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しもさんの「気になる一言」
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2019年05月25日(土)
「新生」「世代交代」が似合う1日

5月としては、記録的な暑さ「猛暑日」を記録した各地あり、
今までの既成概念を超えた「季節感」を感じた。
「新生・日本の歳時記」と言うべきだろうか。
(俳句の世界の「季語」も、見直さなくてはなぁ。(汗))
大相撲では、平幕の「朝乃山」(25歳)が優勝し、
三役経験のない力士が優勝したのは、なんと58年ぶり。
世代交代を意識させる若い世代の活躍、
これまた「新生・大相撲」と言えるかもしれない。
(なぜか「栃ノ心」の大関復活に、心が震えた私。)
そして、米国・トランプ大統領の来日。
訪日中に予定されている「天皇陛下との会見」は、
国民に「新生・皇室」の素晴らしさを伝える機会。
(特に「皇后陛下」通訳なしの会話が見られるかも・・)
とにかく、いろいろな場面で「世代交代」が進む。
大切なのは「古い世代」が「新しい世代」の活躍を
陰ながら支援すること。
メンバーの高齢化が進んで解散、とならないために、
組織として、業界として、上手く「世代交代」をしたい。
その結果は、すぐに出ないかもしれないけれど、
5年後、10年後に花開くことを、私は知っている。
「継続」も大事たけど「新陳代謝」しないとね。



2019年05月24日(金)
鳩の天敵は、ちっちゃな子供たち

公園管理で一番困るのは、鳥の餌付けをしてしまう人がいること。
本人は、可愛いから・・とか、寂しいから・・かもしれないが、
その後のことを考えていないから、始末が悪い。
お昼の時間帯、お弁当を広げようとする人の近くに、
大量の鳩が近づいてきて、餌をねだる。
食べ始めた人も、鬱陶しいのと、大量の鳩が集まり怖くなり、
食べてるお弁当の一部を遠くに投げて、鳩たちの気をそらそうとする。
その気持ち、わからなくもない。
だけど、鳩はますます集まり、始末に負えなくなるのが現実。
これは、負のスパイラルとも言えそうだ。
まず始めに、何気なく、集まってきた鳩にエサを与える人に対して、
なぜいけないか、それがどのようなことに発展するのか、
しっかりと教える必要がある。
面白いことに、この鳩の天敵は、ちっちゃな子供たち。
何もわからず、追いかけ回すので、見ていて面白い。
幼児たちは「どこへいくの?」「待ってぇ」と叫びながら、
この鳩たちを追っ払ってくれる。
餌付けされた鳩たちの天敵が、ちっちゃな子供たちって、
この関係がたまらなく楽しかったなぁ。



2019年05月23日(木)
不確かな手がかりで勝手に行動しないで

映画「search サーチ」(アニーシュ・チャガンティ監督)から。
作品を思い出すには、解説文の一行で充分であるくらい、
「物語がすべてパソコンの画面上を捉えた映像で進行していく」
インパクトの強い作品だった。
というよりも、自分の行動がリアルに映像化されているみたいで、
ちょっびり怖いものを感じた。
マックの起動画面で笑いながらも、えっ、こんなこともできるのか、と
試してみたくなるテクニックが満載で、サスペンススリラーのはずが、
「PC(Mac)の上級編」って感じで観終わってしまった気さえする。
さっそく試して観たのは「Google」の「画像検索」(笑)
(恥ずかしい話、こんなことができるなんて知らなかった・・)
さて、話を映画に戻すが、作品の中で頷きながらメモした台詞が、
最後の大どんでん返しによって、意味が変わってくるから面白い。
「誰かを疑ってもいい。でも動くのは警察よ。
不確かな手がかりで勝手に行動しないで」
「僕が間違ってた、どうすればいい」「何もしないで」
勝手に行動されると捜査が混乱するのかと思いきや・・(汗)
今までの映画のイメージを、良い意味で崩された作品であり、
監督の次の作品が楽しみになってきたなぁ。

P.S.
英語のスペル「haha」が、字幕では「 (笑)」と訳された時は、
思わず、メモしてしまいました、へぇ〜って感じで。



2019年05月22日(水)
日本三名泉

インターネットで見つけた「日本三名泉」。
柿田川大好きの私は、てっきり「泉=湧き間」と思い込み、
「日本三大清流」よりも「日本三名泉」の方が相応しいな、
当然、柿田川湧水群は入っているに違いない、と調べたら、
「有馬温泉(兵庫)・草津温泉(群馬)・下呂温泉(岐阜)」
「あれ「泉」って、温泉のこと?」と、1人で苦笑いした。
「日本三大温泉」なら間違わなかったのに、と思いながらも、
日本って、本当に「三大○○」が好きだよなぁ、と感じた。
この「気になる一言」にも、たぶん何度も書いたが、
人でも観光地でも「勲章は1つでいい」と考えているし、
その1つで情報発信できなければ、数多く勲章をもらっても、
きっとどれもが中途半端な勲章として、輝かない。
ちょっと辛口のコメントかもしれないが、
38年間、行政の最前線でまちづくりをしてきた私は、そう思う。
1つの勲章で脚光を浴び、その後、人気に陰りが見えてくると、
また違う「勲章」を求めようとする。
その繰り返しで、どんどん勲章は増えるけれど、
その肩書き、勲章が重たくて、身動きできなくなるのも常。
もっと身軽に、臨機応変に動ける方がいいのになぁ。



2019年05月21日(火)
「質疑応答」の時間が、一番楽しい

県教育委員会の依頼で「公民館新任職員研修会」の講師を頼まれた。
浜松、静岡、沼津の3会場で、講義(1時間)、ワークショップ(1時間半)。
私でよければ・・とお受けしたものの、より実践的な研修にしたい、と
昨年まで実施していた研修とは、大きくかけ離れた内容になったようだ。
1日目は、浜松市を中心にした「西部地域」。
公民館職員の心得(手帳活用術)、企画書( concept-map)の書き方、
アンケートから作る公民館チラシなど、今までの38年間の経験と
9年間の「生涯学習課」(社会教育課)で体験した「あっ!! わかった」を
伝えたかったのだが・・久しぶりの講師でちょっと緊張した。(汗)
事前の計画で一番迷ったのは、時間配分だったが、
聴講者が知りたいのは、実践的なノウハウもいいけれど、
一番訊きたいのは、私の経験談だってことを気付かせてもらった。
冒頭、聴講者の役割として「寝てもいいけど、イビキはかかない」
「講師を困らせるような質問はしない」と説明したからか、(笑)
最後の質疑応答の時間は、私にとって「楽しい」ものだった。
そして彼らにとって、普段聴くことがないリアルな回答が、
欲しかったのかもしれないな。
現役中は、あれほど嫌だった議会の「質疑」だったのに、
今は「質問」に答えるのが、楽しくて仕方がない。



2019年05月20日(月)
「よそ者」「馬鹿者」「若者」ではなく「本物」

なんの本だったろうか、もしかしたら新聞記事かも・・。
(情報源不明で申し訳ありませんが・・)
あっ、いいこと言うなぁ・・とメモをした。
「街を変えるのは『よそ者』『馬鹿者』『若者』とよく言われますが、
私は『本物』だと思っています。
最後までその事業をやり切れる人です。
今でも『よそ者だから違った発想ができるんだね』と
褒めていただきますが、よそ者のままでは地域との関係は築けません。
『覚悟を持ったよそ者』『責任あるよそ者』
『愛されるよそ者』と言って欲しいですね」と。
私の知り合いには、福岡県芦屋町に「地域おこし協力隊」として入り、
そこで一所懸命にまちづくりをし、その活躍が認められ、
その町の「町議会議員」にまでなった男性がいる。
彼は「よそ者」を「寄添者」(寄り添う者)と定義し、
どんな時も、住民に寄り添いながら、町おこしをしていた。
「人に町に心に 寄り添う者」が「よそもん」だと定義している。
彼は「余所者」(よそもの)ではなく、間違いなく「本物」だったなぁ。



2019年05月19日(日)
人は印刷された言葉を信じる

映画「告白小説、その結末」(ロマン・ポランスキー監督)から。
主人公の「エル」が実在したのか、妄想なのか?
彼女が、実在したのなら「デルフィーヌ」に接近した目的は?と、
一回観ただけでは、私の疑問は解決できなかった。(汗)
いつものように、ストーリーと外れるけれど、
気になるフレーズをメモして振り返ったら、
「人は印刷された言葉を信じる」と
「どんな作家も3面記事を題材に。なぜだと思う?
信頼できる情報だからよ」が浮かび上がった。
それだけ、印刷された書物や新聞記事の影響は大きく、
講演会で聴いたいい話やラジオ、テレビの放送とは違うことを
端的に表現していたと思う。
最近、映画の冒頭で見かける「事実に基づいた物語」のフレーズも、
この人間の心理を引きつけるには申し分ない。
たとえそれが「フィクション」であっても「ノンフィクション」だと
勘違いしてしまうほどの力を持っている。
だからこそ、誰もが気にも留めない新聞の三面記事であろうと、
実際に起きた事実だからこそ、作家は題材にしようとする。
そういうことなんだろうな、この作品で言いたかったことは。