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| 2020年01月18日(土) ■ |
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| 芸術って癒しの力を持っている |
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先日、ちょっと弱気な発言をしてしまって、申し訳ない。(汗) しかし、その関係でか、普段ゆっくり話さない人からも、 心配のメールが届き、思いがけなく会うことができたりして、 私なりには、徐々に体調を戻しつつある。 「○○グループではしもさんの話で持ちきりでした」と言われたり、 わざわざ職場まで顔を見にきてくれたり・・と、 本当にありがたいことだな、と心から感謝したい。 さらに今日から、清水町地域交流センターで、 世界的な版画家の一人である牧野宗則さんの木版画展が開催され、 オープニングセレモニーに参加しながら、その作品を眺めたら、 なぜか心が落ち着いていくのがわかった。 午後には「第348回泉のまち音楽会」が開催され、 「クラリネットとピアノが彩るニューイヤーコンサート」と題して、 約1時間半、優しいクラリネットとピアノの音色に包まれたら、 帰る頃にはすっかり心が晴れていたのが実感できた。 絵画や音楽に代表される「芸術」って、やはり人間にとって、 なくてはならないものなんだ、と再認識したことを報告したい。 だから「芸術って癒しの力を持っている」を残そうと思う。 ラストは、美味しい料理と気のおけない仲間たちとの楽しい会話。 もしかしたら脳がデトックスされて、以前より元気になったかも。
P.S. みんな、ありがとね。
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| 2020年01月17日(金) ■ |
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| このまちに帰ってきたいと思えたら、なんかそれって幸せだよね |
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映画「対岸の彼女」(平山秀幸監督)から。 書籍「対岸の彼女」(角田光代著・132回直木賞受賞作)を読んでから、 何年の月日が流れただろうか。 映画化されたことを知らず、先日、VODで見つけて、早速鑑賞した。 作品冒頭「うちの子供、友達ができないの」と悩む主婦に、 「なんで一人じゃいけないって思うんだろ?、 一人でいても怖くないってみえる、何かを見つければいいんじゃない?」と 独身女性が答えるシーン、なるほど・・と思った。 しかし、私が選んだシーンは、何度か登場する川の景色。 初めてみた女子高生は「すご〜い」と驚き、 秘密のその場所を紹介した女子高生は、 「この時間だけ、こんなにきれいな色になるんだよ」と自慢げに話す。 普段の生活の繰り返しでは、絶対にみることが。ない光景に、 「知らなかった・・」と、やや感謝の気持ちが含まている気がした。 さらに、物語はある事件の後、彼女たちは、またここを訪れる。 「ねぇ、川が空みたいだと思わない? 足元に空が流れて自分がどこにいるのか分からなくなるような感じ」 心が揺れている女子高生の様子が窺えた。 そして、ラストシーンでもう一度、この場所がクローズアップ。 この風景を眺めながら、自分たちの住んでいるまちについて語る。 「旅行とかしたら、この退屈なまちも懐かしく思えたりするのかな。 もしそうだったら、ちょっといいね。 このまちに帰ってきたいと思えたら、なんかそれって幸せだよね」 原風景があるって、こういうことなんだろうなぁ、きっと。
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| 2020年01月16日(木) ■ |
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| ボランティアでお願いします |
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阪神淡路大震災の頃から「災害ボランティア」が注目され、 災害が起きるたびに、ボランティアが活躍しているが、 最近、観光の仕事をしていても、同じ単語に出会うことが多い。 「ボランティアでお願いします」 読者の皆さんは、どう感じるだろうか? 「無報酬でお願いします」と認識していないだろうか。 しかし、観光の研修などで耳にする「ボランティア」は、 「有償であるべき」と主張している人たちが多い。 外国では「ボランティア」といえば「有償」が常識であり、 「無償ボランティア」という言葉自体、理解に苦しむという。 今後、こうした認識の違いで、実際の現場でのトラブルが増える。 特に、外国人に「ボランティア」をお願いした時には、 依頼する側と依頼された側の言葉の解釈により、 お互いが自分に都合のいいように理解するので注意が必要だ。 そもそも「ボランティア」って言葉は、 自ら進んで、自ら選んで・・という意味があるのだから、 「ボランティア」を依頼すること自体、おかしなことかもなぁ。
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| 2020年01月15日(水) ■ |
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| 「話した」ことは「忘れられる」と覚悟する |
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ある研修で「伝えるということ」について学んだ。 「体験・発見」の大切さを伝えるために、こんなことを目にする。 聞いたことは「忘れる」。見たことは「思い出す」。 やったことは「わかる」。発見したことは「できる」。 しかし、逆の立場(伝える側)から考えると、 話したことは「忘れられる」。見せたことは「思い出してもらえる」 やらせたことは「わかってもらえる」 発見してもらったことは「その人の身につく」と覚えたい。 だから講師の人は「話した」ことは「忘れられる」と覚悟する、 その感覚を忘れると、いくら面白い話をして、 その場ではウケたとしても、大概は「忘れられる」ということ。 インパクトのあるものを見せたり、 ワークショップなどを企画して、やってもらう。 さらには、他人に教えてもらったのではなく、 自分が見つけたものなら、一生忘れないことになる。 自分の活動に落とし込んでみると、 柿田川の素晴らしさを伝えるには「話す」だけではダメ、 写真を見せたり、体験させたり、自分で見つけさせないと・・ なるほど、ちょっと嬉しいヒントだったな。
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| 2020年01月14日(火) ■ |
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| 最近考えが変わりました。 |
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映画「蝶の眠り」(チョン・ジェウン監督)から。 作品の冒頭「小説家の心変わり」を表現する場面がある。 中山美穂さんが演ずる「女流小説家、松村涼子」さんが、 自身が遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知り、 今まで、小説を書くことで自分自身を隠していたことを認め、 大学生たちの前で、こう講義する。 「最近考えが変わりました。 小説よりも大切なのは自分自身だということです。 皆さんに自分自身を見せたいのです。 これからは小説の後ろに隠れません」と。 ありのままの自分を表現するから、これからの私を見て・・ とばかり、大学講師を始めたり、新作に取り掛かるのだが、 残り少ない人生だからこそ、自分の気持ちに正直に、と思う。 歳を重ねてきた私には、とってもよくわかる気持ちの変化だったし、 それを、みんなに「最近考えが変わりました。」と公言する勇気、 羨ましいな、とメモをした。 簡単そうで難しいのが、不平不満のない今の生活からの脱却。 今までコツコツ築き上げてきた自分との葛藤もある。 邪魔しているのは、中途半端なプライドだということも分かっている。 あとは彼女のように、言い切ってしまうことなのかもなぁ。
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| 2020年01月13日(月) ■ |
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| こうして普通の人間が壊れていくんだなぁ |
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昨年11月頃から、クレイマー対応に追われ、 警察を呼ぶような騒ぎが何度も繰り返されて、 冷静にしているつもりが、何度も大きな声を出してしまった。 こんなことのために、公務員の再任用を受けずに、 定年退職の道を選んだのではないのに・・と思うが、 周りの人たちは、楽しそうでいいねぇ、と言うばかりで、 誰一人、心が折れそうになる誹謗中傷には、無関心。 クレイマーに対して「いい加減にしろ!」という人もおらず、 「あんたも大変だねぇ」と言うのが関の山だ。 だからって、今更、それを問題にするつもりはない。 原因は、適切に対処できなかった自分の責任だから。 ただ「言葉は力だ」と言いづけてきた私が、 「言葉の暴力」に対して、なす術がないことが情けない。 まだ、ギリギリのところで、心は持ち堪えているが、 マイナスの言葉を受け続けると、体が受け付けなくなる。 たぶん、最近、人と話すことが億劫になっているし、 「映画」や「読書」する時間が楽しいと感じてきているので、 ちょっと呟いてみたくなっただけ。 こうして普通の人間が壊れていくんだなぁ。 この「気になる一言」も、そろそろ・・・・。
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| 2020年01月12日(日) ■ |
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| エンパシーとは、誰かの靴を履いてみること |
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時々耳にする「シンパシー」と「エンパシー」。 その違いは、インターネットなどで調べれば、 多くの方が事細かに書いている。 「エンパシー」は「シンパシー」と同様に「共感」「共鳴」 「人の気持ちを理解する」という意味があり、 明らかに異なる点は、相手を気の毒に思う「同情」というニュアンスが 「エンパシー」にはあまり含まれていないこと。 「エンパシー」には「感情移入」という意味もあり「哲学」や「心理学」、 また自己の感情を表現する「美術学」の世界で用いられる言葉。 たとえば「共感が芽生える」「共感が湧く」という ポジティブな状況においての熟語表現では「シンパシー」ではなく、 むしろ「エンパシー」の方が適切でしょう」とあったが、 実は、なかなかイメージできなかった。 そんな時、ラジオから流れてきた、読者投稿の定義、 「エンパシーとは、誰かの靴を履いてみること」が腑に落ちたので 慌ててメモをした。(笑) この例えが正しいとは言えないかもしれないが、 誰の説明よりも分かりやすかった。 様子、雰囲気がイメージできるってことが、いいよなぁ。
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