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| 2016年12月10日(土) ■ |
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| 後悔役に立たず |
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久しぶりに、私の笑いのツボにハマってしまった。 ご存知「後悔先に立たず」は「してしまったことは、 あとになってくやんでも取り返しがつかない」の意味で、 転じて「過ぎた事はどうにもならないので後悔しない為に、 事前に十分に考えて行動しなさい」という教えとも言える。 しかし、ネットで偶然見つけた 「後悔役に立たず」は、フレーズとしてインパクトもあり、 なるほど・・と頷くことができた。 「後悔するくらいなら、しなきゃいいのに・・」とか 「今更、後悔したって始まらない」というよりも、 「その後悔は、なんの役にも立ちませんよ」とズバッと表現し、 なにをいつまでイジイジ悩んでいるの?、そんな時間があったら、 どんどん動きなさい、と言われているようでスッキリしそう。 もちろん「後悔先に立たず」という言葉があってのことだけど、 こんな言葉遊びができる人、素敵な感性の持ち主だなぁ、きっと。
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| 2016年12月09日(金) ■ |
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| 私は課長として課員に成果をあげさせる責任がある |
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数年前に課長になった時、一番悩んだのは、自分の役割。 勿論、与えられた分野に対して、精いっぱい努力をし、 強みはさらに強化し、弱みを強みに変えること。 そんなことを考えていたが、定年退職を2年半後に控え、 最近、少し変わってきた。 情報源はある本で見つけた、社長の役割。 「私は社長として社員に成果をあげさせる責任がある」 (済みません。書籍名をメモし忘れました・・(汗)) なるほど、と読み終え、私の立場に置き換えてみた。 「社長」を「課長」に、「社員」を「課員」にしてみる。 「私は課長として課員に成果をあげさせる責任がある」 そうか、あと2年半の役割は、これにしよう、 そう思いながら、いつも開く手帳の一ページ目に書き込んだ。 しかし、わが課のスタッフは、きっと言い返すだろな。 「課長、なに守りに入ってるんですか、 定年最後まで、全力で私たちを引っ張ってくださいよ」と。 本日、わが課の忘年会、彼らと一緒に仕事ができてよかった。 そう思わせてくれたからこそ、もう一度、胸に刻みたい。 「私は課長として課員に成果をあげさせる責任がある」と。
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| 2016年12月08日(木) ■ |
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| スマホ充電訓練 |
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12月初旬、防災訓練の話題が新聞紙上を埋める。 地震が起きる前から、地震名が決まっている「東海地震」が 高い確率で起きるとあって、他県から視察に来るほど、 「静岡県の防災訓練」は、回を重ねるたびに、 訓練がきめ細やかになってきている気がしている。 しかし、あまり話題にならないのが「スマホ充電訓練」。 静岡県にはそんな訓練があるの?と勘違いされても困るので、 言い訳をすると、私が必要だな、と感じる訓練である。(笑) 最近「ポケモンGO!」用に購入した「バッテリー充電器」が、 防災訓練でも、思わぬ効果を発揮したから・・・。 被害状況報告も、昔と違い、無線で報告するだけでなく、 写真や動画をラインで本部に報告したりすることも取り入れ、 スマホの電力消費は、予想外に大きい。 しかし、スマホは持ち歩いていても、コンセントやUSBを電源に、 充電するケーブルを持ち歩く人は少ないのではないだろうか。 ケーブルは機種が違うと使えないこともあるから、 ここまでは、個人が常に持ってなくちゃ・・と思う。 バッテリーは重いから仕方ないにしても、ケーブルだけは、 持ち歩く癖を付けておきたいな。
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| 2016年12月07日(水) ■ |
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| 教師になる前に、給食の食べ方ってのを学びますか? |
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「食べることは生きること。食育の町 清水町♪」 (ナチュラ・フェスタ2016)午後の部のイベント。 「漫画家 魚戸おさむ先生のトークライブ 『玄米せんせいの課外授業』」から。 漫画「玄米せんせいの弁当箱」を題材に、 作中のシーンをスライド上映しながら、作品に込めた想いや、 未来の子ども達に繋げたいことをトークライブで語ってくれた。 いろいろな視点からの考える「食育」は楽しかったが、 特に印象に残っているのは、学校給食。 取材して歩いた学校での話をエピソードで語ってくれた。 それは「先生によって(クラスの)給食の食べ方が違う」。 食事は楽しく食べなさい、と言われて育った先生と、 食事中は無駄話をしてはいけません、と言われて育った先生、 どちらが正しいというわけではないだろうが、 同じ学年、隣のクラスでも雰囲気がガラッと違ったという話は、 笑うに笑えなかった。 「学校給食って、先生の食歴が関わってくる」ことを知った。 思わず「教師になる前に、給食の食べ方ってのを学びますか?」と 先生方に訊ねた魚戸さんの気持ちは理解できる。 「どうやって食べるのか、誰と一緒に食べるのか」は、 「食育」にとって、とても大切な要素だと思っているから。 この視点は、思いつかなかったなぁ、学校給食。
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| 2016年12月06日(火) ■ |
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| 「和食」は、変動帯に暮らす日本人が生み出した文化 |
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書籍「和食はなぜ美味しい(日本列島の贈り物)」 (巽好幸著・岩波書店刊・181頁)から。 「日本ジオパーク全国大会」で、著者の難解な説明を聴き、 この人の頭の中は、どうなっているんだろう?と疑問を持ち、 講演中に自ら紹介していた本書に興味を持った。 マグマ学者が書いた「和食」の本は、予想以上に楽しかったし、 読後は、「和食」にますます興味を持つようになった。 「ユネスコ無形文化遺産にも登録された世界に誇る『和食』は、 変動帯に暮らす日本人が生み出した文化なのだ」 プロローグでこう語り、自身の姪っ子を引き連れて、 関西を中心に食べ歩き、月別に紹介した解説は、 今までにない、新しいタイプの料理本かもしれない。 その姪っ子がこう呟いている。 「食べ物って、その背景のある自然の営みを知ると、 ずっと深く味わえるのね!」 日本の地形の不思議さ、その地形だからこそ味わえる和食。 後日、その中からお気に入りの月をピックアップしたい。
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| 2016年12月05日(月) ■ |
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| 失敗した時はムチではダメ。 |
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長年おつき合いしているメル友から、情報提供があった。 「twitterで流れてきた話なんですが・・」と前置きをして 「心理学ではアメとムチのうち、成功した時はアメでもいいけれど、 失敗した時はムチではダメ。 ムチで叩くとやる気を失ってしまうから。失敗にはスルーが良い」 これはいつも考えていることなので、私もなるほど・・と感じた。 誉め方は意外と簡単だけど、叱り方は本当に難しい。 特に本人も「失敗」と感じている時に、さらに叱るのはよくないので、 私は「失敗は、文字の上に『ケイケン』とルビをふれ」と教え、 失敗を恐れず、なんでも挑戦することの大切さと共に、 同じ失敗を繰り返さないようにするにはどうする?を考えさせたい。 感情に任せた「ムチ」は逆効果なので「スルー」が相応しい気がする。 また「怒るのではなく、叱る。ただ、叱るなら『その場』で」。 「アメとムチ」という言葉は「信賞必罰」と同じ意味だろうけれど、 意識しなければいけないのは、そのタイミング。 タイミングの悪い「信賞必罰」は、受けた本人に伝わらないから、 「なぜ誉められたのか」「なぜ叱られたのか」すら判らない。 「アメ」は、少しずつ貯めて、成長(進化)する時に気持ちよく使う。 これも「ポケモンGo!」で気付いたテクニックなんだよなぁ。
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| 2016年12月04日(日) ■ |
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| どうしよう、頭の中が大騒ぎだぁ |
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映画「脳内ポイズンベリー」(佐藤祐市監督)より。 以前から気になっていた作品であり、 誰にでもありそうな脳の構造がわかりやすかった。 どんな人でも「理性」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」 そして「記録」の役割を持ち、全ての行動の判断基準を、 この思考たちが自分の役割を強烈に主張して、最後は 議長(リーダー)が決断し、他の細胞に指令を出す。 「ジキルとハイド」ではないけれど、二重人格、多重人格は 特別な人ではなく、誰でもその要素は持ち合わせている。 だからこそ、主張が拮抗した場合、議長は判断に苦しみ、 本人からは、こんな台詞が飛び出すことになる。 「どうしよう、頭の中が大騒ぎだぁ」 どの思考も、本人の幸せを望んでの主張だから、 この感覚は、ちょっぴり頷きながら納得してメモをした。 判断に迷った時、こう思うことにしたらスッキリ。 あの時は「ポジディブ」が「ネガティブ」を論破したな、 あっ、今「理性」より「衝動」が優っている・・なんて、 考えてみると、自分の行動が楽しくなるな。
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