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しもさんの「気になる一言」
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2018年11月03日(土)
あの人にもこの人にも・・お世話になりました

我が町の「町制施行55周年記念式典」が挙行された。
幹部職員(課長)は、会場入口で、来賓者、招待者、表彰者らに
最初のご挨拶をする役目をいただいたが、
目にする人たちの半分以上は、顔と名前が一致して、お辞儀した。
特に、各種団体の人たちと一緒になってまちづくりをしてきたからか、
懐かしさとともに、「叱咤激励」された当時が思い出された。
いや「叱咤・叱咤・叱咤・激励」くらい迷惑を掛けたかもしれない。
しかしこうして、定年退職を来春に控えてみると、
楽しい思い出しか思い浮かばないから、不思議なものである。
本当に「あの人にもこの人にも・・お世話になりました」という想いが
胸に強く残った。
遠くから私を見つけ、わざわざ近寄ってきてくれて
「久しぶりだな、元気にしてたか?」と声を掛けてくれる人がいたり
「近いうちに連絡するよ、また一杯やろう」と誘ってくれる人までいた。
38年間が走馬燈のようにフラッシュバックしてきて、
ちょっぴり涙腺が緩んだことを記しておきたい。
いつか、しっかりお礼をしなくちゃなぁ・・と感じた記念式典であった。



2018年11月02日(金)
しもさんの予定、争奪戦ですね

先日、職場に顔を出すのもあと100日、と書いた。
その一言を読んでくれた方からメールが届いたのたが、
思わず、そうきたか・・と笑えたので、メモをした。
それが「しもさんの予定、争奪戦ですね」
私はモノじゃないよ・・とブツブツ言いながらも、
なんとなく嬉しくなったから、気になる一言。
飲みにいけるのも、あと100回。
(いくらなんでも、そんなに行けないってばっ・・)
いろいろ相談できるのも、あと100回。
(それは、退職してからでも、どうぞ、どうぞ)
私の場合、スケジュールは先着順だから、
連休をとれないくらい予定が埋まっている。(笑)
そんな私を見ながら、妻が横で呟いた。
「手帳の予定が埋まるのが嬉しいんだよね」
「ごめん、平日100日は60年分のお付き合いを優先させて」
そう言い訳するしかなかった。(汗)



2018年11月01日(木)
ここは数分間、空いています

平日は、仕事場への通勤時間を活用し、
朝・夕に眺められる柿田川公園からの景色を撮影し、
休日の土・日・祝日は、公園以外の景色を撮ることが多い。
但し、撮影禁止の場所もあり、なかなか苦労しているのだが、
先日、夢中で写真を撮っている私を見つけ、
遠くから訪れた観光客と勘違いしてくれたのか、
普段、開いていない門が開いて、私に声を掛けてくれた。
「今から数分間、私は出かけますから、大きな声では言えませんが
この門は数分間だけ、開いています」
いかにも、独り言のように呟いたのが、印象に残っている。
それが何を意味するのか、野暮なことは気がず、
何事もなかったように出かけた彼に頭を下げたまま、
普段撮れない場所から、柿田川を撮影することができた。
こんなことは本当に滅多にないが、それだけに嬉しい出来事。
「見るからに怪しい人だったら声を掛けませんが、
柿田川を撮るだけでしょう」と言われ、ますます嬉しくなった。
やはり「続けていて良かった・・」と本気で思った瞬間である。



2018年10月31日(水)
ネットの世界の「昨日」「今日」(本日)「明日」

facebookに投稿されるタイムラインを眺めていると、
「昨日」「今日」(本日)「明日」・・という単語が、
やたらと目に飛び込んでくるのが気にかかる。
書いた本人は、紙に書いた日記の延長線上で、
この単語を書くのだろうが、ネットの世界では、
かえって、時間の感覚を狂わす単語になっている。
特に「SNS」で、投稿に「コメント」などが付くと、
書いた日にちに関係なく、トップに押し上げられる、
そんな経験をしたことはないだろうか。
そんな時に「昨日」「今日」(本日)「明日」という、
日にちを表現する単語により、混乱を招く。
特に「本日の夕方」とか「今日の夜のテレビ番組」など、
書いた人の基準で日にちを表すつもりが、
楽しみにしていたら、もうとっくに終わっていたとか、
「明日」と書かれた記事を頼りに、楽しみにして
イベント会場にいくと、やはり終わっていたこともある。
出来ることなら「昨日(10/30)」とか「本日(10/31)」、
こう表記してくれるとありがたい。
出来ることなら、曜日も欲しいくらいなんだよなぁ。



2018年10月30日(火)
定年退職まで「153日」・・実質「100日」

カウント・ダウン好きの私が、エクセルで計算した
定年退職(3月31日)までの日数は「153日」、
しかし、休日を差し引いた実質は「100日」。
さらに、有給休暇等を取った場合、もっと少なくなる。
そう考えると、ちょっぴり寂しくもあるが、
「課長」という肩書きを下ろせるまで・・と考えると、
カウント・ダウンは悪くないな。(笑)
議会対応も、残すところ、あと2回だし、
最近、特に「最後の・・」を口にすることが増えた。
それに乗じて、わが課のスタッフは、
「では、最後の思い出に、この仕事を・・」と、
懸案問題をサラッと相談してくるあたりが面白い。
この「100日」で何ができるかはわからないけれど、
悔いを残さないように、日々を過ごしていこうと思う。
毎朝の朝礼で「水五訓」を口にするのも、100日。
課員全員に送る「業務報告」も、100日。
何年も続けきたことが終わるって、こんなことなのかな。



2018年10月29日(月)
「海の匂いで分かるのか?」「体臭だよ」

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」
(ロブ・マーシャル監督)から。
前作を観ていないので、ストーリーが飲み込めないまま、
終わってしまった感じがする。
たとえ続編であっても、1話1話で物語になっていないと、
理解に苦しむシーンばかりで、コメントも書きにくい。
そんな中でも、いくつか書き残したのは、
「生命の泉」を探しに、航海を続けている最中、
「港を出て5日目かな」と呟くシーン。
仲間が「海の匂いで分かるのか?」と訊ねるのだが、
さらっと「体臭だよ」と切り返した時、へぇ〜と思った。
私は「星の位置」とか「月の満ち欠け」、あるいは「海の風」などを
想像したのだが、意外な答えにメモをした。
でも、これって経験しなくちゃわからない台詞だな、と思う。
大人の男が何人も乗り込み、当然、汗まみれで働くのだから、
日ごとに、その体臭は鼻につくに違いない。
このフレーズで「そうか、彼らは海賊なんだ」と気付かせてもらった。
「船長は、船と一緒に沈むべきだろう」
「何をしている?」「逃げ道を考えてる。戦う前の心得だ」
こんなメモも、海賊らしい会話として残っていたが、
う〜ん、やっぱり、よく分からないまま・・が感想だな。



2018年10月28日(日)
まさか「西郷どん」が観れるとは・・

我が課にとって最大のイベントと言っても過言ではない
「クリテリウム大会」(公道周回自転車レース)が、
風も無く、真っ白な富士山も応援してくれる晴天の中で、
大きな事故もなく、無事に終わることが出来た。
課長の仕事は「当日を晴れにすること」と言われるほど、
屋外のイベントは、天候に左右されることを、
イベント担当を何度も経験してきた私が、誰よりも知っている。
そう言う意味では、課長の役目を果たせたかなと思う。(笑)
さて、気になる一言は、そんな「晴れ男」の自慢話ではなく、
我が課のチームワークの良さを、記録として残したい。
コツコツこと続けてきた準備の事務量から推測して、
イベント終了から全ての片付け終了を約4時間後と予想した。
午後9時を目指して始めた片付けは、予想以上に速く進み、
約2時間後(午後7時)には、自宅に戻っていた。
そこで呟いた私の一言は、今週は諦めていた大河ドラマ、
「まさか『西郷どん』が観れるとは・・」だった。
大きなイベントは、確かに行政事務と違って大変だけど、
それを楽しそうに片付けてしまうスタッフのチームワークは、
見ているだけで、嬉しくなってしまったくらいである。
この一言で、何年経っても今日が思い出されるに違いない。
今宵は「350ml」の缶ビールで、ぐっすり眠れそうだ。