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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2016年02月13日(土)
今、気になっているのは、タイトル「漢字二字」

「大河ドラマ『真田丸』の気になる一言、希望」という、
とても短いが、分かりやすいメールが届いた。(笑)
確かに、毎回欠かさず観ているし、メモも着実に増えているが、
言われてみれば・・取り上げてないことに気付いた。
書こうと思えば、毎週「真田丸」に関する「気になる一言」が書けるが、
その分、映画や読書、講演会、美術館、コンサート、飲み会のネタが減る。
紹介したいフレーズが多くて、今や「気になる一言」出番待ちのネタが、
私のパソコンには、瞬間冷凍(メモ)されて、溢れている状態であるが、
要望にお応えして、タイミングよく「大河ドラマ」も紹介していきたい。
今、気になっているのは、毎回のタイトル。
意識的に「漢字二字」の単語だけど、それだけにインパクトが強いし、
その単語だけで、大体のストーリーが思い出せるから嬉しい。
ちなみに■第1回「船出」■第2回「決断」■第3回「策略」■第4回「挑戦」
■第5回「窮地」■第6回「迷走」・・・・50回目は、どんな単語なのか、
とても楽しみにしている1人である。
また、毎回のように画面に登場する「白山大権現」の掛軸。
単なる「真田家の信仰厚い神」として、床の間に飾ってあるのか、
ストーリー全体に関わるメッセージなのか、それは分からない。
ただ、いろいろなところに仕掛けがあることは確か。
「自称・メモオタク」を楽しませてくれる、今年の「真田丸」である。



2016年02月12日(金)
映画は「プロデューサー」がいないと生まれない

講師「石塚慶生」氏。(松竹映画・チーフプロデューサー)
演題「映画プロデューサーという仕事」から。
映画の責任者といえば「監督」、という先入観があるが、
最初の企画段階から、完成後の宣伝まで携わっているのは、
「小津安二郎・木下恵介・山田洋次」に代表される監督ではなく、
プロデューサーだと理解できた、貴重な講演会だった。
「松竹」という映画会社の方針に合わせながら、
「どういう映画をつくったらいいのか?」を企画し、
さらに、そのストーリーをイメージしながら、脚本を作る。
原作があろうがなかろうが、基本的な2時間に収める作業は、
「骨子は、選び、捨てる作業」と言い切った。
それから、会社のOK(稟議の決済を通過して)を受け、
はじめて「実行部隊」と言われる、「監督」を中心に、
キャスト、スタッフの選定に入るらしい。
もちろん並行して、スポンサー探しの営業活動や、
収支シミュレーションなどの調整なども行い、ようやく撮影。
撮影後は「編集関係者」と、最後の仕上げ。
さらには、完成後の「宣伝活動」まで、一手に引き受ける。
映画のすべての流れを管理するのは、プロデューサーだった。
だから「映画は『プロデューサー』がいないと生まれない」を
気になる一言に残したいと思う。
これだけの仕事をしているのに、どうして映画という世界は、
監督がクローズアップされるのだろう。まったく不思議だ世界だな。



2016年02月11日(木)
映画ネタを交えた近況報告は、いつもより(ずっと)長い

「働く女性の会(ATG)」の2月例会だった。
講師は、松竹映画のチーフプロデューサー「石塚慶生さん」、
当初の演題「映画というビジネス」を軸に、
「映画プロデューサーという仕事」という視点で話してくれた。
いつもなら、帰宅後、講演会のメモをパソコンで打ち込みながら、
だいだい「気になる一言」が1つに決まるのだが、今回は難しい。(汗)
映画好きの私のアンテナに引っかかる言葉が多くて、整理しきれない、
また、講演後の講師を交えた懇親会で飲み過ぎたのか、
どれを選ぼうか、どう展開しようか、考えがまとまらない、が理由。
だから、詳細は後日の報告で勘弁して欲しい。(笑)
それでも、今日の講演会を振り返るとしたら、二次会恒例の、
「自己紹介と近況報告は、いつもより(ずっと)長かった」かな。
プロデューサーや女優さんを前に、会員各自の自己紹介が、
なぜか、いつもより饒舌で、なかなか止まらない。
私だけは短くするつもりでいたが、気がつくと、やはり話していた。
いつもなら全員で15分くらいで終わる挨拶が、今回は約45分ほど。
それだけ映画は、老若男女の共通の話題として、盛り上がることを実感。
(ただ私の場合は、作品より台詞重視だから、噛み合ないかも・・)
これって、本当は大切にしなければいけない、日本の文化なんだよなぁ。
もっともっと、いろいろ聴きたかった「映画プロデューサーという仕事」、
「女優さんの仕事」も加えて、続編を期待したい。



2016年02月10日(水)
「立場」という単語はない

私たちが良く使う単語に「立場」という単語がある。
日本人は、立場で考え、立場で発言し、立場で行動する、
私も知らず知らずに「立場」という考え方をする。
しかし、英語では、私たちが使う意味合いの、
「立場」という単語はない、という話を耳にした。
英語で言うと「situation」「position」、
見地・観点という意味なら「viewpoint」「standpoint」。
そんな知識しかないけれど、どれもちょっと違う感覚がある。
外国では、個人の「I」が基本で考えられ、
立場によって発言を変えるということはありえない、
そういう意味なんだろう。
どちらが正しい、どちらがいいという話ではないが、
日本人らしい使い分けだな、と思う。
「立場」で発言しなければならないことって、
歳を重ねるごとに多くなってきた気がする。
う〜ん、特に組織の管理職になると、難しいなぁ。



2016年02月09日(火)
信号待ちでは、スマホを操作しない

朝晩、歩いていると、いろいろな光景を目にするが、
最近、気になるのは、信号で停車している車の動き。
赤信号で止まる車の運転手の多くは、
止まったと同時に、スマホに目をやり、指を動かす。
そんな頻繁にメールが来るわけでもないだろうから、
ちょっとした時間にゲームでも・・と思うのだろうか、
ほとんど前の信号を見ずに下を向いている。
では、どうして信号が変わったかを察知するかというと、
隣の車が動き出した、その気配でブレーキを離す、
そんな感じに見えた。
先日見た光景は、二車線の先頭に止まっていた車が
信号が変わったのに、どちらも動かなかった。
観察したら、2台の運転者とも下を向いて、
スマホを操作していたから、後ろからクラクションの嵐。
「運転中はスマホを操作しない」が、広まらないだろうか。
少なくとも「信号待ちでは、スマホを操作しない」を。
安心して、横断歩道を歩いていられないなぁ。(汗)
こんなことで、交通ルールを守っている子供たちが
犠牲になったのではたまらない。



2016年02月08日(月)
俺は「頭髪剥離」なんだ

年に何度か集まる、高校時代からの「仲良しグループ」新年会、
その席での話題は、なぜか「韓流ドラマ」が多い。
「韓流」「テレビドラマ」どちらも関心がない私だけは、
親友(悪友)たちが、楽しそうに話しているのを聴いている。
(実は内緒だけど、私にとって、けっこう楽しい時間・・)
その次の話題は、病気を中心に、健康のこと。
そう言えば・・と思いだしたように、
やや離れたところに住んでいる友達のことが気になり、
「最近、どう?」とメールをしたら、なんと入院中、
「網膜剥離の手術をした」ということを知った。
そうなんだ、俺たちもそんな年齢になったのか・・と、
しんみりした雰囲気になった時、メンバーの1人が、
薄くなった、いやほとんどない髪の毛を触りながら呟いた。
「俺は『頭髪剥離』なんだ」。(笑)
自虐ネタだけど、その場の雰囲気を変えてくれた一言に、
一同、笑いの渦に包まれた。
この年齢になると、自虐ネタ・・大歓迎だな。



2016年02月07日(日)
古いが・・ポンコツではない。

映画「ターミネーター:新起動 ジェニシス」
(アラン・テイラー監督)から。
アーノルド・シュワルツェネッガー演じる「ターミネーター」T-800型は、
老いた姿となって登場し、この台詞を何度か繰り返す。
「古いが・・ポンコツではない。」
メモして気がついたのは、いい場面で使われている。
そう考えると、今回、監督が伝えたかったのはこれだ、と思いたくなる。
先進国では、どの国でも高齢化が進み、その対応に追われているが、
高齢になったからといって、使いものにならないわけではない。
今の時代、何でも新しいもの、若いもの、言い換えれば新品が好まれるが、
実は、年季の入ったもの、長い間に渋みが出てきたものだって、
しっかり存在感を示し、輝きを増すものだってある。
もちろん、人間だって同じこと。
大切なことは、まず自分が「高齢」だということを認めるということ、
その上で、だけどまだしっかり動けるよ、と謙虚にメッセージを伝えること。
もうすぐ定年を迎える私にとって、根底におきたい考え方である。
まだまだ若いものには負けない、これからは高齢者の時代だ、と叫ぶよりも、
「古いが・・ポンコツではない。」をキャッチコピーに使ったポスター、
「古いが・・ポンコツではない。」をイメージしたCMなどのほうが、
カッコいい気がする。自分で作っちゃおうかな。(笑)