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| 2017年06月24日(土) ■ |
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| すご〜い、おみゅずがわいてるぅ |
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土日などの週末、柿田川公園を訪れる人たちの会話が 私にとっては、とても参考になる。 多くの観光スポットから、わざわざこの地を選んだ理由、 それが、知らず知らずのうちに、口に出るからである。 今回は、幼稚園児くらいの年齢の男の子の台詞。 第一展望台から眺めた「湧き間」を見ながら、 「すご〜い、おみゅずがわいてるぅ」 たぶん両親が「お水が湧いているところを見に行こうね」と 教えたのかもしれない。 しかし、それでもその光景を目の前にして、彼は彼の感性で 「すご〜い」と発したのだと思うと嬉しくなった。 やはり、私たちが彼ら世代に残してあげるのは、 特異な「地質鉱物」からの「湧き間」であると確信した。 きれいな水だけなら、全国、どこにだって存在するし、 この湧いてくる仕組み、この湧水量の秘密など、 どこにも負けない「湧き間」にもっとスポットを当てたい。
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| 2017年06月23日(金) ■ |
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| 文化を壊して、お金に変えてたの、一生懸命、国中で・・ |
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映画「野のなななのか」(大林宣彦監督)から。 「北海道芦別市を舞台に描いた人間ドラマ」らしいけれど、 芦別市の名所旧跡の案内的要素もあるからか、 2時間51分(171分)は、とにかく長い。(汗) さらに、最初から最後まで演劇の舞台のようなテンポで、 台詞が交差しあうのだから、観賞後、どっと疲れた。 しかし、メモしたくなるような台詞は多かったので、 停めては戻しメモして再生、の繰り返しだから4時間はかかった。 中でも、私が気になったのは「第14章 そして、現代。」の章。 赤毛のアンの家とか、カナディアン・ワールドと称した廃墟などを 指差しながら、芦別市の歴史を振り返るシーン。 「まちおこし・・まち壊しだったかな?」と溜息をつき、 「まちおこしってのは、日本中の流行りだったからね」と嘆き 「『炭鉱』から『観光』へ、だったわね、ここは」と思い出した。 さらに、話を続けて、こんな会話が・・。 「京都の鴨川に、パリのセーヌ川の橋を架けましょうだなんて話も」 「それは文化の破壊だね」 そして最後に、こうまとめてある。 「文化を壊して、お金に変えてたの、一生懸命、国中で・・」 いかにも、一時代前の「まちおこし」と表現していたが、 実は、現代の「地方創生」への警鐘ではないか、と感じたからだ。 日本が「観光立国」を目指しているからって、資源もないのに 「観光」を目玉にして、人口減少を解決しようとする地方に対して。 「まちおこし」って、流行りで行なうものじゃないからなぁ。
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| 2017年06月22日(木) ■ |
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| 質問に答えるだけでは会話とは言わない |
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カナダ・スコーミッシュへのホームスティ事前研修から。 コミュニケーションの話をしていた時だったかな。 突然、中学生の参加者に向けて、矢継ぎ早に質問を浴びせた。 質問は「Do you like 〜?」のワンパターンであり、 難しい単語ではなかったので、周りの人も安心しながら、 2人の会話を見守った。質問された彼の答えは、全て「Yes」。 たぶん、私も同じ答えをしたと思う。 それを終えて、講師のマイケル・トンプキン氏は、 これは「a one-way relationship」(一方通行の関係)だから、 「会話(交流)とは言えない」と言い切った。 はじめは「えっ、ちゃんと答えていたのに」と思ったが、 質問に答えているだけで、質問をしていないことに気付いた。 「and you?」が足りなかった、と。 「あなたは〇〇が好きですか?」「はい、あなたは?」「私は・・」 これで会話として成立したことになる。 たしかに私が習った「会話」の一番目は、挨拶の仕方も、 「How are you?」「I’m fine thank you, and you?」 必ず、答えた後に、相手に同じ質問を返している。 振り返ると、仕事でも、家庭でも「会話」しているかなぁ、私。
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| 2017年06月21日(水) ■ |
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| 「人」が増えると「仕事」も増える?(笑) |
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「情報交換会」と称する「宴席」では、 あまり仕事の話、不平不満の話はしないようにしているが、 それでも、同業者(公務員)と話していると、 ついつい職場の話になる。(汗) たしか「権限委譲の話題」で盛り上がっていた時のこと。 「仕事が増えて、人(職員)が増えるならいいけれど、 人(職員)が増えたら、仕事も増えるってことないですか?」 「そうそう・・」その場にいたメンバーが揃って頷いた。 「ニワトリが先か、タマゴが先か」ではないが、 自治体って、民間ではありえないことが時々起こる。 課名や係名とか、あまり関係なさそうな仕事が、 人が増えることで、ついてくる。(笑) その結果、仕事がより細かく分割されて、 その人本人しかわからない仕事が、どんどん増えていく。 だから、その人が突然、長期の休暇に入ってしまうと、 仕事の進捗状況もわからなければ、報告書類・懸案事項すら パソコンや机の引き出しにしまわれたままの状態が発生する。 長い公務員生活の中で、そんな光景を何度か見てきたから、 自治体組織のあり方が、とても気になる。 そんな話で盛り上がっていたら、1人がボソッと呟いた。 「責任を取れる人だけでいい」・・・なるほどなぁ。
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| 2017年06月20日(火) ■ |
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| 自由気ままな旅は、気分を高揚させる |
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映画「インツゥ・ザ・ワイルド」(ショーン・ペン監督)から。 ストーリーとしては、重たい作品だったが心に残った。 「一度は自分を試すこと」の大切さは伝わった。 「一度は太古の人間のような環境に身をおくこと」の大切さも。 「自分の頭と手しか頼れない、過酷な状況に1人で立ち向かうこと」 それがどんなに人間を強くするか、も理解できた。 しかし、その経験で、死んでしまっては、何も残らない。 こんなメモも、残っている。 「金は必要ない。疑い深くなるしね」 「クリスタルガラスは、もろいからこそ、美しい」 「子どもは親を厳しい目で見るものだ」 「キャリアは20世紀の遺物、僕は興味がない」 「新しい経験が心を豊かにするんです」 「人生の楽しみは、人間関係だけじゃない」 「幸せが現実となるのは、それを誰かと分かち合った時だ」 一つずつは、私のアンテナに引っかかるのだが、 どれもが「気になる一言」に選ぶには首をかしげた。 そして選んだのは「自由気ままな旅は、気分を高揚させる」。 「どこか逃避を思わせるからだ」の注釈が気に入ったので。
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| 2017年06月19日(月) ■ |
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| 「体験したことは理解する」「発見したことは身につく」 |
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「環境省・田貫湖ふれあい自然塾」(富士宮市) チーフインタープリター・通称「チョビ髭」こと、小野塾長は、 説明の最後に、とても大切なことを私に教えてくれた。 「聞いたことは忘れる」「見たことは思い出す」 「体験したことは理解する」「発見したことは身につく」 体験を意識した施設なので、てっきり「体験」がベストだと、 思っていたら、その上に「発見」があった。 もちろん「聞いたり見たことよりも、体験すること」の大切さは 誰もが知っているけれど、何かを体験するだけでなく、 新しいものを発見する喜びを感じた時、はじめて「身につく」と 言い切ったことが、とても印象に残っている。 たぶん、その「発見」は、世紀の大発見でもなく、 今まで知らなかったことを、自分の力で知った時、 人はそれを「発見」と呼ぶのだろう、と思う。 その「発見」こそ、本当の自分の力となることを教えてくれた。 それは「自然」とか「環境」に限らず、生活全般に言えること、 もしかしたら「仕事」や「人間関係」にも通用するかもしれない。 う〜ん、奥が深い視点だなぁ。
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| 2017年06月18日(日) ■ |
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| 宮西Tバック、今なら「うんこ」ついてます |
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今年のGW、三島市にオープンした「TATSU'S GALLERY」で 「宮西さんがイラストを描いたトートバッグ」を眺めていて、 そう言えば、以前こんな会話したなぁ、と思い出したことがある。 絵本作家・宮西達也さんを囲んで、職場の先輩らと、 楽しく雑談していた時の会話。(もちろん飲みながら・・) 「巷には、トートバッグはいっぱいあるから、 インパクトのあるキャッチコピーが必要ですよね」と私。 それに応えて、職場の先輩がこんなアイデアを出してきた。 「宮西さんの数ある作品の中から『うんこ』という作品を選び、 誰もが耳を疑う、キャッチフレーズは、 「宮西Tバック、今なら「うんこ」ついてます」。 どうだ、しもちゃん、いいだろう?」と私に訊ねたので、 「はい、面白いと思います。ただ、わかる人にはわかるけれど、 わからない人は誰も欲しがりませんよ、うんこのついたTバック」。 お互い酔っぱらってたから言わなかったけれど、 「トートバッグ」を「Tバック」とは略しませんよ、先輩。(汗) 万が一略したとしても「Tバック」じゃなく「Tバッグ」ですし、 それに、絵本作家・宮西さんのイメージを壊すと、 全国1億2000万人の宮西ファンが怒りますよ、と言いたかった。 でも、キャッチコピーとしては、インパクトがありすぎ。 どこから、こんな発想がでるのやら、さすが。(笑)
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