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しもさんの「気になる一言」
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2019年03月30日(土)
「エイプリルフール」の日に発表しなくても・・

巷では、新元号発表の日が近づき、大きなイベントのごとく
カウンドダウンまで始まっている。
もちろん、いろいろな影響を考えてのことと思うが、
どうしても、4月1日が気にかかる。
そう、4月1日は「エイプリルフールの日」だから。
インターネット全盛の今日、愉快犯は必ず、嘘の元号を流す。
それをまた国民が真偽も確かめず、シャアし、あっという間に
嘘の「元号」が、国内、いや世界中を駆け巡る心配はないのか。
不思議なことに、それに関する注意喚起の記事は見当たらない。
私の取り越し苦労なら、それに越したことはないけど、
多くの国民が楽しみにしている「新元号」だからこそ、
厳かに、発表の時を待ちたい、と思うのだが。
予定では、11時半に菅氏が新元号を発表し、
安倍首相が正午ごろ、記者会見し、自ら談話を読み上げ、
新元号に込められた意義などを国民に説明するようだ。
私の心配が杞憂に終わることを願って、この一言を書いている。
私の心配性は、これからも続くんだろうなぁ。きっと。



2019年03月29日(金)
みんながいてくれたから、乗り切れました

地方公務員最後の1年は、激動の1年だった。
4月に着任した時は、あまり予算もなかったし、
予定されている事業を自分なりにイメージしたら、
簡単に乗り切れそうだな、と思った。(汗)
しかし予想に反して、予定も予算もないはずの、
町制施行55周年記念事業が、これでもか、と求められた。
無理難題(?)を押しつけられ、叱咤され、今振り返ると、
正直めげそうになったことも何度もあった。
それを救ってくれたのは、わが課のスタッフ。
4月当初、私は「今年は『楽しいけれど大変な課』ではなく
『大変だけと楽しい課』を目指す」と宣言した。
それをしっかりと記憶に留めていて、私が挫けそうになると、
「課長、大変だけど楽しいですよね」と励ましてくれる、
今年の私にとっては、頼りになるスタッフたちがいた。
今年度最後の、いや、公務員生活最後の「送別会」の挨拶は、
もう既に決まっていた。
「みんながいてくれたから、乗り切れました。ありがとう」
38年間、長いようで短かったなぁ。(涙)



2019年03月28日(木)
神様におしりを向けてすわらない

先日行った京都旅行2日目、伏見稲荷のてっぺんを目指して歩いた。
延々と続く登り坂に、体力には自信があった私でさえ、
正直、根をあげそうになったが、妻も娘とともに登りきった。
そこには、妙な達成感があり、頂上でお賽銭をあげた時、
「面白注意看板」が目に入り、思わずパチリ。(笑)
三段に書かれた英語、中国語、日本語は
「DO NOT SIT ON STEPS.」
「不要坐在台(こざとへんに「介」)上(止?)」
「神様におしりを向けてすわらない」
手書きなので、中国語がはっきりしなかったが・・。
誰が誰に宛てたメッセージかはわからないけれど、
この看板がなかったら、疲れたぁ・・と言いながら、
私でさえ、近くの石段に座っていたかもしれない、
この日本語のフレーズが、けっこうウケた。
英語や中国語は「石段に座るべからず」的な表現だけど、
日本語のような表現をすると、通じないのかな?
思わず、クスッとした注意看板、このセンス、いいなぁ。



2019年03月27日(水)
私だけの「柿田川事典」

大好きな「柿田川」を調べれば調べるほど、その魅力にハマり、
いろいろな角度から集めた「柿田川情報」が溢れてきた。
次にすることは、その情報をどう処理し、編集するか。
言い換えれば、料理の具は豊富に集まったけれど、
それをどう調理するかにより、その味は大きく違ってくる。
そこで考えたのは、私だけの「柿田川事典」
多くのジャンルにこだわりながらも、
教科書に掲載されているような情報だけでなく、
自分が足で集めた私ならではの情報をメインに、
非公式だけど、柿田川の面白い情報が満載、
そんな、事典があればいいな、と思ったから。
「辞典」は「言葉」を集めたもの。
「事典」は「事柄」を集めたもの。
「事物や事柄を表す言葉を集めて一定の順序に配列し、
解説を施した書物」を目指すのだから、
やっぱり「柿田川事典」だな、やっぱり。



2019年03月26日(火)
一歩前にお進みください、もう一歩前にお進みください

恒例となりつつある、男性トイレの小便器で見つけた標語?
「一歩前にお進みください、もう一歩前にお進みください」
「半歩前」か「一歩前」か、この議論は別として、
最近、公衆トイレで見かける言葉は、この注意喚起が多い。
好奇心旺盛の私は、ついつい「なぜ?」と考えてしまう。
出た結論は「高齢者が増えたから」
なんでもかんでも、この理由で片付けてしまう気はないが、
自分が高齢者の仲間入りをして、初めてわかることがある。
それが、この小便器利用者へのメッセージ。
本人は、しっかり近づいて放尿しているつもり。(汗)
それが、外れてしまうことも、ままある。それが高齢者。
また、自分では、最後まで出し切ったつもりでも、
実はまだ・・というケースも、よくある。
だから、本人の知らない間に、便器の外に尿が洩れている、
そんなことを理解しないで、ただ闇雲に「もう一歩前へ」と
書かれてもなぁ・・が、高齢者男性の本音であろう。
小便をするときくらい、自由にさせてよ・・と言いたい。(笑)



2019年03月25日(月)
「妻の誕生日を家族全員で祝える幸せ」ってこういうことか

定年退職を1週間後に控えた朝は、とても寒かったが、
なぜか、東日本大震災の後の東北地方を襲った寒波を思い出した。
メルトダウンした「福島第一原発」が、雪に覆われ、
静かに冷やされていた光景が目に浮かぶほど、寒かった。
そんな今日、妻が60歳の誕生日を迎えたので、家族4人、
お気に入りのイタリアンレストランで、お祝いをしたのだが、
定年退職が間近なためか、例年とは少し違う想いが蘇った。
出会ってから42年。結婚してから36年の月日が流れ、
その間には、幾つもの出来事があり、今日の日を迎えている。
お互い大きな病気もしたし、入院するような手術もした。
もちろん大喧嘩もしたし、仲良く手を繋いで歩いたこともある。
あの時のあのことがあったから、今日の日を迎えられている、
そう思えるようになったのは、つい最近のことかもしれない。
夫婦のことだから、あまり多くを語らないけれど、
母と娘と私に囲まれながら、還暦を意識してか、
赤のカーディガンを身に付け、いつもよりちょっと酔っ払った妻を
見ていて、感じたことがある。
「妻の誕生日を家族全員で祝える幸せ」ってこういうことか。
さて、来年はどんな気持ちでこの日を迎えているのやら。
それはそれで楽しみである。



2019年03月24日(日)
今年の大河ドラマのタイトルは「韋駄天」(いだてん)?

毎年、ほぼ毎回欠かさず観ていた、NHK大河ドラマであるが、
今年は、私の中で、なぜか盛り上がらない。理由は2つ。
ドラマとわかっていても、なぜかウケを狙いすぎている。
今回の試合当日の行動で、体の弱い監督をオンブして会場まで
道に迷いながら辿り着くシーンなどは、必要ないのでは?
事実に基づいているの?と、冷めてしまっている私がいた。
若い層にも見て欲しいから・・という気持ちはわからなくもないが、
もう少し、落ち着いて見たいと、というのが今までの気持ち。
さらに先日、京都旅行で訪れた「御寺・泉涌寺」で、
「舎利殿・韋駄天立像」、「仏殿・大涅槃図」(日本国内最大)、
「舎利殿裏堂・韋駄天図」を目の前で拝見したからか、
「日本初のオリンピック選手の金栗四三選手」と、
「韋駄天」のイメージが重ならないからかもしれない。
その「金栗四三選手」イコール「足の速い人」なのだろうか。

P.S.
ちなみに「泉涌寺」の観光ガイドさん?に聴いた説明では、
「お釈迦様がお亡くなりになられた日、
捷疾鬼(しょうしつき:足の速い鬼)が、お釈迦様の御遺体から
「仏舎利(ぶっしゃり:釈迦の遺骨・歯)」を盗み出しました。
慌てた弟子たちが、この神・韋駄天に仏舎利を取り返してほしいと頼み、
韋駄天は一瞬で100万キロを駆け抜け鬼を捕まえ、
大切なお釈迦様の歯を取り返した」という。
その、お釈迦さんの歯の一部が、泉涌寺には大切に祭られていた。