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しもさんの「気になる一言」
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2018年03月04日(日)
バナナの木? 本当は「草」です!

還暦間近、熱川バナナワニ園で知らされた知識をご紹介。(汗)
温室で久しぶりに「バナナの木」をじっくり眺めていたら、
こんな看板に出くわした。
「バナナの木? 本当は『草』です!」
「『バナナの木』と言いますが、正確には『木』ではなく『草』です。
切株を見ると、木のような『年輪』が有りません。
沢山の葉が束になっていて、見た目は『大きなネギ』のようです。」
60年近く生きていて、ずっと勘違いで覚えていた知識だけに、
このショックは大きかったけれど、言われてみれば・・とメモをした。
ということは・・・バナナは果物ではなく、野菜ってこと?と
今となっては、どうでも良い疑問が残ったが、
これからは、スーパーに行って店頭に並んだバナナを見ながら、
これは「果物ではなく野菜」という視点で眺めてみたい。
へそ曲りと思われるけれど、おもしろいネタ発見、と喜んだ。
知らなかったなら、自分を許せるけど、
間違って覚えていたことは、幾つになっても恥かしいな。(涙)



2018年03月03日(土)
あれ、こんなにすぐ狩野川と合流したかな?

ポカポカ陽気につられて、休日でも柿田川公園に足を運んだ。
観光客も多く、彼ら彼女らがどんな会話をするのか、
ちょっと興味があって、観光客を装いながら同じペースで歩いた。
はじめて訪れた人は、やはり豊富な水量に驚き、
大きなブルーの湧き間にも、シャツターを押し続けていた。
以前來訪したことのある人は、案内役をしながら、
ここを下りるとこんな景色が見えるんだ、と自慢げだった。
今回、一番面白かったのは、小さい頃にこの町に住んでいた人。
上流から見学し、とつぜん川幅の広い川が現れるので、
柿田川を狩野川と勘違いしていたこと。
「あれ、こんなにすぐ狩野川と合流したかな?」
私の小さいころはもっと長かったのに、と同伴者に説明している。
その場に居合わせた私の「柿田川を案内したい症候群」が発病し
「いやいや、今、目の前に流れている川は柿田川ですよ」。
「えっ、こんなにすぐ、この大きな川になるの?」という問いには、
「はい、それもすべて湧水です」とお答えした。
「そうだよね、どうだすごいだろ」と、説明し直す姿が可笑しかった。
柿田川の魅力を伝え、予想以上に驚かれると、すごく嬉しいなぁ。



2018年03月02日(金)
3等になって、お前に靴をやる

映画「運動靴と赤い金魚」(マジッド・マジディ監督)から。
「製作国・イラン」と知って、好奇心旺盛の私は、
右から左へ書く「ペルシャ語」(?)に目を奪われながら、
家族愛・親子愛に代表されるアガペーと呼ばれる「無償の愛」を
兄妹愛にも感じ、幸せな気分を味わうことが出来た作品である。
貧しい生活の中にも、なぜか温かい優しさが溢れ、
鑑賞後、日本にもこんな時代があったのだろうか、とメモした私。
この作品を思い出すには「3等になって、お前に靴をやる」と、
妹に約束する兄の台詞で充分である。
(もちろん、邦題の「運動靴と赤い金魚」でも思い出せるが・・)
物語を文字にすると、ものすごく薄っぺらな感じになりそうなので、
今回の作品ほど、観て何かを感じて欲しい、と思うことはない。
ラストシーン、疲れ果ててボロボロになった足を、
家の前の池に入れて、その周りを金魚が・・
この解釈も、たぶん鑑賞者にまかされているのだろう。
お父さんが買ってきた、兄妹別々の2足の新しい靴。
渡された時の、2人の満面の笑顔が目に浮かぶからこそ、
この映画監督の優しさが際立ってくる。
アクション映画ばかり観ないで、たまにはこんな作品を観て欲しい。



2018年03月01日(木)
還暦は感謝開始の儀式

一足先に還暦を迎えた先輩たちの宴に参加してから、
余計に「還暦」というものの定義がしたくなった。
そんな時、メンバーのほとんどが使い慣れていない
「LINE」のグループで先輩の一人が、こう書き込んでいた。
「60歳まで節々に故障は出ているでしょうが、
元気に動けて、酒を呑めれば、自分の人生に関わった人達に
感謝開始の儀式が還暦なのかもしれません。
本当にみんなで喜び合いましょう」
う〜ん、さすが、その定義が欲しかった、とメモをした。
みなさんのお陰でここまで生きてこられました、ありがとう。
そう伝えて歩く儀式なのかもしれない。
還暦で祝ってもらうのではなく、こちらからお礼をする、
その視点が私には新鮮だった。
それは、古稀、喜寿、傘寿、米寿、白寿といった、
長寿を祝うお祝いの数々も、同じなのかもしれない。
あと100日も経たないうちに、感謝の旅に出なくちゃ。(笑)



2018年02月28日(水)
温かいお茶、ありますか

これから年度末に向けて続くであろう歓送迎会をはじめ、
最近の飲み会では「飲み放題」が多い。
その方が、幹事も楽だし、たぶんお店のほうも儲かる。
以前は、限定されていた飲み物のメニューも、
近頃は、ほとんど何でもOKになってきた。
飲み放題の制限時間が迫ってくると、
もう飲めない、と思っていても、余分に頼んでしまうのは、
いつまでたっても小市民の性なのか。(笑)
そんな中、飲み放題にもかかわらず「温かいお茶ありますか」
と店員に尋ねた女性がいた。
もったいないじゃない・・と思いながら、もちろんメモをした。
店員の配慮で「はい、ご用意します」と持ってきてくれたが、
私なら「すみませ〜ん、飲み放題のメニューにありませんので」と
一応、軽いジョークを言ってみるんだけどなぁ。
彼女にとっては、ビールなどのアルコールよりも、
温かいお茶の方が、刺身に合うんだろうなぁ、きっと。
やっぱり、飲み会は「気になる一言」には欠かせない。(笑)



2018年02月27日(火)
自分のこと棚にあげて、私のこと責めないで下さいよ

映画「裏切りの街」(三浦大輔監督)から。
特に不満がある訳ではないけれど、なんとなく裏切ってしまう、
ネットの出会い系で知り合った主人公たち。
とくに寺島しのぶさん演じる40代の専業主婦の一言、
「ダンナがどうこうじゃなくて・・ただなんとなく・・」が、
妙にリアル感があって、怒っていいのか、笑っていいのか。(汗)
夫・彼女を裏切って申し訳ない、という罪悪感があるにもかかわらず、
「行きませんか? ラブホテル」「私、全然大丈夫です」の会話を耳にし、
なんだよ、この2人、バチがあたるぞ、と思っていたら、
案の定、ラストで、お互いが、夫・彼女に裏切られていた。
「裏切ったつもりが、実は裏切られていた」
タイトルが「裏切りの街」だから、これは特別なことではなく、
どこでも、そして誰でも有り得る場面設定なんですよ、と、
監督に伝えられたような気がする。
このカラクリがわかってから、もう一度観直すと、
実は、裏切っていた、もう2人の発言や行動の方が面白い。
特に、奥さんの行動を責めたつもりが、逆に開き直られて、
「自分のこと棚にあげて、私のこと責めないで下さいよ」
と言われた、夫役の平田満さんの動揺ぶりは、可笑しかった。
まさか脇役の心の動揺まで、演技指導していないよねぇ、三浦監督。



2018年02月26日(月)
車の中で育てば、嫌でも芸術家になる

映画「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」
(バーバラ・リーボヴィッツ監督)から。
カメラマンになるには?の問いに、彼女は
「車の中で育てば、嫌でも芸術家になる」とぼそっと呟いた。
引越し、移動の多かった幼少期、彼女の目の前には、
いつも車の窓枠があった。
そう、それは自然に「構図」について鍛えることになった。
カメラマンや画家といった芸術家は、その枠の中に
自分の想いをどう収めるか、が課題となるのだか、
いつも、バランスやインパクトある構図を、
大人が運転する車窓から、年中観てきた。
いつしか、自然にその技術が身についたということだろう。
こういう視点は、私を喜ばしてくれる発見である。