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しもさんの「気になる一言」
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2016年07月02日(土)
「健全生活」って、人間性回復のコツかもなぁ

「情報交換会」と称する飲み会が続いた、昨日までの平日。
週末はどうやって過ごそうかな?と、昨晩考えていたが、
たまには、時の流れに身を任せてみようかな、思った。
朝、妻と娘が小田原へ行きたいので、三島駅まで送って・・と
言うので、久しぶりに愛車を動かすチャンス、とばかり、
その前に、車を洗車をしたのが良かったのか、気分爽快。
まず、2人を三島駅に送った流れで、佐野美術館へ。
(「日本近代洋画の巨匠 和田英作展」を鑑賞)
その後、なぜか「献血」をしたくなり、(汗)
大型ショッピングセンター前の「献血ルーム」へ。
(いつもの「400ml」ではなく「血小板の成分献血」に協力)
続いて、柿田川公園の木陰で、読みかけの本をちょっと読み、
今日唯一の予定だった、清水町地域交流センターへ。
(生涯学習講座「増岡弘」(声優)さん講演会。
演題「サザエさん一家は幸福みつけの達人ぞろい」)
さらにその足で、柿田川公園駐車場内「カフェ・リリオ」へ。
(ココアを飲みながら「田中みどりさんの青空ライブ」)
そして帰宅後は、我が家の家庭菜園で収穫した「夏野菜」を、
冷たい水と一緒に口にした。(今日は、アルコール抜き?)
こんなに楽しかったのに、時間の流れはとってもゆっくりで、
一つひとつの出来事に癒され、平日の疲れが消えていった。
知らない間に、私の五感をフル活動していて、スッキリした。
「健全生活」って、人間性回復のコツかもなぁ。



2016年07月01日(金)
くだものだもの、なんか相田みつをみたいでさ

映画「オムライス」(木村祐一監督)から。「大爆笑」の一言に尽きた。
映画の内容そのものを、私自身が日常の中で20年以上体現している。
逆にいうと、こんなことが「映画」になるのか、という驚き。(笑)
何気ない日常の面白い風景を発見し、そこから物語を想像していく、
この楽しさは、誰にも迷惑をかけず、お金もかからないから、
これからもずっと続けていきたい、と思っていた矢先に、
この作品にぶつかった。
個人的な趣味から言えば
「無断駐車は注射します。院長」という病院前の看板。
「安いよ安いよ、明日はもっと安いよ」という店員の掛け声。
「特急ドライ 6時間仕上げ」(クリーニング店の看板)を見上げながら
「ねぇ、特急で6時間って遅くない?」という主婦の会話。
「(株)イー・エヌ・ディー・オー」(遠藤)と書かれたトラック。
「馬場正一 馬場君6票」「先生、違います。それ名前です」という、
学校での役員選挙結果。
古い「くだもの」という看板と、新しい「くだもの」という看板が重なり、
「くだものだもの」となってしまった、お店の看板を3人で眺めながら
(いいんじゃない)「くだものだもの、なんか相田みつをみたいでさ」。
こうして書いていても、笑い出してしまう、私の趣味そのままの作品に、
周囲から奇怪に見られていた自分の行動が、なぜか評価された気になった。
同じ視点のお笑い芸人、木村祐一さんのファンになりそうだ。



2016年06月30日(木)
6月30日は、夏の大晦日ですね

会議で沼津市に向かう車の中で聞こえてきたラジオから。
6月30日ということもあり、パーソナリティの話題は
「もう一年の半分が過ぎた」と半年を振り返る内容。
1月から6月、世界、日本国内で起きた事件・事故等、
そうか、あれもまだ今年のことか・・と思う反面、
あれっ、あれは昨年だったかな?なんて思いながら、
自分なりの半年を振り返った。
歳を重ねると、なぜか日にちの過ぎるのが早い。
一年に一度、365日を振り返るよりも、
半年に一度、182日を振り返った方がいい気がする。
この感覚をうまく表現するフレーズが欲しいな、と
運転しながら考えていたら、パーソナリティの彼女が
「6月30日は、夏の大晦日ですね」と呟いた。
あっ、そのフレーズいいな、いただきとメモをした。
一年を上半期・下半期と分けるよりも、
「夏の大晦日・冬の大晦日」と分ける方が楽しそうだな。
半年をしっかり振り返って、新しい気持ち(目標)で、
7月1日を迎えたいな。



2016年06月29日(水)
「クラスター」とは「ぶどうの房」

書籍「ものづくり最後の砦」
(山岡淳一郎著・日本実業出版社刊・251頁)から。
日本の製造業(ものづくり)の現状と課題を説明しながら、
人件費などの高騰で、生産工場が海外にシフトしていく、
今までの悪循環を断ち切るためには、関連企業の集積が必須で、
それも「クラスター」と呼ばれる集合体が必要だと訴えている。
その代表として「成長産業である航空産業」を挙げ、
日本における製造業の最後の砦として、掲げている。
そもそも「クラスター」の概念が、うまくイメージできなかったが、
「クラスターとは、単なる企業の集積ではなく、
ぶとうの房のように、研究機関や学校、自治体などを含めて、
ネットワークを築き、市場革新を目指すもの。
いわば『新しい産業の森』が生まれようとしているのである」
この表現で、なるほど・・と思った。
一つの目的のために、いろいろな職種の産業が集まり、
城下町のように、町全体でその雰囲気を出していく。
それこそ「ぶどうの房」に相応しい街が誕生していく気がする。
頑張ろうっと。



2016年06月28日(火)
三島の「み」、清水の「し」

映画づくりでまちづくり人材の発掘・育成を目指している
「みしまびと」という団体。
「地域の『未来を創る人』を作る人」ともいうらしい。
真似したいことはいっぱいあるけれど、今はこれかな?と感じ、
今日からでも実践できることを選んでみた。
彼らは、写真を撮るとき「はい、チーズ」でもなく、
「はい、ピース」でもない。
2本指(チョキ)で写真の決めポーズをとるのではなく、
「三島の・・・」と溜めて「『み』」と、3本指を立てる。
これがなかなか面白い。
知らず知らずに「みしま」という単語を口にしているから。
わが町も「柿田川」や「ゆうすいくん」が有名になっても、
町名の「清水町」が知られなくては・・と悩んでいたら、
このポーズにぶつかった。(笑)
感のよい読者なら、わかったと思うけれど、
わが町は「清水の・・・」『し』」で決めてみたい。
親指と人差し指で「し」の形をつくる。
昔の人のチョキ、指鉄砲のカタチ(汗)であるが、
なんとなく「し」に見えなくもない。
写真を撮るとき「清水の・・・」『し』」(パチリ)
「まなぶ」は「まねぶ」からだからね。いただきます。

P.S.
「カタカナの『レ』と間違うよ」という突っ込みはいりません。
写真だから、左右反対だけは・・気をつけないと。(笑)



2016年06月27日(月)
英国人の哀悼の表現は、控え目で品位があるのです

英国、EU離脱の報を知って、思い出した映画がある。
映画「クィーン」(スティーブン・フリアーズ監督)から。
英国・エリザベス女王を見直した、なんて表現すると、
「映画だから」・・と言われそうだが、
英国王家の伝統・品格に対するメモも溢れた。
ダイアナの死に対して、世界はバッキンガム宮殿に半旗を望んだ。
しかし、その意味を知って、なるほどな、と思った。
「旗は『君主が宮殿にいる』ということのしるしなのだ。
400年続いているしきたりだ。誰のためにも、半旗にはしない」
さらに女王は、王室の動きの遅さや沈黙を批判されながらも言い切る。
「私は誰よりも英国民を知っていて、彼らの見識と判断を信頼しています。
英国人の哀悼の表現は、控え目で品位があるのです。
世界が尊敬する国民性です」と。このコメントに胸が熱くなった。
「今の世の中は、大袈裟な涙とパフォーマンスの時代、私はそれが苦手なの」
これが女王の真意なのかもしれない、とメモは続けた。
また彼女が、世界の反応に苦悩し、伝統に潰されそうになった時、
王家の1人が励ますシーンがある。「ヨーロッパ最大の王家よ。 
千年以上途切れることなく、続いてきた王家の長」
何か、日本の天皇家にも当てはまるコメントだな、とメモをした。
日本は、それ以上に続いてきたのだから、国民も誇りとし、
世界に尊敬される国民性に、もっと自信を持ち続けたい。

PS.(グッときたシーンを、ちょっとご紹介)
女王が、小さい女の子が花を持っているのをみつけ、
ダイアナへの献花と感じ声を掛ける。「お花を置いてあげましょうか?」
それに対して「いいの・・・あなたへの花です」と、女王に花を手渡す。
女王が、苦悩の顔から一瞬見せた笑顔が忘れられない。
「私に? ありがとう」の言葉を添えて。正直、涙腺が緩みます。



2016年06月26日(日)
「あっ、回ったぁ」「この子、回ってないね」

「働く女性の会(ATG)」の6月例会だった。
講師「岸本美代子」さん。(「沖縄茶屋なんくる」店主)
演題「夏だからこそ食べたい沖縄料理」
サブタイトル「医食同源 、ぬちぐすい(命薬)と言われる
沖縄料理を食べて元気になろう」から。
沖縄出身の彼女から「沖縄料理の作り方(コツ)を習い」、
そのまま、オリオンビール片手に懇親会へ突入し、
三線愛好会の生音を聴きながら飲み続けるという楽しい企画。
習ったメニューは、まず「ゴーヤーチャンプルー」。
ゴーヤーは斜めに切った方が、いろいろな食感が味わえて美味しい。
コツは、あまり混ぜない・・炒めるというより、蒸す・焼く感じ。
次に「ソーミンチャンプルー」は、ソーメンを炒める料理、
そのコツは、茹でたてを手早く炒めた方が美味しいようだ。
そして最後に「サーターアンダギー」(沖縄風ドーナツ)。
「最近の電子調理器はバカだよねぇ、170度一定に保てない」と
機器任せよりも、人間の感覚を大切にすることを教えてくれた。
揚げてるうちに、浮いてきて自然にクルクル回ったり、
片方が割れて、チューリップ型に割れ目が出来る。
実は、これが一番面白かった。(笑)
みんなで油の入った鍋を囲み「あっ、回ったぁ」と喜んだり、
動きのない生地を突きながら「この子、回ってないね」と心配したり、
「余裕がないと回らないし、割れないねぇ」とか解説をしてみたり、
ドーナツづくりがこんなに楽しいものだとは・・。
「沖縄料理」って、台風に備えて保存食で作る料理が多いんだね。

P.S.私が気になっていたのは「ゴーヤ」?「ゴーヤー」?
「ゴーヤチャンプル」のレシピ検索結果(135,000件)
「ゴーヤーチャンプルー」のレシピ検索結果(357,000件)
講師に訊いたら、当然「ゴーヤーチャンプルー」だった。