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しもさんの「気になる一言」
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2016年12月18日(日)
本当の最高は一人じゃできない

映画「二ツ星の料理人」(ジョン・ウェルズ監督)から。
ミシュラン二ツ星のシェフは、どれくらい凄いのか、
作品中の例えが面白かった。
「一つ獲得でも、ルーク・スカイウォーカーだ。
二つ獲得なら・・それは、アレック・ギネス。
もし三つ獲得できたら・・ヨーダだよ」。
(二つ目が「オビ=ワン・ケノービ」ではなかったが・・(笑))
おまけに「あの人が、ダース・ベイターだったら?」の台詞まで。
こんな会話にも映画「スター・ウォーズが引用されている。
ところで、シェフが「三ツ星」をとるには、本人の腕ではなく、
レストランとしてのチームワークが最重要だと再認識した。
主人公は、料理のスタッフに強気で、こう言い放つ。
「俺は席についた客が待ち焦がれる料理を作りたい」
「今から完璧を目指す。『良い』ではなく『完璧』だ」
「一つのミスが致命傷になる」「優秀なほど、代えはきかない」と。
しかし、あるスタッフの裏切りで三ツ星シェフの夢が途絶え、
自暴自棄になった主人公に対し、他のスタッフが声を掛ける。
「強いから人に頼れるの。弱いからじゃない」
「一緒に料理して、お互い助け合うの。一人じゃできない」
「私たちを信用して、いいわね?、私たちは家族よ」
「やることをやるだけだ、力を合わせて」・・と。
そして、遂に念願の「三ツ星シェフ」誕生となる。
鑑賞後、予告編に同じフレーズがあって驚いたけど、
監督が私たちに伝えたかったのは、たぶん・・
「本当の最高は一人じゃできない」ってことなんだろうな。



2016年12月17日(土)
これからも桑田判事になったつもりでご活躍ください

「食べることは生きること。食育の町 清水町♪」
(ナチュラ・フェスタ2016)でお招きした、
「漫画家・魚戸おさむ」さん。
小さい頃から読んできた、多くの漫画作品の中で、
今でも大切に私の本棚に収まっているのは漫画「家栽の人」。
主人公は「家庭裁判所・桑田義雄判事」
(名前も一字違うけれど「よしお」なんです)
その人物に憧れて、丸眼鏡にした、といったら驚くだろうか。
その作者に会えると知って、私はもう落ち着かなかった。
イベント後の懇親会でも、ちゃっかり隣席を確保し、(笑)
漫画「家栽の人」の話をたっぷりと聴かせていただいた。
「毛利甚八さん」の原作を読み、泣いてしまった彼本人が、
その原作を漫画にして、泣かせられなかったらどうしよう、
そんなプレッシャーがあったんですよ、と秘話まで・・。
「大丈夫です、魚戸さんの漫画で私は何度も泣かされました」と、
私も、あまり他人に話さなかったことを伝えてしまった。
翌日、Facebookで「友達」になっていただき、メールが届いた。
「桑田判事のメガネを真似てかけた方には
初めてお会いしました(笑)。光栄です。
これからも桑田判事になったつもりでご活躍ください」
このメールこそ、私の宝物だな。(嬉)



2016年12月16日(金)
日本は軟水の国だから、出汁文化を育んだのね

以前紹介した、書籍「和食はなぜ美味しい(日本列島の贈り物)」
(巽好幸著・岩波書店刊・181頁)から。
「1月」の項目は「おでん」だった。
サブタイトルは「出汁は山紫水明の恵み」とある。
種明かしはこうだ。
「地下水が地下に留まっている平均時間を『滞留時間』とよぶが、
中央ヨーロッパや米国テキサス州の地下水の滞留時間が
1万年を超えるのに対して、日本の山麓湧水では数十キロ以下。
京都盆地では、5年程度といわれている。
ゆっくり流れる河川では、水と岩石が反応する時間が長いため、
カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多く取り込み、
その結果、硬水となる。
この叔父の説明に、姪っ子が「そっか〜、日本は山国。
だから軟水の国で、それが出汁文化を育んだのね」と納得の様子。
柿田川が富士山に源を発し、3000メートル超える高低差を、
たった28年ほどで下り、地上へ吹き上げる様子が思い浮かんだ。
「昆布は、軟水でうま味成分が水へ溶け出す」のフレーズに、
この「軟水」が美味しい和食を作るんだな、と嬉しくなった。



2016年12月15日(木)
おたくさ、タイツとストッキングの違いわかる?

映画「女が眠る時」(ウェイン・ワン監督)から。
ビートたけしさん演ずる「佐原」の行動と、
リリー・フランキーさん演ずる「居酒屋店主」の台詞が、
物語に大きな意味をもっていることは理解しているが、
なかなか、そういうことかぁの境地までには達しなかった。
特に、リリーフランキーさんの役は、脇役とよんでいいのか、
微妙な会話が気になった。
「おたくさ、タイツとストッキングの違いわかる?」とか
「おたくさ、変な質問をするときはさ、
その理由を述べた方がいいよね、そう思わない?」
「おたく、どことなく、あいつに似てるよね・・へへへ」
「あんた、アフリカ行ったことある?」・・
数え出したらきりがないほど、存在感のある台詞がメモされた。
こうやって眺めると、オスの習性みたいなことで一括りされる。
「男っつうのは、落ち着いた生活したいって思っているのに、
なんだかそういう面倒くせぇ女か、振り回されるような女に追いすがる。
これって、オスの習性なのかね」
「だからやっぱ、オスっつうのはさ、食うとかやるとかに、
少々努力でもしないと、バカになるってことなんだよ」など。
今の男は、その努力をしようとしないから、ひ弱になってしまう、
そんな「草食男性」が増えたことへの警鐘かもなぁ。



2016年12月14日(水)
癒しの「や・ゆ・よ」

先日「ごゆるりと」という言葉を話題にネットでも検索したら、
こんな書き込みを見つけた。「『ゆ』とつく言葉には、
何かリラックス効果の言葉がたくさんあります。
『ゆっくり』『ゆるやか』『ゆとり』『湯』など、
副交感神経を休めるような、そんな言葉がたくさんあります」。
なるほどなぁ・・と調べてみたら「ヤ行」に多いのか、
「やすらぎ」「休む」「余裕」など、他にも見つかった。
(勿論、探し方なんだけど・・(笑))
幼い頃、「ヤ行」って変な行だな、て思ったことがある。(汗)
「や・(い)・ゆ・(え)・よ」と覚えたのが懐かしい。
だけど、この三文字って、日本人にとって、
とても大切な役割があるんじゃないか、って思えてきた。
その上に「ご」とか「お」をつけて使うから、その人に対する
「おもいやり・おもてなし」の気持ちが伝わってくる。
言われた方は、なんだかわからないけれど、嬉しくなるし、
どれも、あまり細かいことにこだわらず、焦らず、丁寧に、
お気に召すまま・・ってイメージが湧いてくる。
言葉の温かみを感じるフレーズとして、大切にしていきたい。
今回の気付き「癒しの『や・ゆ・よ』」として残しておこうっと。

P.S.
「よしお」は、癒されるかどうか、未確定。あしからず(笑)



2016年12月13日(火)
これ「気になる一言」で使えませんか?

時々であるが、私を喜ばすメッセージやコメントが届く。
情報源はいろいろだけど「面白いネタ拾いました」と。
そして「これ『気になる一言』で使えませんか?」。
長年つき合っていると、私のアンテナに引っかかるフレーズが
わかってくるのか、なるほど・・と思うことも多いし、
これからも全国の読者に「気になる一言」を届けるためには、
老若男女の視点で、情報提供があるととてもありがたい。
歳を重ねてくると、どうしてもワンパターンになりがちだし、
インターネットを使う時間も減ってきて、行動範囲も狭くなるし、
読書や映画鑑賞も、目が疲れるからか、長時間は辛くなっている。
そんな時「こんな話、見つけました・・しもさん好みでしょ?
このネタで、気になる一言、書いてくださいよ」は、
「釣りに行ったら、面白い魚が釣れました」
「山へ行ったら、こんな珍しい山菜を見つけました」
「うちの畑で、無農薬の野菜が収穫できました」に続けて、
「これで、美味しいものに調理してくださいよ」に等しい。
私も、ミシュラン三ツ星シェフじゃないから、いつもいつも
皆を喜ばす料理は出来ないけれど、頑張って書き続けたいと思う。
ネタを見つけるにも、目利きが必要なんだよねぇ。(笑)



2016年12月12日(月)
飲んで、飲んで・・そんな高くないやつ

映画「つづく」(大町考三監督)から。
映画の最初で、画面にはタイトル「つづく」の文字。
ひとりで笑いのツボに入ってしまったが、
「素人っぽい撮影」「俳優らしくない台詞回し」
う〜ん、これってわざとなのかな?と疑いたくなる展開に、
ちょっぴり参ったが、スナックやバーの風景が、
妙にリアルで、知らないうちに親密感を覚えた。
煎餅をボリボリ音を立てて食べるシーンや、
銀座のクラブが田舎っぽくて、これまた笑ってしまう。
気になる一言は、その銀座のクラブの女性に、
ある女性の話を聴きたくて、そっと傍に座るのだが、
「話してもいいけど、なにか飲んでもいい?」と訊かれ、
咄嗟に出た台詞が、これ。
「飲んで、飲んで・・そんな高くないやつ」
これまたリアル感抜群で、思わずメモをしてしまった。
作品的には、あまり特徴がなく(素人っぽくて)淡々と進むが、
作品に登場する、個人で建てる「セルフビルド建築・PEJJITE IS」が
実在すると知って、一度観てみたい衝動に駆られている。
まさしく「ロケ地探訪」。違った意味で楽しみが増えた。