
|
 |
| 2018年01月20日(土) ■ |
 |
| 誰もやったことがないことをやり遂げたい |
 |
MLBのロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷翔平選手。 目指すは、御存知、投手と野手の二刀流。 本当に達成できるのだろうか?という私の心配を察してか 先輩大リーガーの石井投手が、あるテレビ番組を通じて、 彼の、熱い想いを教えてくれた。 それが「誰もやったことがないことをやり遂げたい」 単に、小さい頃からの夢だった大リーグに挑戦したい、 そんな想いではなく、もっともっと大きな夢。 いや「夢」というより「目標」に近い気がするのは、 出来ることなら・・というレベルの想いではなく、 必ずやり遂げるという決意に似たものを感じるからだ。 野茂投手が、当時難しかった大リーグでのプレーに挑戦し、 パイオニアとしてやり遂げたのに似ている。 あの時も、けっこうバッシングの嵐だったのに、 成功したら、掌を返したように、称賛する関係者たち。 まちづくりでも同じ様なシステムが存在し、 中央・世界で成功してから「実は、わがまち出身です」と いうケースを何度もみてきた。(汗) 結果的にうまくいくかどうか、ではなく、無名の時から こういう若者の心意気、応援してやらなくちゃなぁ。
|
| 2018年01月19日(金) ■ |
 |
| 愚かさに、ハッと気付いてあげましょう。 |
 |
書籍「しない生活」(煩悩を静める108のお稽古・ 小池龍之介著・玄冬舎刊・241頁)から。 最近、心がざわついていたからか、背表紙のタイトルを目にして、 何気なく手に取り読み始めたら、夢中になってしまった。(汗) 特に、仕事柄「クレーマー」と称される方々とも、 接しなくてはならず、その対応に声を荒げることも、しばしば。 相手を興奮させることに長けている、クレーマーの誘いに乗らず、 こう考えたらいかが?というアドバイスともとれる。 「相手を屈服させて自分の価値を実感するという愚かしさ」 学校や企業へのクレームは、される側は失うものが多いため、 ほんのちょっとした過ちでも『すみません、不手際でした』と 屈服せざるを得ないですからね。 必ず勝てるのがきまった、つまらない戦いなのです。 そんなひきょうな戦いを挑みたくなるほど心が惨めになる前に、 自分の価値をつりあげたくてしょうがない愚かさに、 ハッと気付いてあげましょう」という表現を見つけて、 なるほどなぁ、とメモをした。 クレーマーと同じ土俵で戦うのではなく、こちらが逆らわない、 という前提でクレームをつけてくる相手に対して、 その愚かさに気付いてあげるやさしさで接したいものである。
|
| 2018年01月18日(木) ■ |
 |
| やりたいことをやりたいやつが提案し、言い出しっぺが実行する |
 |
書籍「稼ぐまちが地方を変える。誰も言わなかった10の鉄則」 (木下斉著・NHK出版新書・201頁)から。 縮小時代にまちづくりを推進する私たちにとって、 「バイブル」と言っても過言ではない内容に、メモは増えた。 まずは著者が「今でも私の基本となっている考え方です」と、 1番最初に紹介しているフレーズが、 「小さく始めて大きく育てる」であった。 著者が、学生の頃から、試行錯誤して得られた、 まちづくりのノウハウは、示唆に富んだ指摘が多い。 イベントにしても、組織にしても、行政の補助金を当てにして 大々的に打ち上げ花火をあげて失敗してきた例を、 何ども目にしているからだろうか、最初から同感であった。 つまり「やりたいことをやりたいやつが提案し、 言い出しっぺが実行する」程度の規模感で始める。 そうすれば、仮にうまく機能しなかったり、失敗しても、 やりたいと思った、言い出しっぺが責任をとれる範囲だろうし、 損害も最小限に留められる。 逆にうまくいったら、少しずつ拡大していく楽しさがある。 右肩上がりの時代と同じ感覚で、風呂敷を拡げ過ぎ、 にっちもさっちもいかなくなることは避けたい。 それは消極的考え方ではなく、時代の潮流を読んだ考え方として、 私も「基本のき」として、心に留めておきたいと思う。
|
| 2018年01月17日(水) ■ |
 |
| それって、チロリン村に失礼だよ |
 |
夕食に鍋を囲みながら、私の仕事の話をしている時だったかな。 「どうして、こんなことが出来ないの?」とか、 「えっ、それって他のまちではやってるよ」とか言われ、 ムッとしながらも、うまく言い返せなくて、ついつい 「どうせ、チロリン村だから」と口にしたら、またまた突っ込まれた。 「それって、チロリン村に失礼だよ」 そう言えば、私たち地方の行政職員って、仕事がうまく進まなかったり、 問題解決に広い視点で考えられなかった時など、自分のまちを卑下して 「どうせ、チロリン村だから」と言うことがある。 (この例えも、私だけだったら、すみません(汗)) よく考えると、その「チロリン村」について、私たちは何も知らない。 調べてみると「チロリン村」は、1956年から1964年まで、 NHKで放送されていた「チロリン村とくるみの木」の人形劇だった。 お馴染みの「ひよっこりひょうたん島」や「プリンプリン物語」の原型、 そう評価してもいいほどの名作は、黒柳徹子さんら多くのキャストで構成され、 どうして「チロリン村」という単語だけが一人歩きしているのか、 正直、私にも分からない。 「ピーナッツのピー子」「タマネギのトン平」「クルミのクル子」などの 果物や野菜を擬人化したキャラクターと「もぐらのモグモグ」 「ねずみのタコチュー」などの小動物が暮らしているチロリン村、 そこで起こる珍騒動の数々が「チロリン村」のイメージを膨らませて 大きな都市では起こりえない騒動が起きることの例えとして 「チロリン村」と呼んでいるのかもしれない。 そう考えたら確かに「チロリン村に失礼」だよなぁ。
P.S. まさか・・サイコロ賭博の「チンチロリン」から派生して 「チロリン村」じゃないよね。(汗)
|
| 2018年01月16日(火) ■ |
 |
| 「日本に住んでいる外国人50人」と「外国に住んでいる外国人50人」 |
 |
昨日紹介した「外国人の外国人による外国人のためのイベント」、 あれからず〜っと考えているが、分からないことだらけ。 特に「99.9パーセント外国人の中で、たった一人で座っていても、 ドキドキするような、不安を一切感じなかった」こと。 これが「異国の地でのイベントで、たった一人だったら、 不安を通り越して、落ち着いて座って居られなかった」に違いない。 このあたりに、国際交流の楽しみ方のヒントが隠されている、 そんな気になって仕方がなかった。 それが「ホーム」と「アウェイ」の違いなのか、 一度も「日本語」を耳にしなかったにもかかわらず、 自分でも信じられないくらい、異文化を楽しむことが出来た。 正直、今でもなにが違うのか、はっきりした答えは見つからないけれど、 「日本に住んでいる外国人50人」と「外国に住んでいる外国人50人」、 そんな彼らが醸しだす、独特の雰囲気みたいなものなのかも知れない。 日本に住んでいる外国人50人に囲まれても、不安はないけれど、 異国の地に住んでいる外国人50人に囲まれたら、 きっと、不安だらけで落ち着かないんだろうなぁ。
|
| 2018年01月15日(月) ■ |
 |
| 外国人の外国人による外国人のためのイベント |
 |
昨年予定していた、国際交流イベントが、 台風の接近で中止になったのは、たしか衆議院選挙の日。 それでも、どうしてもやりたいと言いだしたのは、外国人の人達。 今までは、日本人の私たち(行政と国際交流協会)が企画運営し、 在住の外国人の人たちに参加してもらう形の「国際交流フェスタ」、 それをまるっきり視点を変えて、企画運営も近隣市町の在住外国人、 ターゲットも近隣市町の在住外国人で、文字どおりの 「外国人の外国人による外国人のためのイベント」を開催したら、 私の予想よりはるかに多くの外国人が集まり、まさに異国ムード。 それも、私の耳に入って来る言葉は「英語」ではなく、 「スペイン語」だったり「タガルグ語」が溢れかえった。 屋外では「多国籍の料理ブース」が所狭しと並び、 屋内のステージでは、これまた「多国籍のミュージック」が流れ、 さらに「多国籍のダンス」が披露された。 私以外、すべてが外国人の時間帯もあったけれど、 時には、輪になって一緒に踊り、楽しい時間を過ごすことが出来た。 何にも分からない言葉だと、理解しようとか、聴き取ろうなんて、 そんな気も起きず、ただただ、その場の雰囲気を味わったにすぎない。 だけど、今までとは違う何かを感じて、帰路についた。 その理由は分からないけれど、とにかく楽しかったなぁ。
|
| 2018年01月14日(日) ■ |
 |
| なんとかやっていける時です |
 |
やっと初詣に三島大社に足を運び「後厄」の厄除祈願をした後、 いつものように、一年を占う、年頭のお御籤は「吉」。 そこに書かれていたことで、思わず吹き出してしまった。 「総評」では「難しい問題や困難に立ち向かう時は、 心理的に不安な状態が続くものだが」と始まり、 とりあえず「目的は達成される」と書いてある。 また「仕事・交渉・取引」の運勢は、 「心配するような事があるかも知れないが」と前置きして、 「なんとかやっていける時です。何事にも積極的な姿勢が必要」 その「なんとかやっていける時です」という神のお告げに、 ダメならダメ、イイならイイ、とはっきりして欲しかったのに、 「なんとか」という曖昧な言葉をどう解釈したらいいのか、 定年までの一年、かえって不安になった、と記しておこう。(汗) 笑えたのは「愛情・縁談・恋愛」の運勢は、 「道ならぬ恋に発展する場合もありそう。 話は内密に進める方が有利。派手な行動はつつしめ」かな。 妻の目を盗んで、そんなことをメモする59歳ってどうなんだ。(笑) さて、今年もいろいろありそうだけど、 なんとかやっていけそうだ、神が教えてくれたから信じようっと。
|
|