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しもさんの「気になる一言」
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2016年08月27日(土)
じゃあ、この人も危ないね

仕事の帰り道、いつもと違ったルートを通った。
暫く歩くと、高校生だろうか、スマホ片手に
下を向きながら歩いている男子学生とぶつかった。
以前から「危ないな」と気になっていたので、
「スマホとか見ながら歩くのは良くないよ。
特に下を向きながらでは、危ないからね」と声を掛けたら、
「じゃあ、この人も危ないね」と答えが返ってきた。
彼が指したのは、昔からお馴染みの「二宮尊徳像」、
槇を背負いながら、下を向いて本を読んでいる。(笑)
わが町の面白風景の一つで、暑い季節は赤白帽子を被り、
寒い冬には、誰かがマフラーを巻いている。(ようだ)
悪意で考えると、二宮尊徳をバカにしている、となるが、
善意で考えると、その像を見るだけで、ホッコリする。
その像の前で「夢中になって下を向いては危ない」と
注意したのだから、もう笑うしかなかった。
まさか「本はいいけど、スマホはダメだ」なんて、
理由にならないからなぁ。(汗)
それに、私も「ポケモンGO!」にハマっているから、
今度は、周りの様子を見ながら、注意しようっと。(汗)



2016年08月26日(金)
「家族」って、時間をかけて煮込むもの

映画「惑う After the Rain」(林弘樹監督)から。
三島市を中心に、ロケ地先行試写会で鑑賞させていただいた。
「日本の家族制度が抱える光と闇を描いた人間ドラマ」
このワンフレーズでは片付けられない「家族」という
キーワードが、頻繁に登場する。
「いわゆる、幸せの家庭というものを私は知らない」という
フレーズは、性別、時代を超えて何回も登場したが、
「家族」と「家庭」の使い分けがされているのか、気になった。
「私の家の養子になりなさい、家族になろう」
「根無し草じゃない、家族になった」
「いつの間にか、日記のつもりが家族史になったな」
特に「例えるなら、家族ってなに?」の問いに
「おなべ・・考えるものではなく、味わうもの。
時間をかけて煮込むもの」という会話が心に残っている。
その美味しいお鍋の隠し味は「家族の笑顔と会話」とまで、
持っていけると、もっとよかったのになぁ。(笑)
せっかく近くで撮影されたのだから、ロケ地を訪ねたりしながら
何回でも観てみたい。
きっと、観るたびに感想が変わるんだろうなぁ。

P.S.
冒頭の「檸檬 梶井基次郎」のページをめくるカットと、
時々画面に登場する「意味不明」な掛け軸の文字。
これが気になるので、今度、関係者に訊いてみようっと。



2016年08月25日(木)
物事は、すべてトレードオフであり、例外はない。

書籍「本音で生きる」(堀江貴文著・SB新書刊・191頁)から。
一気に読み終えて感じたことは、彼の意見に頷くことが多かった。
冒頭、こんなフレーズがある。
「バンジージャンプは、誰でもできる。ただ、跳ぶだけだ。
世の中の多くは、それと一緒。
「できないと思っているだけで、跳んでみたら誰にでもできる」と。
彼の考え方は、とてもシンプルでわかり易い。
「物事は、すべてトレードオフであり、例外はない」、これに尽きる。
辞書によれば「トレードオフ」とは、
「何かを達成するために別の何かを犠牲にしなければならない関係のこと」
「エキサイティングな人生を送るとは、何かを犠牲にして、
何かを没頭することなのだ」と定義したあとで、
「『今の自分を変えたくない』が、『ちょっとしたコツ』で、
『エキサイティングな人生を送りたい』なんて、虫のいい話」と纏めた。
今あるものを手放せないのなら、それなりの人生で我慢しなさい、
そう言われているような気がした。
自分の人生だから、どちらが正しいと言うわけではないけれど、
「心躍る体験を味わおうとすれば、そのために費やす時間も必要になるし、
失敗のリスクもある」と前置きをしたあと、先ほどの
「物事は、すべてトレードオフであり、例外はない」と言い切っている。
まずは、何かを犠牲にしてでも達成したいことを見つけることかな。(汗)



2016年08月24日(水)
「オオカミには気をつけろ・・」「おじさんよりマシよ」

(久しぶりの水曜日ネタです)(笑)
映画「イントゥ・ザ・ウッズ」(ロブ・マーシャル監督)から。
う〜ん・・ミュージカルは、どうも感情移入ができないな、
そんな感想で、観終わった。
私の固定概念が邪魔をしたのか、私の頭の中で
「シンデレラ」と「赤ずきん」、そして「ジャックと豆の木」が、
交互に入り乱れて、ストーリー自体が滅茶苦茶になってしまった。
その中で、メモしたフレーズから選ぶとしたら、
「「オオカミには気をつけろ・・」「おじさんよりマシよ」の会話。
子宝を授かるには、魔女に魔法を解いてもらわなければならない、
そのためには「血のように赤いずきん」が必要だった男は、
おばあさんの住む家へ向かう少女を、森の中で襲う。(笑)
そして「オオカミには気をつけろ・・」と忠告するのだが、
少女は「おじさんよりマシよ」と言い返す。
そりゃそうだ・・と、メモしながら思いっきり笑ってしまったが、
「怖さは刺激的、優しさには裏がある」というフレーズもメモ。
「恐いもの見たさ」という言葉があるように、怖さは刺激的で、
人間を興奮させる要素が含まれている。
(「スター・ウォーズ」では「怖さ」は、暗黒面だが。)
逆に、取って付けたような優しさには、何か「裏」(目的)があり、
「赤ずきんちゃんとオオカミ」を、違った視点で観察できた。
やはり、ディズニーは、アニメの方がいいな。



2016年08月23日(火)
あなたを幸せにする甘い魔法

(「リオ五輪」が閉幕したので、バラリンピック開幕まで、
また元の「気になる一言」に戻ります。(汗))

職場のスタッフが、厚生休暇で家族と出かけたのだろうか、
休み明け、お土産にいたただいたのが、
「KOBE Morry mama(神戸モリーママ)の
Earl Grey(アールグレイ(紅茶))という「ラスク」。
しかし、味について細かく語るつもりはない。
私のアンテナはお洒落な箱に書かれていた「キャッチコピー」
「あなたを幸せにする甘い魔法」が気になった。
これだけで、なんだか手を伸ばしたくなるのは、不思議だ。
この「あなたを幸せにする・・」は、応用がきくから面白い。
その後ろに「形容詞」+「名詞」を付けるだけで、
いろいろな商品のキャッチコピーが出来上がる。
「あなたを幸せにする温かい言葉」とか
「あなたを幸せにする優しいボランティア」など、
食べ物に限らず、仕事や活動にも使えるところがさらにいい。
さて、職場のスタッフに教えようかな。
「あなたを幸せにする厳しい仕事」(笑)
うそうそ「あなたを幸せにする楽しい仕事」。



2016年08月22日(月)
五輪は2回でなければダメだ

リオ五輪の閉会式を迎え、溢れたメモを整理していたら、
前半に行なわれた、競泳女子400メートルリレーに出場した
松本弥生選手の記事が目に止まった。
前回のロンドン五輪を終え、引退を考えていた矢先、
先輩から、こんなアドバイスを受けたと言う話。
「五輪は2回でなければダメだ」
1回目は、勢いや運も重なると出場できることもあるが、
2回連続となると、実力と4年間の努力がなければ難しい。
だからこそ、2回出場した人は、アスリートとして、
周りからも評価される、と伝えたかったのだろう。
彼女自身も「1回目の五輪は、浮かれ気分だったけど、
2回目はしっかりと戦う」と心に誓って臨んだようである。
結果は、8位だったけれど、先輩のアドバイスが
彼女には効いたようで、迷いなく4年間が過ごせたようだ。
各種目、これだけレベルが上がると、今回初出場で、
メダリストになれなかった選手にとって、これからは
国内の代表選考レースさえ、大きな壁となってくるだろう。
その時こそ、この言葉を胸に刻み、思い出して欲しい。
「五輪は2回でなければダメだ」
次を目指して頑張る人たちを、私たちは応援していく。
それが私たちの役目であり、楽しみだから・・。



2016年08月21日(日)
高瀬さんと藤光さんの先輩2人に感謝したい

「リオ五輪・男子陸上・400メートルリレー・銀メダル」
日本陸上界、いやオリンピックの歴史に名を残したのは、
ご存知「山県・飯塚・桐生・ケンブリッジ」選手の4人。
多くの記事に目を通して、一番気に入ったのは、
飯塚選手のコメントだった。
「(出られなかった)高瀬さんと藤光さんの先輩2人に感謝したい」
実際、調子が上がっていた高瀬選手を使うかどうか、
最後まで悩んだという関係者の言葉を耳にすると、
この銀メダルは、6人で掴んだものだな、と思った。
リオ五輪が終わり帰国しても、スポットは4人ばかりに当たる。
補欠の選手に光が当たることはほとんどない。
けれど、彼ら2人が万全の体制で準備を整えていたからこそ、
走った4人が思いっきり力を発揮できた、と感じるからだ。
チームは、出場したアスリートたちだけではない、
それを支える控えの選手まで含めて、チームなんだと。
高校野球でも、箱根駅伝でも、当日まで同じ練習をしてきた。
だからこそ、控えの選手に向けた「感謝」のメッセージは、
今までメモしてきたメダリストのコメントよりも、輝いていた。
こういった視点で練習をしてきたからこそ、銀メダルなんだな。