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しもさんの「気になる一言」
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2018年04月21日(土)
女の人は突然右折はできないのよ

酔っぱらっての会話だけど、妙に納得したので、
気になる一言に採り挙げてみた。
近くのカウンターに座っていた女性と、
自動車のナビゲーターについて話していたら、
「ナビの指示が、突然すぎると思わない?」と話し始め、
「もっとずっと前から、次は右です、と教えて欲しいよね」
そんなことを言うので「あまり遠くから、右ですと指示したら、
交差点なんか間違えてしまいませんかね」と答えたら、
「だって・・」と小言で呟いたかと思ったら、
「女の人は突然右折はできないのよ」と言い切った。
同席していた女性も「そうそう」と頷いていて笑うしかなかった。
さらに「どこどこの東側」とか「あの交差点の北側」という
男性では、意外と良く使う「東西南北」もわからないと言う。
だから、どの方向からきたのかもわからないのに、
「そこを右に曲がって」とか「真っすぐきて左」なんて
電話で案内ができちゃうんだろうなぁ。(笑)

P.S
これは、あくまで個人的な意見であり、
全ての女性に該当するわけではありませんので、ご勘弁を。



2018年04月20日(金)
僕たちが憎いから爆死しようが餓死しようが関係ないと?

映画「ヒトラーの忘れもの」
(マーチン・ピータ・サンフリト監督)から。
タイトルの意味は、冒頭にサラッと説明される。
「ドイツによる5年間の占領が終わった。
ナチスが西海岸に埋めた地雷は220万になる」
デンマークの海岸沿いに残された無数の地雷こそ、
「ヒトラーの忘れもの」なんだとよくわかる。
その地雷撤去を、敗戦国ドイツ軍の少年兵に強制していた、
その史実も驚いたが、もっと驚いたことは
作品の製作国が「デンマーク・ドイツ合作」だったこと。
第2次世界大戦直後、それほど憎みあっていた両国が、
どちらかの国を美化するのではなく、しっかりと現実を見つめ、
自分の母国がしたことへの反省と、責任を感じて作った、
そんな気がしてならない。
心に刺さる台詞の中から、いつ地雷に吹き飛ばされるか分からない、
食べ物も満足に与えられず、腐ったものを食べて嘔吐下痢を繰り返す、
そんな極限状態で、ドイツ少年兵が、デンマークの人たちに叫んだ、
言葉を選ぶことにした。
「僕たちが憎いから爆死しようが餓死しようが関係ないと?」
人間って、どこまで冷酷になれるんだ・・と怒りが込みあげたが、
それを救ってくれたのが、ホッとして涙腺が緩んだラストシーン。
ハッピーエンドとは言えないけれど、それでも温かい気持ちになった。
日本もこういった映画を作るべきかもなぁ。



2018年04月19日(木)
AMASABO (甘さ房)

街中をぶらぶら歩いていると、ついお店の看板に目がいき、
このお店、何屋さんだろう?と考えながら、
ひとりでニヤニヤしながら歩くことがある。(危ない人?)
先日も「甘味処」と書かれた看板の前で、
もし私が付けるとした「甘味処」のお店の名前は、
どんなネーミングがいいかな?なんて、言葉遊びをしてみた。
考えに考えたすえ、浮かんだのが「AMASABO (甘さ房)」
「おじさま」と呼ばれるような、中年男性が経営する「甘味処」。
「おじさん」ではなく「おじさま」
(映画の小津作品では、原節子さんがよく口にする台詞「おじさま」)
単純に「おばさま(OBASAMA)」を逆に綴ったら、
「AMASABO」になっただけのことだが、響きがいい。
「おじさん」「おばさん」ではなく、
「おじさま」「おばさま」というところが高級感を出している。
たまには、こんな言葉遊びは、いかがだろうか?
ついついお店の看板に、目がいってしまう私だから、
いっそのこと、退職したら開いちゃおうかなぁ、喫茶店。(笑)
名前は、まだない。



2018年04月18日(水)
おじさまランチ

先日知人と訪れた居酒屋で、変わったメニューをみつけた。
「おじさまランチ」
初めて連れていったいただいたお店では、
どうしても、メモ魔の習性か、メニューが気になる。
どこにでもあるようなメニューだと気にならないが、
今回は、インパクトがあった。
当然のように、お店の人に尋ねることになる。
「これって、どんな料理ですか?」
「お子様ランチって、いろいろなものが少しずつ、
お皿の上に、載っているじゃないですか、
それを真似て、おじさんの好きな揚げ物とか、
酒の肴になるようなものを少しずつ盛ってあるんですよ」
その時は、もう飲み過ぎ食べ過ぎでお腹は一杯だったけど、
やはり私の好奇心が勝り、ラストオーダーで
「おじさまランチ」を注文した。
「なるほど・・こりゃいいわ、今度は一番最初に頼みます」と
言いながら、店をあとにした。
やはり、注目に値する変わったメニューには、
そのお店の人のアイデアが詰まっているなぁ。
「柿田川ラーメン」とか「柿田川チャーハン」とかあったら、
「ミシマバイカモ」みたいな鳴門とか、入っているのかな?(汗)



2018年04月17日(火)
その人の人生を変えてしまうが・・

映画「パッセンジャー」(モルテン・ティルドゥム監督)から。
「passenger」とは、豪華宇宙船に乗った乗客を意味する。
その乗客は120年間冬眠するのだが、
そのうち2人だけが装置の故障で、90年早く目が覚めてしまう。
正確には、男性の1人が装置の故障で目覚め、その後、
孤独に耐え切れず、ある女性を起こしてしまう。
そんな場面設定が新鮮で、メモをした。
例えとして、こんな台詞があった。
「君は孤島にいる、島で一緒に暮らす人を1人だけ選べる。
その人の人生を変えてしまうが・・」
自分の我儘(孤独感)から、一人の女性を人生を変えてしまうことになる、
機械操作の瞬間に見せた、心の葛藤が印象に残った。
「他人の人生を、自分の判断で変えてしまった瞬間」である。
その決断は後戻りが出来ず、言い訳も出来ず、120年後を夢見て
この豪華宇宙船を選んだ人間の人生を奪うこととなるのだから。
さて、この物語の結末を「ハッピィエンド」と呼んでいいものか、
ちょっぴり悩んでいる私がいる。



2018年04月16日(月)
死んじゃ困るから、買わない。(笑)

道端で店を拡げていた、愛媛オレンジ。
手書きの看板には「7個300円」と書かれているが、
字が汚くて「7,300円」と読めて、笑ってしまった。
さらに商品の下には「愛媛オレンジ 死ぬほど甘い」の文字。
それを見た観光客のおばさんたちが呟いた。
「甘そうで食べてみたい」と、買うのかな、と思っていたら、
「死んじゃ困るから、買わない」と、大笑い。
これには、露天商のおじさんも参ったのか、
笑うしかなかったようだ。
しかし、用事を済ませて、また同じ場所を通ったら、
「死ぬほど甘い」のキャッチコピーが、黒マジックで消してある。
今度は、一部始終を知っている私が笑う番であった。
この会話のキャッチボールが楽しいんだよな。
「高い〜、もう少し安くならない?」よりも、
面白い会話だったな、とメモをしてみた、それにしても笑えた。



2018年04月15日(日)
選挙は、周りの景色をみないといけない

今年から来年春の統一地方選挙にかけて、
首長や議員の選挙が相次ぐのだが、
立候補する人達は、どんな熱い想いを胸に抱き、
どんなタイミングで立候補を表明するのか、気になっていた。
そんな時、今までに数多くの選挙応援に関わってきた人が、
こんなことを言った。
「選挙の出馬表明は、早ければいいってものではない、
それも、個人の力だけでは絶対に勝てないから、
自分を応援してくれる人がどれくらいいるのか、
既に表明している人にはどうか?、など情報を集めないと、
熱い想いだけで、表明するのは周りが見えていない」と言い、
最後に、こう纏めた。
「選挙は、周りの景色をみないといけない」
言い換えれば、どっしりと構え、周りの景色を眺められる
そんな大局観のある人でないと、首長や議員で大成しない。
そんなことを教えられた気がする。
だからこそ、選ぶ私たちの意識改革も必要なんだよなぁ。