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しもさんの「気になる一言」
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2017年01月14日(土)
ポケモンに 「今年も宜しく」と 声を掛け

若者たちにとって、もう流行が過ぎたのか、
スマホ片手に街中を歩き回っているのは、中年と高齢者。
そんな話を耳にしても、私の中では「マイブーム」(汗)
知らず知らずに、歩行距離が延びているし、
平日の通勤と休日の散歩には、欠かせないアイテムとなった。
ただ、スマホに向かって、独り言が多くなった気がする。
「よ〜し、ラッキー」の時もあれば「いい加減にしろよ」、
「くそっ、ふざけんな」と、普段使わないような言葉も、
画面の中のポケモンに向かって、呟いている自分が可笑しい。
時々「ポケモンGO」をネタにした「5・7・5」を作っては、
手帳にメモして遊んでいる。
今回の「気になる一言」も、その1つ。
■ポケモンに 「今年も宜しく」と 声を掛け
■新年の サンタピカチュウ 相手せず
■年下を 「師匠」と仰ぎ 指導受け
■この歳で 千本デビュー ワクワクし
■走らない ポッポマラソン 息切れず
わかる人にしかわからない(笑)、標語みたいなものだけど、
若者たちとも共通の話題が出来て、これはこれで楽しいな。 



2017年01月13日(金)
「後悔しない」と「後悔したと言わない」

映画「ある愛の詩」(アーサー・ヒラー監督)から。
この名作のレビューは、ちょっと勇気がいる。(笑)
あまりに有名であるのと、鑑賞した時期・年齢によって、
感想がまるっきり違うからだ。
それは、映画「道」(フェデラー監督)の感想と似ている。
「えっ、こんなシーンあったっけ?」という呟きとともに、
若い頃に感じた感想とはまったく違った印象が残ったから。
この映画の有名な台詞(たぶん3回くらい繰り返された)
「Love means never having to say you’re sorry.」が、
「愛とは決して後悔しないこと」と訳すよりも、
「愛とは決して『後悔した』と言わないこと」と訳した方が、
この物語には、ぴったりあっているような気がした。
(以前、そんな話を耳にしたので、確かめたくて・・)
「パリや音楽を私から奪ったと思う?」
「私は平気よ、信じられないなら、死ぬ前に出てってよ」
「信じるよ、心から・・」「それでいいわ」
こんな会話をメモしていたからだろうか。
たとえ心の内では「後悔」していても、愛する人には
「後悔したと言わない」ことが、本当の愛だ、と感じる。
やっぱり「ラブ・ストーリー」、奥が深いな。



2017年01月12日(木)
沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない

映画「ザ・ブリザード」(クレイグ・ギレスピー監督)から。
「事実に基づいた物語」の表示で始まる作品は、
どうしても、事実にどれだけ忠実なのか、さらに、
監督はこうした事件・事故のどこにスポットを当てて、
視聴者の私たちに、何を伝えたいのかが知りたくなる。
実は、この作品も同じだった。
夜の海、それも大荒れの海が舞台だから、画面全体が暗い。
陸上や部屋の中のシーンでさえ、明るい映像は少なかった。
その中でメモした台詞は、監督の伝えたかったことなのか?
そんな疑問まで持ちながらの鑑賞となってしまった。
選んだ台詞は、実際にあった話として
「沿岸警備隊は必ず出勤しますが・・戻るとは限らない」。
ただ、こんな大きな事故ではないにしても、
毎年、毎月、海の上の事故は発生しているだろうから、
その度に危険を承知で行動し、陸上の消防士と同じように、
家族は常に、ハラハラドキドキの日々を過ごしている。
仕事に真摯に向き合っている夫(恋人)を誇りに感じながらも、
何もあなたが無理しなくても、という感情が入り乱れる様子は、
こういったドラマにはつきものだ。
消防や救急、自衛隊(海外では兵隊)がドラマになりやすいが、
海上の沿岸警備隊も、頑張ってますよね、監督。(笑)



2017年01月11日(水)
箱根5区は、箱根駅伝で1番輝く場所だ

毎年、楽しみにしている正月の箱根駅伝。
毎年、その区間の走り方を参考にして、1年の過ごし方を決め、
20年間(10区×前半・後半)を過ごしてきたが、
昨年「気になる一言」の小冊子(10冊=10区)を発行した時点で、
その楽しみ方も、コールを迎えた。
では、これからは・・と考えたとき、放送の中で耳にする
「監督のアドバイス」をメモしてみよう、と思った。
定年まであと2年に控え、後輩たちを育てなくては・・と、
真剣に感じているからだ。
走っている選手も「監督の声が力になる」と言い切っている。
テレビを観ながらメモした台詞は、頷くことばかりだった。
「箱根5区は、箱根駅伝で1番輝く場所だ」
「風が強いのは、みんな一緒なんだ」
「キャプテンがチームで一番情熱をもっていなければいけない」
「いい感じ、いい感じ、ここからだぞ」
(もしかすると、監督の台詞じゃないかもしれないが・・)
それを仕事に応用して、使うことだって出来る。
「産業観光課は、行政の仕事で1番輝く場所だ」(笑)
あっ、わが課のスタッフに言い返されるかもなぁ。
「課長がチームで一番情熱をもっていなければいけない」。
さぁ、もう少し、お仕事、頑張ろうっと。(汗)



2017年01月10日(火)
「おんな城主 直虎」は「生きる勇気」を届けます!

今年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。
毎年「第1回」を観てから、感想を書いている気がするが、
その前に、気になるのは「制作意図」。
日曜日の夕方・夜、ほぼ毎回(50回)観るのだから、
この作品が、私に何を伝え、何を気付かせてくれるのか、
ホームページで確認してみたら、こう書いてあった。
「幼き日に交わした、いいなずけとの熱い約束を胸に、
ひたむきに道を切り開く直虎。その覚悟と行動力を目にして、
ばらばらな家臣団が頼れるチームに、政敵が最良の伴侶に、
ライバルが心許せる友にと変わってゆく。
この数奇な運命に翻弄された主人公の生きざまの中に、
天下人にはならないが、絶対滅びない『本当の強さ』を求めた
リーダーの知恵が満ちている。」と。
そして、最後に1行。
「一途な愛を貫き、熱くしたたかに生き抜く主人公の姿を通して、
『生きる勇気』を届けます!」
う〜ん、何となくわかりにくい「制作意図」だが、(汗)
女性主人公の大河ドラマの難しさを見た気がするなぁ。
今回のキーワードは意外と「竜宮小憎」だったりして・・(笑)



2017年01月09日(月)
どこに何があったか覚えておいてください

ドキュメント映画「千年の一滴 だし しょうゆ」を
地元の映画館で上映した際に、監督の柴田昌平さんと出会った。
そんな彼から、ある人を通じて、HELPのメッセージが届き、
休日だし、私でよければ・・と撮影の協力(雑役等)を申し出た。
私も若い頃、エキストラとして参加していた映画制作現場であるが、
キャストではなく、スタッフは初体験なので、非常に面白かった。
スタッフといっても、専門の知識はないし単なるお手伝いだが、
本番撮影前に、カメラアングルや照明の強弱を決めるために、
キャストが立つ位置に変わりに立ってみたり・・全てが新鮮だった。
映画って、撮影する前の準備(段取り)に時間のほとんどを要し、
本番の撮影時間は僅かであることも理解できた。
中でも、撮影画面に入る風景で、必要ないものを取り除く作業は、
ワンカットでも手を抜かない、制作スタッフの意気込みが伝わる。
余分なものを、画面からできるだけ取り除くことにより、
映したい対象物が、より鮮明に浮かび上がることも知ったが、
その作業で私に与えられた仕事が、一番面白かった。
それが「どこに何があったか覚えておいてください」。
撮影が終わったら、元の位置に戻さなければならないからだ。
紙切れに書かれたメモ、電話番号一覧表、カレンダーの位置、
意味もなく掲示されているのではなく、それぞれに意味がある。
撮影後、なんとなく以前と目の動きが変わってしまった、では、
だめなんだろうなぁ。

P.S.
準備から段取り、本番、片付けまで、勉強になりました、はい。



2017年01月08日(日)
天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ

映画「ジュラシック・パークIII」(ジョー・ジョンストン監督)から。
またまた「大丈夫よ、心配ないわ」という台詞から始まり、
「まさか、こんなことになるとは・・」が繰り返されてしまう。
「自業自得」という四字熟語が頭に浮かぶほど、
現代人の危機感のなさが、大きな事件に繋がってしまうことを、
この作品を製作する人たちは、伝えたかったのだろうか。
逆に「危険」と判っていても、時には足を踏み入れることが必要だ、と
メッセージを残しているのだろうか。
こんな会話をメモして、気になっている。
「男の子には、2つのタイプがある」という台詞で始まり、
「天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ」と続く。
そのあと「天文学者や古生物学者は、安全な場所で驚異の物を研究する」
「(でも)宇宙には行けない・・・」「そのとおり」
宇宙に行きたかったら、危険と隣り合わせの「宇宙飛行士」になるしかない。
恐竜について知りたかったら、今も恐竜が住む「ジュラシック・パーク」に
足を踏み入れるしかない・・と、若者の冒険心を煽っている気がする。
映画と判っているけれど、やはり「ジュラシック・パーク」は閉園。
恐竜たちは、絶滅させた方がいいな、と妙に真剣になってしまった。(汗)
シリーズ第一作に、こんな台詞があったのを記憶している。
「恐竜は、森林破壊やダム建設で絶滅したのではない。
地球上での生息期間を全うして、自然淘汰された生物だ」
この映画のコンセプト・軸は、どこを向いているのだろうか?