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| 2019年03月16日(土) ■ |
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| 外来種がいるから心が1つにまとまるんだよ |
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毎年恒例の町内各種団体による、柿田川公園清掃活動。 目的は「外来種(主にトキワツミクサ)の駆除作業。 100人以上の人が集まり、2時間、黙々と外来種を抜いた。 倒木を運び出したり、竹を切ったり、ゴミを拾ったり、 自分の体力、技術にあったボランティア活動、とも言える。 ちょうど隣り合わせで作業していた若者たちが、 「毎年、こんなに大勢で作業しても、絶滅しないんですか?」 と不思議そうに訊くので、外来者の繁殖力の強さを説明し、 そのあとに、私が想像する、真の目的を話してみた。 「実は、外来種駆除が目的ではなくて、本来の目的は 町民みんなが、自らすすんで柿田川を守ることなんだよね。 外来種駆除は、その手段の1つであって、変な言い方だけど 外来種がいるから心が1つにまとまるんだよ」と。 彼らに説明しながら、う〜ん、我ながらいいこと言うな、と 久しぶりに、自分のセリフをメモにした。(汗) 世界の国々の外交でも、これから賑やかになる選挙戦でも、 共通の敵を作ることで、関係者の心が1つになることは、 誰もが承知の事実であるし、まさしく戦略の1つ。 日本は隣国と違って、それが出来ないけれど、 「柿田川」を「外来種」という敵から守る、という戦略は、 大いに活用すべきなんだと思う。 町民の心を1つにする、大切なイベントに育てたいな。
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| 2019年03月15日(金) ■ |
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| あんなことありましたね、こんなことありましたね |
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議会の閉会を待たず(汗)、(最終日は22日) 最近のアフターファイブは「送別会」に明け暮れている。 自宅のカレンダーは「夕なし」(夕飯なし)の書き込みばかり。 普段なら、いい加減にしなさいよ・・と怒られるのに、 今月ばかりは、家族も許してくれるから、ありがたい。 場所も人数も、そして、企画も全部違うけれど、 共通しているのは、送別者を囲み、 「あんなことありましたね、こんなことありましたね」と それぞれの思い出を語ってくれること。 いつもの「情報交換会」と称する、ただの飲み会ではなく、 そこには、参加者の「温かいメッセージ」が溢れていた。 人事異動に伴う「歓送迎会」とは、全く違う催しである気がする。 まだまだ続く「送別会」、体だけは壊さないようにして、 残り17日で、公務員生活38年間を振り返っていこうと思う。 こんなに多くの人に支えられていたんだ・・と感じられる、 「定年退職の送別会」・・いいもんだな。
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| 2019年03月14日(木) ■ |
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| ノー・ワイヤー ノー・CG ノー・スタント |
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映画「チョコレート・ファイター」 (プラッチャヤー・ピンゲーオ監督)から。 この言葉しか、見つからない。 耳についた台詞は、 新人女優ジージャーが繰り返す「ママのお金」。 これだけでは、観ない人には通じない。(笑) 本作のために4年間の修行を積み、スタントなしで 繰り広げるアクションという予告に、興味が湧いたが、 エンドロール直前に流れる「メイキング映像」で、 本当に、その凄さを知って、もう一度観たくなった。 最近、アクション映画といっても、 スタント・ワイヤー・CGが花盛りで、 ブルース・リーみたいな映画は、もう観れないのか、と 諦めていたところに、この作品。 「ノー・ワイヤー ノー・CG ノー・スタント」 ピストルを使って殺し合う銃撃戦は苦手だけど、 素手で戦うカンフー系は、大好きな私。 この気持ち、わかってくれるかなぁ。
PS. タイトルは、私的には 「マーブル・チョコレート・ファイター」だな(笑)
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| 2019年03月13日(水) ■ |
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| それを喜べるスキタさんってのは最高ですよね |
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映画「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」(相原裕美監督)から。 デビッド・ボウイと40年以上も親交を重ねて、 普通では撮れないような、自然な姿を写真に収めただけでなく、 多くのアーティストに影響を与えた写真家・鋤田正義さん。 アルバムジャケットを手がけてもらった人たちから、同じカメラマンまで、 本当に多くの方が、この「スキタ」という人物像・人柄を語っている。 私のメモは当然のように増えたが、その中で1つ選ぶとしたら、 コピーライター・糸井重里さんのコメント。 「柔らかさの見本なので、みんながこう、親戚のおじちゃんに お年玉をもらいたい感じで、スキタさんのことを語ってる、と言うのは、 怒る人だったら怒ると思うんですけど、 それを喜べるスキタさんってのは最高ですよね」 だからこそ、みんなが自然と集まってくる、そんな意味なのだろう。 みんなのわがままも、すべてひっくるめて許してくれるような存在、 それが親や兄弟、祖父・祖母という近さではなく、 「親戚のおじちゃん」という距離感に、妙に納得してしまった。 そして「お年玉欲しさに近づいてくる親戚の子どもたち」を、 嫌な顔ひとつせず、よく来た、よく来た・・と迎えてくれる、 そんな存在なのだろうな、「鋤田正義」という写真家は。 相手の心を自然に開いてしまう人・・・いい写真が撮れるはずだ。
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| 2019年03月12日(火) ■ |
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| 知らなかったなんて、信じられない |
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3月議会の民生文教委員会も無事(?)(汗)・・・終わり、 やっとこれで、ひと段落したな、と感じながら、 最近、議会対応であまり会話ができていない課員らを見回したら、 顔をマスクで隠している姿が目立ったので「花粉症対策」と理解した。 しかしその後、私にとって衝撃の発見が・・(笑)。 鼻水が流れるように出る、鼻が痛くなる、眼が痒くなる・・等、 花粉症の症状は知識として理解しているけれど、 我が家には「花粉症」を患っている人がいないので、 その対策方法は、実は未知の世界に等しい。 だから「この箱は手放せません」と渡されたティッシュペーパーは、 もうすぐ61歳になるというのに、今まで感じたことのなかった肌触り。 「えっ・・渇いているのに、このしっとり感はなに?」と驚いたら、 逆に、我が課のスタッフの多くに、驚かれた。 「知らなかったなんて、信じられない」 「もう何年も前から使われているし、知らないなんて嘘でしょ?」と 議会より厳しいご指摘を受けた。 「本当に初めて知ったよ、シルクみたいな肌触りだね」と返したら またまた「本当に知らなかったんだ」と、さらに驚きの輪が広がった。 自宅に戻り「今日さ・・・」と話したら、妻は当然のように知っていて、 「鼻水が出るとき、私も、時々使っているよ」と追い打ちをかけられた。 そういう機会がないと、知らないことって多いんだな。 でも、この歳まで、花粉症にならなかっただけでも、幸せなんだと思う。 これを治す薬ができたら、ノーベル賞だな、きっと。
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| 2019年03月11日(月) ■ |
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| 私のケジメは「3.11」の日記を読み返すこと |
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なぜかこの日だけは、8年前から普通の日記が書けずにいる。 いや少なくとも、この日だけは、あの日を思い出す日にしたい。 あの日、あの時間、自分はどこに居て、どんなことを感じ、 どう対応したか、それを思い出すだけでもいいと思う。 揺れた瞬間、目眩がしたと錯覚し、ドキドキしたこと、 当時、東京で働いていた娘や家族の安否が気になったこと、 そして職場でテレビをつけた後、被災状況に驚き、 津波の近くを走っている自動車の運転手に 届くはずがない「速く、速く、逃げろ」と叫んでいたことなど、 忘れようにも忘れようがない光景が、脳裏に蘇る。 だから毎年であるが、私なりのケジメとして、 一人静かに「3.11」の日記を読み返すことにしている。 2011年03月11日は、金曜日だったことを思い出したし、 それから数日、雪が舞う大荒れの天気だったことも記されていた。 2011年は、私にとって激動の一年だったことを物語っていた。 あれから「もう8年」か「まだ8年」か。 私の感覚は「まだ8年」しか経っていない、だなぁ。
P.S.(8年間の3.11) 2011年03月11日(金) 当事者には、最新の情報がない 2012年03月11日(日) 落語の演題の1つに「黙祷」を追加 2013年03月11日(月) そっとしておく おもいやり 2014年03月11日(火) 海水に、下水やガソリンが混じって凄い臭いで・・ 2015年03月11日(水) あの災害を契機に・・・ 2016年03月11日(金) 復興の喜びをお召し上がりながら感じていただければ幸いです 2017年03月11日(土) 北朝鮮ミサイルが日本の原発に向けて発射されたら 2018年03月11日(日) 3.11は、一年を丁寧に生きてきたかを振り返る日 http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=40832&pg=20180311
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| 2019年03月10日(日) ■ |
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| イベント企画は、事前のイメージ作りが大切 |
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観光というと、どれたげ賑わいを創出できるか、 そのためには、手っ取り早い「特色あるイベント」が必要だ、 そんなことが話題になるけれど、ある本に、こんなことが書かれていた。 「イベントを企画する上で大切なのは、 どういう人が何人くらい来て、どういう動きをして、どういう思いをするのか? 人がどんなふうに集まって、どのくらい混み合うのか?をイメージする事」 そういう意味では、予想以上の人が集まり過ぎても、失敗。 イベントのターゲットを絞らず、ただ闇雲に人を集めることに奔走する。 だからイベントが終わった後に、残るものが少ない気がする。 関係者の一過性の「自己満足」(マスターベーション)に過ぎなく、 「来場者数」をイベントの評価指標から外さない限り、この現象は続く。 たとえ来場者が少なくても、ターゲットとした人たちが集まり、 コアな情報交換をしながら、そのイベント内容に満足して帰路につく。 それこそが、本当に意味の「賑わいづくり」だと感じているからこそ、 事前のイメージづくりをしっかり立てたい、と思う今日この頃。 そもそも、イベント来場者数って、主催者側の発表が多いから、 当てにならないな・・と、苦笑いしながら、経験者は語る。(汗)
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