月)  若い科学者1人の価値は、老いた政治家20人分だ
2011年12月24日(土)  クリスマスイブだけど、今日は早寝だな・・
2010年12月24日(金)  メリー(merry)は「楽しい」と同意語
2009年12月24日(木)  センベロ居酒屋
2008年12月24日(水)  人間だからミスすると思う人は、ミスをする
2007年12月24日(月)  「漢字一字」より「熟語」はいかが?
2006年12月24日(日)  「音」が落ち着いていたって感じですかね
2005年12月24日(土)  2006年01月01日はうるう秒
2004年12月24日(金)  クリスマス・イブですが、病室でお過ごしください
2003年12月24日(水)  安心できるあったかい時間☆かな
2002年12月24日(火)  松井は助っ人としてメジャーに行くんだよ
2001年12月24日(月)  「家計簿」より「時間簿」

あぁ、この年はこんなこと書いていたんだ・・と思い出しながら、
イチゴたっぷりの「クリスマスケーキ」を食べている。(笑)
こんなにのんびりした「クリスマス・イヴ」は久しぶりだけど、
これもまた、定年退職した環境の変化として、楽しみたい。
さて、これまた毎年恒例の「クリスマス」を題材にした「映画」でも、
ゆっくり観ようかなぁ。今年は、あれかも・・

P.S
読者の皆さんは、どんな映画を思い出しますか?



2019年12月23日(月)
「鏡」から「我」を抜くと「神」に近づく

ラジオから流れてきた「伊勢神宮」のネタだったけど、
神社に関することだったので、メモをした。
まず「多くの神社に鏡がある理由を知っていますか?」
えっ、御神体じゃないの・・と思いつつ、聴いていたら、
鏡に映っているのはありのままの自分の姿。
鏡(かがみ)という言葉の真ん中にある、が(我)の文字をとると
神(かみ)に近づく(らしい)。
(実は「神と仲良くなれる・・」みたいな説明だったが)
「鏡」から「我」を抜くと「神」に近づく、とメモをした。
次に、お賽銭をあげた後にする「2礼2拍手1礼」のお願い、
個人的なお願いをしないのは、以前紹介した。
ただ、右と左の手をずらすことは、曖昧だった。
「手をずらす」のは、いい音がなる・・だけでなく、
手の指の節を合わせると、不幸せ(節合わせ)に繋がるから、
「不幸せをずらす」という意味がある(らしい)。
さらに、境内に敷かれている「砂利」については、
踏み歩くことで「邪離」の意味がある(らしい)。
確かに、根拠があるわけではないが、こういった知識を
知ってるか、知らないかで、神社のお参りが楽しくなる。
先日、サタディボランティアに参加している子供たちに、
柿田川公園の貴船神社で教えたら、とても嬉しそうに頷いていた。
こういうことなんだよなぁ、ガイドの育成って。



2019年12月22日(日)
「柿田川大楽」が存在した証としての成果物

来春の開校を目指して準備を進めている「柿田川大楽」。
一般社団法人として、目的も定款に記載した通り、
「柿田川の価値を維持し、高め続けることを目的」とし、
楽しいこと、面白いことを通して、柿田川の魅力をお裾分けする。
その気持ちに、ブレはないけれど、どうも私の性格からして、
最終目標というか、期限を決めたゴールが欲しくなってくる。
それも「柿田川大楽」が存在した証としての成果物、
印刷された書籍がわかりやすい目標だな、と考えている。
36歳の時、毎日書いた555文字の日記の中から、
150話を選んで「公務員パパの生活コラム150」を出版してから、
もう、25年が経過したことになる。
あれからも毎日書いているが、不思議とネタには困らない。
しかし、そろそろ「日記」から脱皮して、何か1つに絞り
10年くらいコツコツと溜めて、一冊の本にまとめたくなった。
「柿田川事典・柿田川ガイドブック・柿田川Book・柿田川INDEX
柿田川必携・柿田川手帳・柿田川読本・柿田川図鑑」など、
私にとっては、名称はなんでもいい。
とにかく、散在しているアナログ情報を集約して、
少しずつデシダル化することと、
自然保護以外のことで、柿田川を楽しむ提案をする、
それこそ、柿田川大楽のミッションだなと確信している。
一年ごとに施策の成果を求められるわけではないので、
まぁ、焦らずのんびりといきますか・・・(笑)
誰に怒られるわけでもないのだから・・・(汗)



2019年12月21日(土)
二等辺三角形じゃないぞ、正三角形だぞ

映画「半世界」(阪本順治監督)から。
稲垣吾郎さんが炭焼き職人を演じ、主演を務めた人間ドラマ、
そして、そのタイトルの意味が知りたかったことで観始めた。
タイトルを匂わせる会話は、何度も見つかった。
故郷で働いている同級生に対して、元自衛官の親友は、
「お前らは世間しか知らない、世界を知らない」と言い放つ。
そして、なにか意見がぶつかると、言われた方がわざと
「あぁ、世界を知らないからな」と、口にしてみたりする。
しかし主人公が突然、他界してしまい途方に暮れながらも気付く。
「気付いたよ」「何が?」「お前には分かっていること」「こっちも世界」
その辺りに「半世界」の意味を見つけてみた。
ただし、この作品を代表するフレーズは、
「二等辺三角形じゃないぞ、正三角形だぞ」ではないかと思う。
同級生3人の関係、3人家族の関係・・
世の中には、3人でチームを組むことはあるが、そのバランスは、
3人とも同距離、同角度の「正三角形」が相応しい。
逆にいうと、世間を騒がす「三角関係」って、
「正三角形ではなくて、二等辺三角形」なんだよなぁ。



2019年12月20日(金)
裾野市に「柿田川」という「日本料理・寿司」店

インターネットで「柿田川」検索をしていたら、
気になるお店を見つけた。(ローカルネタですみません)
「「柿田川」(かきたがわ)予算(〜5000円)
最寄駅(JR御殿場線) / 裾野駅 徒歩7分(490m)
ジャンル(日本料理 寿司)定休日(毎週月曜日)」
今まで何度なく「柿田川」で検索したはずなのに、
初めて気付いた情報・・。
とても気になったので、裾野へ出張の時に探したけど、
なかなか見つからなかった。
店名に「柿田川」を使ってくれるくらいだから、
メニューも知りたかったな・・が私の本音。
それが、インターネットでは、出ていないから不思議だ。
店主に、店名の由来とかも、こっそり訊きたかったから、
また時間を見つけて、じっくり探してみたい。
裾野市在住、在勤の方、是非、情報ください。
ネットによると、鈴木図書館の近くらしいです。



2019年12月19日(木)
両替1本に100円かかるんですよ

先日、あるコンビニで買い物をした際、細かい小銭がなかったので、
お札で支払おうとしたら、ピッタリでなくてもいいので、
出来る限り小銭をお願いできますか?と言われ、
お客も少なかったので、何気なくその理由を訊いてみた。
返ってきた答えは、私の予想外だったので、メモをした。
「両替1本に100円かかるんですよ」
50枚を1本として、あのビニールでまとまっているコイン、
実は、手数料として「1本につき100円」かかるらしい。
それも、金種に関係ない、というので、ますます笑った。
「もしかしたら1円の両替って、50枚(50円分)が、
100円かかっているのですか?」と尋ねたら、答えはイエス。
コンビニで、お釣りがないってわけにはいかないので、
赤字を承知で、対応しているようだ。
あっ、だから、少しでも小銭をストックしたいんだな、と
冒頭の会話が理解できた。
知らなかった「両替」の世界だけど、
別れ際、店員が驚くことを教えてくれた。
「名古屋は1本500円かかるんですよ」(えっ。。節句)



2019年12月18日(水)
ねぇ、みんな向こうに川があるわよ

映画「あゝひめゆりの塔」(舛田利雄監督)から。
戦時中の沖縄が舞台の作品なので、あまり関心を示さなかったが、
実は、私の住む町の国天然記念物「柿田川」がロケ地の1つだったと知り、
どんな場面で使われたのか、興味があって鑑賞した。
もちろん、吉永小百合さん主演とあり、その関心度はより高まった。
戦時中の映画は、今までに何作も観てきたが、
今回、とてもショッキングなシーンを目にすることとなった。
それは「敵国の攻撃から逃げているにもかかわらず、
近くに落ちた爆弾、爆撃の衝撃、音にも反応せず、ただ黙々と歩く姿」
当初は爆弾一発ずつに恐怖を感じ、反応していたにもかかわらず、
後半には、日々の攻撃に慣れてしまったのか、ぴくりともしない。
人間の慣れって恐ろしいな、と悲しくなってしまった。
しかしお目当ての「柿田川」のシーン。
「なんでこんなに静かなんだ」というくらい敵の攻撃がなくなり、
「ねぇ、みんな向こうに川があるわよ」と「柿田川」に入り体の汚れを洗う。
「普通の女子学生に戻る風景」というか「人間として生き返るシーン」に
柿田川が活用され、撮影されたことは、とても光栄であるが、
最後、その清流が血に染まる光景に、胸が痛くなった。
柿田川に「ひめゆり」が咲いていたら、大切にしたいな。



2019年12月17日(火)
武器に勝手な意思などあってはならん。

書籍「十二国記(白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月)【4巻】」
(小野不由美著・新潮文庫刊・447頁)から。
作品の中に「兵卒」についての表現が出てくる。
戦法についての話だったかも知れない。
「兵卒はそれ自体が武器のようなもの。
武器に勝手な意思などあってはならん」
(これは解釈を間違えると、大きな問題になるのだが・・)
組織とは、1人の強力なリーダーの判断と指示から、
上から下まで、一糸乱れぬ意思疎通が図られることが理想。
しかし最近では、入社した一年目の社員すら意見が言える。
それはそれでいいことなのかも知れないが、
身分、立場をわきまえない行動や発言(不平不満の愚痴)が、
知らぬ間にシェアされ、瞬く間に拡散されることもある。
そんなことは、今の社会では日常茶飯事に起きている気がする。
「一兵卒の身勝手な行動が組織の結束を弱める」ことを意識し、
兵卒の立場になったら「兵卒はそれ自体が武器のようなもの。
武器に勝手な意思などあってはならん」を肝に銘じておこう。