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| 2018年09月01日(土) ■ |
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| 歳なんて関係ないって開き直るの、恥ずかしくない? |
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映画「南瓜とマヨネーズ」(冨永昌敬監督)から。 「漫画家・魚喃キリコの代表作を実写映画化」とあったが、 読んだことがないので、逆に、この展開を漫画にすると どんな作品になるんだろか、と興味をもった。(汗) ミュージシャンを目指す「せいいち」と、 以前バンドを組んでいたメンバーの会話は、印象的だった。 「せいいちさん、幾つ?」「27。歳なんて関係ねぇだろ」 「関係ないよ、関係ないけど、歳なんて関係ないって開き直るの、 恥ずかしくない?」 そう「歳なんて関係ない」と言うのは、その本人ではなく、 周りの評価であるってことに気付かされた。 夢を持ち続け、何かを始めるのに、歳は関係ない。 逆に、上手くいかない理由を年齢のせいにしたら、 それは恥ずかしいでしょ?と言うことだろう。 歳を重ねたことをプラスにする考え方、行動が、 成功に導くような気がするな。
P.S. (ラストシーンのオリジナル曲、メモしたのでご紹介) 道の向こうにネコがいる 見つめる先には川がある 川の向こうに山がある 山の中には何がある 迷子の迷子の迷子の誰かさん 迷子の迷子の迷子の誰かさん ギターがあるなら歌を歌おう ギターがなければ手をたたこう 道の向こうにネコがいる 3回まわってニャーと鳴く ニャー、ニャー、ニャー
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| 2018年08月31日(金) ■ |
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| 「源兵衛川」は「道」、「柿田川公園」は「施設」 |
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私たちが観光地として、必死にPRしている場所を、 外国人はどうみているのだろうか?、そんな事を考えていたら、 先日、静岡県東部の観光パンフレットを持参し、 ヨーロッパへ行ってきた女性が、そっと教えてくれた。 外国人に写真を見せ、その時の一言で、だいたい分かるらしい。 (ここから、ローカルネタですみません(汗)) 三島市の源兵衛川は、清流の水辺やその雰囲気を味わえる、 県東部では、屈指の観光地だと思っていたら、 外国人は「この道を歩いてみたい」と思うだけで、 どこかに続いている道、程度の認識で、 そこを目的には行かないということらしい。 柿田川公園の青い湧き間も、何度もマスコミに取り上げられ、 「人里の秘境」とまで表現した歌人がいるので、 これを楽しみに見に来る外国人もいるだろう、と思ったが、 水族館や美術館、博物館同様に「施設」という感覚のようだ。 逆に言うと「道を歩いて施設へ行くコース」が出来て、 初めて、外国人の目に止まると言うことなのだろう。 やはり、自分の地域自慢、市町村区域に拘らず、 各々の観光地を繋ぎ、ルートにする視点が必要であろう。 今は、坂本竜馬の気分かな。(汗)
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| 2018年08月30日(木) ■ |
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| 九月の議会が終わったらね |
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「気になる一言」というより、最近の私の常套句。(汗) どこかに誘われても「九月の議会が終わったらね」 何か頼まれても「九月の議会が終わったらね」 飲み会のお誘いでも「九月の議会が終わったらね」 もう口癖のように「九月の議会が終わったらね」を連発している。 実は、昨年までそんなことはなかったように思う。 確かに、公務員生活「最後の九月(決算)議会」ではあるけれど、 こんなに意識した議会は少ないような気がする。 もちろん、周りからも「今回は主役ですか?」と冷かされ、 議員からの質問必至状態なのに、なかなか頭に入らない。 「サンドバッグ」のように打たれ続けても、 命まで取られることはないよ、と自分に言い聞かせ、 最後の議会を乗り切ろうと思っている私がいる。 四月に異動してきたから、昨年度のことは知らない・・と 言えないところが、公務員の難しいところだけど、 そんな「九月の議会が終わったら」待っているのは、 断り続けている楽しいことばかり。(のはず・・) 私の予定、基本的には先着順ですから、 是非、早目の日程調整を。
P.S.「いつ空いてます?」は、ご遠慮ください。(笑))
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| 2018年08月29日(水) ■ |
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| 2人に乾杯、そして人生に |
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映画「ルージュの手紙」(マルタン・プロボ監督)から。 カトリーヌ・ドヌーブとカトリーヌ・フロ、初の共演作、 これだけでも、フランス映画ファンにとって楽しみである。 さて、30年ぶりに再会した、血の繋がらない母娘って設定が どうも馴染めずいたが、時間が経つにつれ、面白さが増した。 母親が娘の現在の職業を当てようとするシーン、 「あなたの仕事は? 言わないで、当てるわ、 ソーシャルワーカー、クソまじめな図書館司書」 「助産婦よ」・・フランスでもどこの国でも、 図書館司書ってクソ真面目なんだと、笑いながらメモをした。 その助産婦らしい台詞も、メモの対象だった。 「赤ちゃんは『無』から現れるの」 「体は勝手に呼吸するけど『心』は違うわ、 思い通りにコントロールできないからよ」 そんな、なるほど・・と思ったフレーズもあったけれど、 メモを振り返ったら、2度も登場した台詞が見つかった。 それが「2人に乾杯、そして人生に」 波瀾万丈な人生を送って来た母親役のカトリーヌ・ドヌーブが 口にしたから、気になる一言。 フランス映画らしい、と言えばそれまでだけど、 どんなに辛い時でも、楽しい時でも、悲しい時でも、 この台詞は、永遠に不滅・・と思ってしまう。 「2人に乾杯、そして人生に」・・私も、使ってみようかな。
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| 2018年08月28日(火) ■ |
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| 今の自分を未来の自分が見ている |
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あれ、久しぶりに情報源不明。すみません。(汗) ただ、スマホのメモ機能に、このフレーズが残っていた。 「過去と他人は変えられない」に呼応して、 「変えられるのは、未來と自分だけ」と言いたいところだが、 時々、へそ曲がりの私は、そんな事を言ったって・・と 反論したくなるし、最近、他人との関係ばかり意識し過ぎて 自分中心の考え方ができなくなっている私に気付いた。 たぶんそんな時に、見つけたフレーズだったのかもしれない。 「今の自分を未来の自分が見ている」 未来の自分は、今の自分の行動にかかっているから、 今を大切にして、悔いのない生活を送りましょう、 そんな道徳的な、堅っ苦しく、難しいことではなく、 単に、何年後かの自分がイメージできるのなら、 今から、そのような人になったつもりで動いてみようか、 そんな軽い表現が、妙に私の心にピッタリと残った。 伝えたいことは同じなのかも知れないが、 歳を重ねてくると、教訓めいたフレーズに嫌気がさしてくるから、 このフレーズが気に入ったのかもしれない。 暫くは、未来の自分からクレームがこないようにしないとな。
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| 2018年08月27日(月) ■ |
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| サンキメーカーって知ってる? |
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「サンキメーカーって知ってる?」って突然訊かれた。 (まぁ、突然と言っても、飲み会の席での話だけど・・) 「もしかしたら、頭に『キ』がつく日本のメーカー3つのこと?」 と訊き返したら「おっ、さすが。頭の回転、衰えてませんね」 と誉められたけれど、肝心のメーカーが続かない。 実は「キリンビール」「キッコーマン」・・ まではすぐに出たけれど、最後の一社が、どうしても出てこない。 出題した本人も覚えていなくて、その場のみんなで考えたけど、 なかなか、浮かんでこなくて、私が搾り出した「キューピー」が、 採用された。(汗) 帰宅後、ネットで調べてもわからないので、読者のどなたか、 わかる方がいましたら、是非、連絡いただきたい。 こう言うのって、正解がわからないと、 気になって気になって、仕方がないんだよなぁ、私の場合。
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| 2018年08月26日(日) ■ |
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| 俺たち『概念』を集めてるんですよ |
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映画「散歩する侵略者」(黒沢清監督)から。 言葉の定義や概念を言葉にするのが大好きな私には、 ちょっとヤバいくらいにはまってしまった。 もしかすると、ここ数年では一番メモが多い作品かも。 「俺たち『概念』を集めてるんですよ」でメモ、 「欲しいのは、その元にある概念の理解だからね、 理解そのものを頂くんだ」でメモ。 とにかく「○○って何?」の質問の嵐で、楽しかった。 「所有って何?」から始まり「ねぇ、刑事さん。自分って何?」 「あの、仕事って何ですか?」「罰って何ですか?」と、 矢継ぎ早に、定義、概念を見つけていくのだが、 イメージも千差万別で、言葉で説明もできないものがある。 それが「愛」ということだ。 牧師に「あなたなら、正確にイメージできるんですね」と訊ね、 「愛は、あなたの内側にあります」と答えられて戸惑うシーン。 愛に対する概念が多すぎて、誰も定義できない。 「愛」以外は、その概念を地球の侵略者に奪われてしまうが、 「愛」だけは、彼らにも奪うことができなかった。 それが、この映画のテーマかも知れないなぁ。
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