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しもさんの「気になる一言」
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2016年11月05日(土)
会うべき人(仲間)に出逢えることを、人は仕合わせと呼びます

この「気になる一言」に何度も登場している、
清水中学校同級生の男女で編成する、混声合唱団。(恩師も含む)
結成11年目、恥ずかしながらも、町の芸術祭に参加させていただき、
明日で、上手い下手に関係なく、10回目のステージに立つ。(汗)
月に1度、土曜日夜7時30分から約1時間、毎年2曲ずつ練習してきた。
男性陣は、住まいが町内だけど、女性陣は町内だけでなく、
嫁ぎ先の沼津市、裾野市からも集ってくる仲良しグループである。
明日は、指導者が参加できなくなったため、富士宮市から、
助っ人として、これまた同級生にピアノを弾いてもらうことになった。
(こんな無理なお願いを受けてくれたのも、同級生だからかな?)
今年は「糸」と「若者たち」の2曲。
特に「糸」(作詞・作曲 中島みゆき)には、
「縦の糸はあなた、横の糸は私」のフレーズが耳に残るけれど、
このあと、こんな台詞が続く。
「織りなす布は、いつか誰かを暖めうるかもしれない」
「織りなす布は、いつか誰かの傷をかばうかもしれない」
「会うべき人に出逢えることを、人は仕合わせと呼びます」
これは夫婦や親子、恋人たちに向けて作った曲かもしれないが、
職場の仲間や、こうした仲良しグループにも当てはまる気がする。
彼ら、彼女らがいなければ、私が合唱でステージに立つことなんて、
考えられないことだったから。
歌い終わったあと、彼ら、彼女らと思いっきり打ち上げだな。(笑)



2016年11月04日(金)
全国の大名から熱いまなざしで見つめられていた場所

「第2回清水町泉頭(いずみがしら)歴史フォーラム」
講師「大嶌聖子」氏(東京大学史料編纂所研究支援推進員)
演題「徳川家康の隠居を巡る大名の情報戦略」から。
わが町の「泉頭」という場所は、ある時期、
(元和元年(1615年)12月〜元和2年(1616年)1月)
全国の大名から熱いまなざしで見つめられていた場所、
そんな説明に、400年前に想いを馳せてみた。
徳川家康が、当地に隠居所を建てようと計画していた、
その事実が、彼女の紐解く資料から明確になっている。
現実は、諸事情から断念せざるを得なかったが、
一度は、部下に指示を出したのは事実であり、
その地に住む私たちは、自信と誇りを持って他地域の人に
この地の素晴らしさを伝える義務がある気さえした。
ただ伝える情報が、どういう意味をもっているのか、
「Intelligence」(評価・価値ある情報)なのか、
「Information」(周知するだけの情報)なのか、
という情報の質を考えると、全国、いや世界に向けて、
「伝える価値のある情報」として発信をしていきたい。
歴史が変わっていたかもしれないのだから・・・。



2016年11月03日(木)
富士山を見るならば、三島と沼津の間で見ろ

三島市の佐野美術館で「横山大観 大気を描く」と題して、
展覧会が開催されているので、先日、楽しみに足を運んだ。
彼の描く「富士山」は、ゆったりとしていて、
観ているだけで、大きな気持ちにさせてくれる力がある。
私にとっては、いつも見慣れた富士山であるが、
他県から訪れる観光客に対する会話は、
「今日は富士山が見えてラッキーでしたね」で始まり、
しばらく、富士山談義で盛り上がることもしばしば。
そして「どこから観た富士山が一番ですかね?」という問いに、
私は、いつもこう答えることにしている。
「富士山を描かせたらこの人、と言われている
『横山大観』はこう言っています。
「富士山を見るならば、三島と沼津の間で見ろ」と。
だから、位置的には、清水町か長泉町ですかね」
(文化勲章受章者を、呼び捨てにしてすみません。(汗))
自分勝手な解釈であるが、この言葉を会場内で見つけた時、
以前から知っていたけれど、またメモをし直してしまった。
そんな場所に、私たちは住んでいる。それだけでも嬉しいな。

P.S.
徳川家康が、終の住処(隠居所)を立てようとした場所でもある。
この話は、また後日。メモを整理してから・・。



2016年11月02日(水)
1ヶ月(31日)連続、毎日10,000歩超えの記録

皆さんご存知、メモ好き、記録マニアの私であるが、
久しぶりに自分を誉めてあげたい記録が生まれた。
数年前から、万歩計の数を、ただひたすらカウントし、
手帳に書き写すだけの単純な作業に、一工夫して、
表計算ソフトに集計しながら、楽しみながら歩いていた。
理想は、1日10,000歩だが、雨の日や体調不良の日もあり、
月単位で、1日平均10,000歩超えを目指した。
もっと言い換えれば、1年3,650,000歩達成すればOKとし、
2012年以後、目標達成の祝杯を大晦日にあげて楽しんでいる。
しかし、今まで振り返ると、達成していない記録が1つあった。
それは、1ヶ月(31日)連続、毎日10,000歩超えの記録。
こればかりは、本人が相当意識して歩かないと続かない大記録。
それをとうとう2016年10月に達成してしまった。(嬉)
野球で言えば、連続安打記録かな。
それも、なんと1日平均15,000歩超えのおまけ付き。
9月は予想以上の長雨と、10日間の厚生休暇が影響し、
1日平均10,000歩の記録を大きく下回り、
自分の意志の弱さに落ち込んだけど、それが発奮材料になった。
いつかは途切れる記録だけど、出来るところまで続けてみたい。
「続ける技術」って、意外といろいろな場面で役立つから・・。



2016年11月01日(火)
映像から関係書類一式を「USB」に入れて渡す

以前、ビデオ撮影・編集を仕事としている同級生と、
「映像」の話をしたあと、業界の話をしてもらった。
「柿田川の魅力は、写真だけでは伝え切れないから、
DVDなどの映像にして、手渡そうと思うけれどどうかな?」
そんな質問をしたら「それではなかなか見てくれないよ」と、
営業の現場でしかわからないアドバイスをもらった。
要約すると「忙しいところをおじゃまして、貴重な時間をいただき、
パンフレットで一つひとつ説明する、のには気が引ける」
「だからといって、テレビやPCと接続してある『DVD再生機』を、
わざわざセットしてもらうのも申し訳ない」。
その煩わしさが、持参した資料・映像を見てもらえないらしい。
「ではどうしたら、見てもらえるの?」と訊いてみたら、
「映像から関係書類一式を『USB』に入れて渡す」と言う。
会社なら、PCは1台くらいは、いつでも電源が入っているから、
時間が空いた時、手渡された「USB」を、ポチッとセットして、
見てもらえる可能性が高いようだ。
「もし興味・関心がございましたら、こちらへ連絡してください」と
メッセージをつけることを忘れずに・・。
少しでも面倒くさいと、どんなに素晴らしい写真、動画でも、
見ることもしない、のが今風なのだろう。
私には、久しぶりの「目から鱗の気付き」だった。
作って終わりではなく、あくまで相手の心に届けなくては・・。



2016年10月31日(月)
家族より、世界を選んでしもったんや、ごめん

映画「奇跡(2011)」(是枝裕和監督)から。
「鹿児島から「さくら」が260キロで走るだろ?
博多から「つばめ」が260キロで走るだろう?
それが初めてすれ違った時に、起こるんだよ。奇跡が。
すっごいエネルギーが生まれて、
それを見た人は、流れ星のように、願いが叶うんだよ」
九州新幹線の全線開通を題材に、そのすれ違う現場まで行き、
両親が離婚して離ればなれになった兄弟が、
また家族四人一緒に住めるように、と願う物語かと思いきや、
兄弟とも、新幹線がすれ違った瞬間、違うことを願った。
そして一言「家族より、世界を選んでしもったんや、ごめん」
伏線は父親役のオダギリジョーさんが、離れて暮らしている兄に呟く。
「父ちゃんは航一に、自分の生活よりもっと大事なもんのある
人間になって欲しいやげとなぁ。たとえば、音楽とか世界とか・・」
願いごとって、大きければ大きいほど、素敵だな、って感じた。
「家族が一緒に暮らすこと。そんな当たり前が奇跡だった」のに、
もっと大きな大きな奇跡を願った兄弟。
ハッピーエンドなのかわからないけれど、これも神の計らいだなぁ。



2016年10月30日(日)
家族のわかる人に訊いてください

妻の「ガラ携」が壊れ、とうとう「スマホ」デビュー。(笑)
今までとは全然違う機能に面喰ってはいたので、
「試行錯誤しながら覚えるしかないね、と励ました(つもり)。
今まで、こういった機種変更はほとんど私が同行し、
直接説明を受けていたので、彼女にはほとんど知識がない。
今回、私が忙しくてついていけなかったので、
ショップの人に詳しく訊いたほうがいいよ、と助言したが、
根掘り葉掘り訊ねたのだろう、店員から発せられた言葉は
「家族のわかる人に訊いてください」だったらしい。(汗)
その話を帰宅後に聴いて、あまりに不親切だと感じた。
慣れ親しんだ「ガラ携」から、はじめて「スマホ」に変える人は、
何かのトラブル、アクシデント、ハプニングにより、
このまま使いたいけど、使えなくなってしまった人が多い。
それだけでも、どうしたらいいのか、パニクっているのに、
さらに、店員の説明が「わかる人に訊いてください」では、
ますます不安を煽ることにならないだろうか。
私も初めて携帯電話を持った時、契約の時はとても親切で、
解約となると、ムッとされたことを思い出した。
競争が激しい業界であるからこそ、初めての人に対しては、
古いスマホから、新しいスマホに買い替える人以上に、
親切に、そしてゆっくりと説明してあげて欲しい。
スマホ恐怖症になる人を増やさないためにも。