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| 2017年11月04日(土) ■ |
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| 日本語がもっと知られて欲しい |
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東京オリンピック(2020年)に向けて、いろんな分野で準備が進み、 そして、個人個人でも、あと1000日を切ったこの間に、 どんな自分になっていたいか、を語り合うシーンが増えてきた。 東京オリンピックを契機に、世界中から多くの方が集まるのだから、 どんな日本を見てもらいたか、どんなおもてなしをしてあげられるか、 そんなことばかりを考えていたからか、歌手の椎名林檎さんの視点は、 私にはとても新鮮に感じられた。 「日本語がもっと知られて欲しい」 確かに日本は国際的には認められているのかもしれないが、 交渉ごとは全て英語など、日本語以外で話されることが多いのも事実。 この国の言葉である「日本語」を、もっともっと世界で使って欲しい、 その前に、もっと知られて欲しい、そう願っているようであった。 さすが、言葉を大切にしている方のコメントである。 世界では「日本」という国を知らない人たちの方が多いし、 ましてや「日本語」を知らない人たちで、世界は溢れている。 だからこそ、この「東京オリンピック2020」を契機として、 日本語の素晴らしさを伝えたい、そんな気持ちが感じられた。 外国人との会話のために英語を覚えるのもいいが、 一言でも、日本語を覚えて帰ってもらうくらいの気持ちで、 外国人を迎え入れたいものである。
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| 2017年11月03日(金) ■ |
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| レゴランド1時間、リニア・鉄道館4時間 |
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職場の研修旅行で、名古屋「レゴランドフリータイム」にでかけた。 このところ続いていた週末の雨模様は心配なく、約3時間半で到着、 フリータイム5時間(10時〜15時)を楽しむことになったのだが、 入場して約1時間、59歳の男性が1人で5時間過ごせる場所ではないな、 そう感じて(汗)、近隣の「リニア・鉄道館」に場所を移した。 事前に、レゴランドのそばに、JRの施設があることは調査済みなので、 思いきって「レゴランド1時間、リニア・鉄道館4時間」に踏み切った。 おかげで、とても楽しい一日を過ごすことができた気がする。(汗) もしかしたら気が付かなかったけれど「私も鉄ちゃん?」と思うほど、 展示されている本物の車輌に興奮したし、懐かしさが蘇ってきた。 学生の頃から、全国を旅するのに、鉄道を利用してきたことを、 改めて、実感した1日である。 もちろん、時速500キロのリニア体験も刺激的だったし、 私たち世代には懐かしさを、そして子供達には未来に夢を与えてくれる、 そんな施設展示にメモは増えた。 可笑しかったのは「0系21型」(一番最初の新幹線)をバックに 記念撮影する人たちが、鉄道の運転士をイメージさせるポーズなのか、 子供から高齢者まで「敬礼」のポーズだったこと。(笑) 本物を見せるって、これほど凄いことなんだな。
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| 2017年11月02日(木) ■ |
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| 図書館に、指定席のある閲覧室をつくる |
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書籍「読書からはじまる」(長田弘著・NHK出版刊・201頁)から。 「友人としての本」次は「読書のための椅子」だった。 「本を読むときに、自分で自分にいちばん最初にたずねることは、 その本をいつ、どこで読むか、本を読む場所と時間です。 それが、その本をどんな椅子で読むかということです」 こんな視点で、公立図書館にある提案をしている部分を見つけた。 「たとえば大きな図書館に、指定席のある閲覧室をつくる。 そして、その閲覧室の椅子を座席指定にして、 一年なら一年契約できるようなチケットをつくる。 利用したければ、閲覧室にその椅子の権利を買い求める。 そういう方法がもっと考えられるべきです」と。 さらに「大阪府立図書館」の取り組みを紹介している。 「いい椅子を一つ、自分の日常に置くことができれば、 何かが違ってきます。その何かが、じつは、 読書というものが、わたしたちにくれるものなのです」 この視点で図書館ができたら、私は間違いなく、 その自分専用の座席を確保するに違いない。 老化で小さい字が読めなくなってきたからこそ、 「その本をいつ、どこで読むか」は大切なことだと思うから。
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| 2017年11月01日(水) ■ |
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| 友人とは「ずっと続く関係」 |
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書籍「読書からはじまる」(長田弘著・NHK出版刊・201頁)から。 「本」というものを、丁寧に説明していることに驚くとともに、 今更ながら気付いた、人間にとって欠かせない「本」という存在を とてもわかりやすく表現されていて、メモが溢れた。 特に「友人としての本」という項目で紹介されている 「友人」という定義が、今回の「気になる一言」。 「友人というのは、その場かぎりではありません。 『ずっとつづく』関係です。親しい、よく知っているという以上に、 友人というあり方をなすのは『ずっとつづく』ということ。 『ずっとつづく』というのは、日常的にずっと連続するだけでなく、 日常的にたとえ連続していなくとも、続いているという感覚が ずっと続いている、ということです」 年に一度しか会わなくても、いや数年に一度しか会わなくても、 会えば、その感覚が戻ってくる、そんな関係とも言える。 本も同じだ。本棚に並んでいる、何年も読み返していない本も、 一度手に取ると、初めて読んだ時の感覚が戻ってくる気がする。 だから「友人としての本」という例えがピッタリだった。 これからも「本」との関係は「ずっと続く」から、 友人のように大切にしたいな、と思っている。
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| 2017年10月31日(火) ■ |
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| バーチャルな飲み会 |
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実は、月に一度、決まった曜日、決まった時間に飲み会を開催している。 場所は、それぞれの「PC・スマホ・タブレット」の前。 時間も1時間限定。あとは自分の飲みたいアルコールとおつまみ持参だけ。 形式はチャットだが、リアルの飲み会と変わらない雰囲気がある。 「ここで始めますよ」と誰かが声を掛ければ、三々五々集まりはじめ、 お互いの近況報告から始まり、悩み事の相談だったり・・。 誰かの話題に、突っ込んだり、アドバイスしたり、話題は尽きない。 時々「今、何を飲んでます?」「もちろんビール」という人もいれば 「寒いから、お酒に切り替えました」という人もあり。 「ごめん・・ちょっとトイレ」と、PCの前から離れる人も。(笑) この楽しい時間を、周りの人に説明するとしたら、どう紹介するのか、 気になっていたら、こう答えてくれた人がいた。 「職場の人にはバーチャルな飲み会と言って、なにそれ?と笑われました」 でも、この表現がピッタリで、思わずメモをした。 各々の文字入力が予想以上に速くなったからか、本当にリアル感がある。 しばらく入力が途切れると「しもさん、起きてますか?」と心配され(笑)、 「ごめん、明日早いので、お先にあがります」と書き込めば、 参加者から「おやすみなさい、また来月にね」の書き込みが続く。 割り勘の必要もないし、帰りのタクシーの手配もいらない。 そのまま、布団の中へ直行することさえできる「バーチャルな飲み会」、 飲みすぎると、気持ち悪くなるのは、リアルな飲み会と同じ。 興味がある方は、是非一度試してみてください、けっこう酔えますから。
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| 2017年10月30日(月) ■ |
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| 車は要らない、尊敬だけで十分だ |
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映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」 (F・ゲイリー・グレイ監督)から。 この作品が「大ヒット人気カーアクション」というだけで、 今回が「シリーズ8作目」だとは知らなかった。 時々、以前の作品を知らないとわかりにくい場面もあったが、 基本的には、一作完結型で、楽しむことができた。 冒頭、派手なカーアクションで市街地のレースシーンがあり、 「車の速い遅いは、誰が運転するかで決まる」の言葉に触発され、 「負けたら、車をやる」と言いだし、結果、負けてしまう。 そのレーズ後「約束は約束、車をやる。尊敬に値する男だ」と 車のキーを差し出すのもカッコよかったが、 「車は要らない、尊敬だけで十分だ」と言い返し、 車のキーを返すシーンに、グッときてしまった。 派手なカーアクションが見せ場の導入部であるが、 「プライド・矜持」に表現されるものは、モノ・お金ではない。 「尊敬される」という、最高のご褒美が主人公に、こう言わせた。 人間にとって「尊敬される人物」になることは、誰でも嬉しい。 「尊敬されている」から、裏切りと思える行為をしても、 仲間(チーム)は、信じつづけ、見捨てないでついてくる。 ラストシーン「俺を見捨てないでくれて感謝する」の台詞が とても輝いていたなぁ。
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| 2017年10月29日(日) ■ |
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| 観光地は予約ができても、天気は予約できませんから |
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これだけ秋雨・台風が続くと、イベントの順延、中止が相次ぎ、 観光地にとっても、大打撃となっているに違いない。 (もちろん、農家がいちばん困っているだろうけれど・・) しかし、お天気だけは誰にも不満をぶつけるところがなく、 天気だけは仕方ないね、と割り切るしかないのだが、 それでも・・せっかく何ヶ月も前から予約したのに、と 口にしたくなる気持ちもわからなくはない。 だからこそ、観光バスのガイドさんがマイク片手に呟いた、 このフレーズが蘇ってきた。 「観光地は予約ができても、天気は予約できませんから」。 特に、週間天気予報で「晴れ」のはずだったのに、 雨雲の動きやその他の条件で変わった、直前の「雨」予報は、 屋外のイベント主催者の心を強く悩ませるとともに、 その「可否」の判断をする立場の人間には、 予想以上のプレッシャーと責任がのしかかってくる。 天気も予約ができればなぁ、とボヤきたくなるのもわかる。 苦渋の決断をした主催者のプレッシャーと心の動揺、 そして、雨中で濡れながら撤収作業するスタッフの無念さにも、 心を留めて欲しい。 いつか、自分がその立場になることもあるのだから。
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