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しもさんの「気になる一言」
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2016年01月16日(土)
女性との対話は「あ・い・う・え・お」

雑誌「ミセス」(2016.2月号)から。妻から勧められた特集記事、
「たびたび起こる男女間での『なぜ?』男女の脳に違いがありました。」
井ノ原快彦さん(V6)×黒川伊保子さん(感性アナリスト)の対談は、
ほんの数ページの記事なのに、私のメモは溢れた。
以前「幸せの『は・ひ・ふ・へ・ほ』」と題し、日記を書いた。
これを口にすると、周りに対する不平不満もなくなる、魔法の頭文字。
(は)半分でいい。(ひ)人並みでいい。(ふ)普通でいい。
(へ)平凡でいい。(ほ)程々でいい。これは今でも大切にしている。
今回は、女性との対話は「あ・い・う・え・お」。
黒川さんは、こう説明している。
「女性との対話の法則は『共感』は欠かせません。
女性は共感ではじまって、共感で終わる形をとらないと対話とは思いません」
だから、男性(男脳)の私たちが心掛けたいのは、
「あ〜」「いいね」「うんうん」「え〜」「お〜」という
「共感のあいうえお」。
結論を出して欲しいのでもなく、問題を解決して欲しいのではなく、
単に、話に共感して欲しい、という女性(女脳)の特徴があることを、
申し訳ない、今まで理解できなかった。(汗)
だから「たびたび起こる男女間での『なぜ?』」が発生していたのか・・。
この記事は、是非「夫婦」(男女)で一緒に読んで欲しい。
一緒に読まないと、余計に不満がたまるかもしれないから・・(笑)



2016年01月15日(金)
ゴシュジンサマ・ゴハンガデキマシタ

映画「ロボジー」(矢口史靖監督)から。
久しぶりに声を出して笑ってしまった作品である。
作品冒頭、ロボットの中に入ってもらう人を探すために、
「着ぐるみショー」と偽り、オーディションを開催。
1日3万円の日当目当てなのか、多くの人が集まり、
次々と審査されていくのだが、共通のチェック項目は
「ロボットらしい動きをしてみてください」。
パントマイムよろしく、若い人たちの感性が表現された。
その中で「一人暮らしの頑固老人・鈴木」がみせた演技は
ただチョコチョコ歩き「御主人様、ご飯が出来ました」
(ゴシュジンサマ・ゴハンガデキマシタ)と
直角に固まった2本の腕と手のひらに食事を載せて、
ぎこちなく運ぶ動きだった。(笑)
そうそう、私がオーディションを受けたら、たぶん、
同じような動きをしたんだろうな、と可笑しくなった。
私たち世代がイメージするロボット(鉄人28号等)と、
若い世代がイメージするロボットとの違いは、
大きな開きがあることを実感した。
誰もが「人間が入っているのでは?」と疑っているのに
「このロボット(ニュー潮風)、俺が入っているんだ」と
素直に告白しても誰も信じてくれない。
社会における高齢者の扱いって、こんなものなのかな、
そんな視点で観たら、ちょっぴり寂しくなった。
他には「勇猛精進」と書かれた掛け軸が気になったり、
お酒の自動販売機「サカリカップ」もメモしたが、
倒れて動かなくなった時「故障ですか?」の問いに
「大丈夫です、腰です、腰」と、ロボットが腰を押さえる場面、
何気ないカットなのだろうが、
私は笑いのツボにハマってしまった。



2016年01月14日(木)
レディの鼓動をきかせてあげる。

正月にメモした、化粧品メーカー「資生堂」の新聞広告。
「レディの鼓動をきかせてあげる。
自分をドキドキさせたら あの人をワクワクさせよう
世界だってキラキラにして それから、それから
レディにしあがれ。マキアージュ2016」
どうしてこのフレーズが気になったか、と言えば、
夕食後に確認する、私の女友達(Facebook)の投稿文には、
この「ドキドキ」「ワクワク」「キラキラ」という単語が多い。
1人でこの3つの単語を使う人は少ないかもしれないが、
個々の投稿を丁寧に読んでいると、この単語が頻繁に出てくる。
だから、このキャッチコピーを見つけた時、
「なるほど・・レディの鼓動だったんだ」と納得した。
それに比べて、男性の鼓動は、文字として表現しにくい。
「ドックンドックン」とか、文字にしても変だしなぁ。(笑)

P.S.(私の日記を検索したら、資生堂ネタが見つかりました)
2002年「いろはにぽ」、2008年「一瞬も 一生も 美しく」
そして、PUFFYの歌った『これが私の生きる道』も資生堂?。
漢字を組み合わせると「私生道」(資生堂)。うん・・参った。



2016年01月13日(水)
2016年は「ハイライトシーンを見ながら、レースを振り返る」

「10巻・20年」を目標に掲げて、書き続けてきた「気になる一言」、
毎年、箱根駅伝の10区間と比較しながら、区間ごとの走り方を参考にし、
私なりの、もうひとつの「箱根駅伝」の楽しみ方をしていた。
既に9巻(18年間分)を冊子にし、一昨年・昨年は「10区」の走りを参考に、
読売新聞本社前のゴールシーンを思い浮べて、書き続けてきた。
「10区」のアドバイスは「泣いても笑っても、明暗が分かれる最終区間」。
明になったか、暗になったかは、本人の考え方次第だろうけれど、
昨年の大晦日、とうとう「20年」という期間のゴールテープを切った。
(後は、6月の58歳誕生日まで、10巻目を印刷するだけ・・)
今年の正月は、20年間書き続けたという達成感が残っていたが、
よくよく「箱根駅伝の番組」を観察したら、最後は必ず、
「ハイライトシーンを見ながら、レースを振り返る」が放送される。
私も、書き続けた20年を振り返り、凸凹(デコボコ)の日常の中で、
「ハイライトシーン」を組み立てていきたいと思う。
冊子にするのは「10巻」で終えるが「気になる一言」は、
もうしばらく、書き続けていきたいな、と考えている。
レース後の「クールダウン」「ストレッチ」のつもりで、
どうぞ、もうしばらくお付き合いのほどを。



2016年01月12日(火)
悪い大人たちが話し合いに疲れて、鼻をつまみあうの

映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
(オリビエ・ダアン監督)から。
ハリウッド女優が人気絶頂の時に引退し、
その後、生涯女優復帰をしなかったからこそ、
グレース・ケリーの輝きは今も焦ることがない。
ただ彼女の人生について語るよりも、
作品の中の台詞にスポットをあててみたくなった。
フランスとモナコの間に起りそうな戦争(侵攻)について、
彼女の子どもが、不安そうに「戦争ってなあに?」と訊ねる。
その時、グレースケリー役を演じたニコール・キッドマンが
小さな子供に理解できるように、こう説明した。
「悪い大人たちが話し合いに疲れて、鼻をつまみあうの」
う〜ん、いい表現だ、とメモをした。
「F1・モナコグランプリ」を見るたびに、
「モナコ公国」がヨーロッパ最古の王室であること、
そして、公妃のグレース・ケリーを思い出すのは、
私だけではないだろう。
日本だったら、完全に大河ドラマの主役だなぁ。(笑)



2016年01月11日(月)
大ホールが、甲子園球場の内野スタンドに変わる瞬間

私の1月の歳時記には「成人式の加藤学園」と書かれている。
数年前からこの時期の楽しみ、沼津市にある高等学校
「加藤学園吹奏楽部定期演奏会」を意味している。
年末「クリスマスの沼津商業」(吹奏楽部)の定期演奏会で、
1年を振り返り、レベルの高い演奏とショーを堪能し、正月を迎える。
年が明けて「成人式の加藤学園」(吹奏楽部)の定期演奏会では、
「マーチングバンドやチアーリーディテング」なども加わり、
私にとっては、元気をもらえる「ニューイヤー・コンサート」である。
特に、応援団やチアリーダー、野球部の部員たち参加し、
いつも自分たちのために演奏してくれる吹奏楽部に、エールを贈る。
沼津市民文化センターの大ホールが、甲子園球場の内野スタンドに変わる、
そんな瞬間が、私はとても好きだ。
(沼商の時も、野球部員が演奏会の裏方を率先して手伝っていたし・・)
運動部と文化部の部活が、日頃の感謝を込めて応援しあうなんて、
高校生しかできないことだなぁ、と羨ましくなった。
元気な高齢者もいいけれど、やはり、元気な高校生の方がいい。(笑)
彼らには、歳を重ねた私たちには限られてしまった、
時間と可能性が沢山あるから、パワーを感じるんだな、きっと。
「下(sus)から支える(port)」意の「サポート」(support)でも、 
「そばに(as)立つ(sist)」意の「アシスト」(assist)でもいいから
彼らの、あまりある才能を応援する活動がしたいな。



2016年01月10日(日)
「真田丸」は「期待に応える大河ドラマ」

今日から始まった、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」は、
いや〜予想以上に面白かった・・の感想を、まずは残しておきたい。
番組冒頭を飾る題字「真田丸」もインパクトが強かった。
1年間(全50回)見続けることになる、この文字は、
なんと左官「挟土秀平」(はさどしゅうへい)氏の作であり、
彼の左官の技術で書かれた(描かれた)ものであり、
書道とはまた違った趣があり「風土」という言葉が浮かんだ。
さて、毎回楽しみにするのは、もちろん番組内の「気になる一言」だが、
その前に、どうしても気になっているのが、ドラマの企画意図。
主人公・真田信繁(幸村)を、原作なしのオリジナルでまとめる、
脚本家の三谷幸喜さんを始め、製作者、演出者など周りを固めるスタッフが、
戦国武将をどんな視点で描き、どんな大河ドラマにするのか注目していた。
製作を担当する屋敷氏は「期待に応える大河ドラマ」とまとめ、真田信繁を
「期待されることを楽しみ、いつも期待を上回る結果を残した男」と称した。
演出を担当する木村氏は「愛と勇気に満ちあふれた冒険娯楽活劇」で
「誰もが楽しめる、ドキドキ・ワクワクが止まらない戦国絵巻」を目指すと、
公式ホームページで表現している。
1回目は、企画意図どおり、期待に応えてくれた気がするのは、
主人公の幼少時代から始まらない展開が、私を喜ばせてくれたからだろうか。
映画「レッドクリフ」を思い起こさせる「赤」が脳裏に鮮明に焼き付いたな。
次回が楽しみになったのは言うまでもない。
今年は、期待出来そうだ。(笑) 企画意図どおり、期待に応えて欲しい。