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しもさんの「気になる一言」
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2019年07月13日(土)
映像見ながら「懐かしのシネマオーケストラ」

私の好奇心をくすぐるイベントが重なった、
小雨がパラつく土曜日の午後、足を運んだのは、
沼津文化センターで演奏された「懐かしのシネマオーケストラ」。
「N響団友オーケストラ」の演奏で、懐かしい映画映像と、
そのテーマ曲の組み合わせが、生演奏で耳に心地よく響いた。
プログラムも「映画全盛期編」の
「風と共に去りぬ」(タラのテーマ)から始まり、
「ギター編」の「第三の男」「禁じられた遊び」
「SF・パニック映画編」の「ジョーズ」や「スター・ウォーズ」
最後は「オードリー・ヘプバーン編」の
「ティファニーで朝食を」(ムーン・リバー)や
「ローマの休日」(メインテーマ)など、全21曲。
あっという間の1時間半、何度でも聴きたい、
そんな映画音楽の魅力に触れることができた。
古くて観ていない作品や、若い頃で記憶が定かでない作品も。
これを機会に、メモを片手に、もう一度観てみようと思う。
音楽を聴くだけで、映画のワンシーンが思い出せるなんて、
なんて素敵なことなんだろう。
いつか、映画に関する企画、やってみたいなぁ。



2019年07月12日(金)
紫陽花・味菜・味彩

6月下旬、紫陽花(アジサイ)を、まちづくりに活用できないか、
そう思いながら、街中を歩いていたら、
いろいろな「あじさい」の文字が目につき始め「味菜・味彩」
・・当て字とはいえ、これ、いいな、とメモをした。
特に「味彩」は、柿田川の水で作った出来立ての豆富の上に、
紫陽花の額が一枚・・なんて、ちょっとオシャレだなぁ、と
1人でイメージを膨らませて楽しんでいた。
紫陽花は、土が酸性、アルカリ性によって、色も違い、
なおかつ種類も多く、手入れも簡単で育てやすいようだ。
(もちろん、定期的な手入れしないとダメだけど・・)
花言葉は「辛抱強い愛情」「一家団欒」「家族の結びつき」など、
これまた「まちづくり」にピッタリ、と言える。
花の色がよく変わることから「七変化」「八仙花」とも呼ばれ、
「浮気性」の代名詞にもなっているらしい。
「中和」とか「中性」などの意味もあるらしく、
「偏ったり、差別しない」意味で「男女共同参画」でも使えるなぁ。



2019年07月11日(木)
「満塁ホームラン2本」と解きます

最近、宴席に呼ばれることも激減し、最初の挨拶や、乾杯、
そして最後の締めなどを頼まれることも減ったよ、なんて話を
親友とお寿司をつまみながら話していたら、
先日、面白い締め挨拶を教わった、と自慢げに披露してくれた。
自分も、何かの宴席の締めで試してみたら、拍手喝采だったようだ。
「宴もたけなわプリンスホテル」は、もう古いらしい。(笑)
「それでは、この会を締めるにあたり、謎掛けを」と切り出し、
「●●の会とかけまして・・」と、もったいぶる。
そして「『満塁ホームラン2本』と解きます」と元気に発する。
そこで「そのココロは?」と誰かが声を掛けてくれれば申し分ない。
一呼吸、置いて「8点(発展)、間違いないでしょう」。
参加者には大喜びされたよ、と思い出しながら、嬉しそうだった。
酔っ払った後の長い話よりも、この「謎掛け」いいなぁ。
でも、最近サッカーファンが多くて、満塁ホームランで何点入るか
わからない人が多かったら、きっと滑るよなぁ。(笑)
まぁ、ものは試し、今度、使ってみようっと。(機会があれば・・)



2019年07月10日(水)
写真なしでも忘れるな

映画「セイフ ヘイヴン」(ラッセ・ハルストレム監督)から。
冒頭、あれ、作品、間違えちゃったかな?と呟きたくなる展開に、
ハラハラドキドキしていたら、期待どおりの流れへ。(笑)
全体的には、私好みの結末で終わって、ほっとしたところ。
今回選んだ「気になる一言」は、悩んだ挙げ句、
亡くなった母との想い出を大切にしたい、息子の台詞。
日本でも家族で遊びに行くと、みんなで記念に写真を撮るが、
そんなシーンに使われた親子の会話。
「なんで写真撮るの?」と訊ねる息子に対して、
「想い出を忘れないようにだ」と父親が答える。
そんな父親の考え方に不満を抱いたのか、
「写真なしでも忘れるな」と息子が言い返すシーン。
幼いけれど、母親の想い出がいっぱい残っている息子は、
父親が他の女性に心が動いていることに不安を感じて言い放った。
父と母は、愛し合って結婚し、ケンカをして別れたわけではない。
そんな簡単に、母親のことを忘れている(ようにみえた)父親に、
彼なりの反抗だったと思う。
私たちは、ついつい写真やビデオを撮り、想い出を残した気になるが、
実は、写真も撮らず、自分の目で視た楽しい瞬間を、
心の記憶に留める方が忘れないのかもしれないな、と感じた。
人間って、五感を使って記憶できるんだから。



2019年07月09日(火)
1キロ先が見えないと「霧」(キリ)、見えると「靄」(モヤ)

これから夏に向かう「柿田川」の景色は、
水温15度が低く、気温は30度を超えると、
その温度差で発生しやすい「川霧」が早朝に見られる。
冬にはその逆で、気温が冷たく、水温が暖かいので、
「毛嵐(けあらし)」と呼ばれる「川霧」が発生する。
そう覚えていたら、先日、テレビの天気予報解説で、
気象予報士の方が「霧と靄の違い」を、こう説明していた。
「1キロ先が見えないと「霧」(キリ)、見えると「靄」(モヤ)」
正確にいうと「霧」は大気中の水蒸気が、
微小な水滴となって浮遊して、視界が悪くなり、
水平方向で見える範囲が1km未満になっている状態のこと。
「靄」は大気中の水蒸気が微小な水滴になって浮遊し、
水平方向で見える範囲が1km以上10km未満に
なっている状態のこと。
あっ、そういう定義だと、私がいつも目にしていた景色は、
「川霧」ではなく「川靄」だったな、と反省した。
この「気になる一言」にも「川霧」という単語を数多く使っていたので、
今後は「朝靄」など「靄(モヤ)」という気象用語を使っていこう。
(猛反省(汗))



2019年07月08日(月)
あなたに対する中傷は世界へ出れば賞賛に変わるでしょう

NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」から。
今回の気になる一言は、アムステルダムオリンピックで、
女性初のメダリストになって凱旋帰国した「人見絹枝」さんが、
帰国後、国民に向けてラジオで胸の内を語ったメッセージ。
「『化物』『六尺さん』と笑われた私も、
世界に出ればなんら特別ではありませんでした。」と話し始め、
「私に走ることを勧めてくださった、増野シマ先生が、
手紙の中でこうおっしゃいました。」と続けた。
そして「あなたに対する中傷は世界へ出れば賞賛に変わるでしょう。
本当にその通りでした。だから皆さん勇気を出して走りましょう」。
日本の中では、目立った体格の彼女も、世界に出れば普通だし、
もしかしたら、それ以下かもしれないことを先生は認識し、
その体格で、この記録を出したということは、
世界の人々から見れば、とてもすごいこと、賞賛に値すること」と感じ、
彼女を励ましたに違いない。
そんな中傷は、どうせ、やっかみ、妬みの類だから、気にしちゃダメ、
そう言いたかったのかもしれない。
中傷した人に限って結果を出すと、ぐうの音も出ないこともしばしば。
それなら、黙って見てろって感じなのだが・・人間って難しいね。



2019年07月07日(日)
現役を続けたかったら、やっぱりケアが大切だよね

なんのテレビ番組だったろうか・・
画面に映し出されていた、GACKT(ガクト)さんの
セリフが耳に残っていて、慌ててメモをした。
「現役を続けたかったら、やっぱりケアが大切だよね」
どんな業界でも、現役を続けていこうと思ったら、
ある程度のレベルを下げないように、努力しろ!!
定年退職したから、再任用でもう現役では無いから、
そんな台詞は、自分を慰めるために用意した言い訳、
そう言われた気がした。
ついつい、今まで出来たことが出来なくなってきた時、
加齢や体力の衰えを理由にしたくなるが、
彼の言い方からすれば、仕事だけでなく、
男として、女として、現役を続けたかったら、
体を鍛えるとか、いつまでもオシャレするとか、
そういったケアは大切だよ、と言われたのかもしれない。
なんでも「現役」(社会参加)を意識するならば、
今までの功績に頼らず、これからも好奇心旺盛で、
地道な努力を続けていくことが大切だよ、と
私なりの解釈をしてみた。
それなりの地位を維持し続けるって大変なんだよなぁ。