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しもさんの「気になる一言」
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2018年04月07日(土)
今、跳ねているのは、ウグイかアユ

柿田川公園の八つ橋から川を眺めると、
天気によっては、水面がキラキラ光るシーンを目にする。
遠くからでも、魚が跳ねているのがわかるけど、
なんという魚なのか知りたくなるのは、好奇心旺盛の性。
そこで、自然保護団体の方に尋ねたら、
「今、跳ねているのは、ウグイかアユ」と答えが返ってきた。
「他にもいるんですか?」の質問には、
「カワムツとか・・」と他の魚の名前もさらっと出てきた。
これも、この時期しか観ることができない、
柿田川の歳時記のひとつだと思う。
写真では、画面に、点々と白い斑点が写るだけだから、
インスタ映えしないけれど、観る価値は必ずある。
こういったデータを積み重ねることこそ、
この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色として、
注目を浴びるに違いない。
「今たけ・ここだけ・あなただけ」をお届けする、
情報発信の基本だなぁ。



2018年04月06日(金)
課長、これ読んだ?

最近、私の周りで面白い現象が起きている。
それは、事件や事故でもないけれど、
職場の後輩達が「課長、これ読んだ?」と言いながら、
自分が読んでみて面白かった書籍を貸してくれること。
私も以前から、自分が読んで役にたったな、と思う書籍は、
アマゾンで何冊も購入して、一気にばら撒いていた。(汗)
そのお返しというわけでもないだろうが、私の職場の机の上に、
明らかに私が購入した本ではないジャンルの本が所狭しと並んでいる。
時には、映画好きの情報が流れているのか、映画のDVDまでも・・。
今まで実現したいな、と朧げながら考えていたことが、
なぜか最後の1年になってから、少しずつ実現している気がする。
自分が読んだ本を、他人に勧めることって、ちょっと照れるけれど、
それでも、私はこの本のおかげで、生き方が変わった、
そんな大袈裟ではないけれど、物の見方が変わったよ、など、
あなたの役には立たないかもしれないけれど、
実際、この本に助けられた、そんな想いを込めて、紹介している。
年を重ねると、こういうことでも嬉しいなぁ。



2018年04月05日(木)
360=240+120

4月5日(木)、新しい年度が始まり5日が過ぎた。
言いかえれば、私の定年退職まで、あと360日。
さらに、土日・祝日・年末年始などを数えたら120日。
ということは、あと240日、職場に足を運ぶ事になる。
だから、あえて数式の「360=240+120」としてみた。
今まで退職された多くの先輩方から、
「最後の一年はあっという間だぞ」と聞いていたが、
この5日間で、それを実感した。(汗)
最後の辞令交付式、最後の歓迎会、最後の6月議会・・
これから行う行事には、全て「最後の」が頭に付く。
実は、この「最後の」を、私なりに楽しもうと思っている。
桜も、パッと咲いてパッと散るから、皆に愛される、
これが一年中咲いていたなら、こんなに惜しまれる事はない。
だからこそ、この一年は、日々惜しみながら過ごそうと思う。
そして、惜しまれながら退職することが出来たら、
これ以上の幸せはないと感じている。
そのためには、自分の溜めてきた、少ない知識と知恵、
培ってきた人間関係など、全てを後輩たちに伝授したいな。



2018年04月04日(水)
野草を楽しんでください

「柿田川春の自然観察会」の出発前、こんな挨拶があった。
今年は、桜の開花も早いし、チューリップなどの春の花が
きれいな色を見せているが、自然の植物も負けていない、
そんなようなことを言いながら、最後に一言、
「この自然観察会は、野草を楽しんでください」と。
実際に説明を聴きながら、柿田川沿いを歩いてみると、
華やかな色ではないけれど、しっかり蕾をもった花や、
それに誘われてやってくる、昆虫たちがたくさん見つかった。
タンポポ(蒲公英)や、つくし(土筆)、スミレ(菫)など、
ふだん運転している人達にとっては、格好の被写体だったようだ。
「インスタ映え」する光景ではないけれど、
ひっそりと、そしてたくましく、一所懸命花を咲かせようとしている
名前も知らない野草などが、私の五感を刺激してくれた。
万葉集にも登場する「野草」をこうやって楽しめるのも、
年齢を重ね、60歳に近づいたからかもなぁ。



2018年04月03日(火)
外国人が喜ぶ、柿田川の動画をスマホに

先日、わが町を訪れた台湾からの来客との会話、
通訳がいる時はよかったけれど、傍にいなくなった時、
一番助かったのは、私が毎日撮り貯めていた写真や動画。
もちろん、翻訳アプリを駆使して、会話はできるけれど、
柿田川の紹介を、拙い英語で少ししたあとは、
「湧き間の様子」や「展望台から見える景色」を、
動画で見せることが、一番喜ばれた。
「明日、この景色を案内します」、それだけで喜ぶ。
こちらから説明しなくても「水温は?」「いつでも見えますか?」
「どうして湧いているのですか?」など、質問の嵐。
どうでもいいような話題で会話を繋げるよりも、
誇れる「柿田川の映像」を見せたほうが、仲良くなれた。
柿田川のあるわが町に住む、子どもから大人まで、
「外国人が喜ぶ、柿田川の動画をスマホに」を提案したい。
それこそ、町を挙げての広報戦略なんだけどなぁ。



2018年04月02日(月)
君の未熟な技術で人類を犠牲にできない

映画「アルマゲドン2012 マーキュリー・クライシス」
(ポール・ジラー監督)から。
1998年の名作「アルマゲドン」と比較してはいけないと思いつつ、
ちょっと場面設定から、話の展開までが唐突すぎたり、
首を捻るシーン連続で、一言で言えば
なぜか「ハラハラドキドキ」しなかった。(汗)
150分を超える作品と、90分程度の作品では、
作品の深さという点で、その違いは歴然だった気がする。
あえて指摘するとすれば、主人公の提案を
「君の未熟な技術で人類を犠牲にできない」と言い放った
責任者みたいな立場の方の発言は、どうも理解できない。
自分が指示した「ロケット発射」は失敗し、
主人公の提唱する「プロジェクト7(PJ7)」に
地球が救われたにもかかわらず、話は有耶無耶で・・。
「君の未熟な判断で人類を犠牲にできない」と言いたくなった。
タイトルに比べ、不完全燃焼の作品だったなぁ。



2018年04月01日(日)
ウソをつかれているのを悲しんでる最中よ

(4/1 エイプリルフールだからという訳ではありませんが・・)
映画「プルートで朝食を」(ニール・ジョーダン監督)から。
女装が趣味の青年パトリックは、自分が孤児であることを知り、
母親を探す旅に出る。
彼(彼女?)には、誰にも打ち明けられないような秘密・悩みを、
親身になって聴いてくれ、いつも心配してくれる女友達がいた。
そんな友人を誤魔化すために彼は旅の途中に電話して
「こっちは、すべて順調よ、そっちはどう?」と話を振ったのだが、
相手は全てお見通しで「ウソをつかれているのを悲しんでる最中よ」
と応えたシーンが気に入ってメモをした。
相手の口調やトーンで、状態を判断するのは、電話でなければできない。
決して、メールなどでは分からないことである。
だから、こんな携帯メール全盛の時代でも、
映画やテレビでは、電話のシーンがよく使われるのかもしれないな。
以前「会話とは合って話すこと」と定義したが、
電話も含まれることと再定義したい。
このフレーズ、調子を崩している友人の、カラ元気を見破ったら、
使ってみようかなぁ、と思っている。