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しもさんの「気になる一言」
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2015年09月26日(土)
(自治体運営)循環バスの乗り継ぎツアー

どうも私の友達には、せっかちの人が多いらしく、
先日の日記の最後に「P.S.」として
「イベント会場まで「長泉・清水循環バス」(100円)を利用した。
この話は、また次回に。(汗)」と書いたのに、
「しもさんの『またの機会に』はいつになるかわからないから」と
昔からの読者らしい指摘が、妙に嬉しかったが
「今までも、何回か期待させておいて、騙された(笑)」と続いた。
そんな訳で、忘れないうちに・・(騙さないうちに)体験レポート。
実は、私の自宅から今回のイベント会場(隣町「なめり駅」前)まで、
自動車を使わないと、近いようで遠く、どうやっていこうか思案した。
(イベントには、アルコールがつきものだから・・(汗))
勿論「ウォーキング」や「ランニング」も、検討したが、
酔っぱらいながら「歩く・走る」は危険と判断して断念。
そんな時、思いついたのが「循環バス」の利用だった。
隣町が運営している循環バスは、わが町にある
「大型ショッピングセンター」や「(県東部の)医療センターなど」へ
隣町の町民が行きやすいように「循環バス」が乗り入れしている。
(たぶん、全国的に珍しいのではないだろうか?)
運行本数は少ないが、それでも時間を調整すれば、今回のように
100円で目的地まで行けるし、帰りも100円で帰ってこれる。
これを発展的に考えれば、基本的には行政域内を走る路線も、
行政境でうまく時間調整・連携できれば、利用価値は大きい。
「JR御殿場線沿線の住民」が、わが町の施設に訪れるには、
隣町の駅で降りて「循環バス」を利用ってのも、選択肢のひとつ。
言い換えれば「(自治体運営)循環バスの乗り継ぎツアー」。
可能性が広がる発見、やっぱり何でも体験してみることだな。



2015年09月25日(金)
40超えたら、女はみんな同い年じゃ、ボケ

映画「滝を見にいく」(沖田修一監督)から。
「主要キャスト全員をオーディションで選出し、
演技経験のない一般人を含む7人の女性たちが、
おばちゃんたちを個性豊かに演じる」という紹介に、
期待と不安が入り交じって、観始めた。
山の中で迷子になった設定にしては、緊張感なく楽しめた。
特に、台詞もアドリブ?と思えるような、自然な言い回しが、
妙に新鮮で、私のメモに多く残った。
例えば「まっ、いろいろありますよ」とか
「そんときは、そんときでしょ」
「もうどうでもいいから、早く帰りたい」
「もう、私、疲れていて、よくわかんない」
「いいじゃない、なんとかなるわよ」「どうにかなるわ、きっと」
遭難するかもしれないという不安の中で繰り返される、
おばちゃんたちの、他人事のような投げやりな台詞。
男同士なら、きっと多くの解決策を出しあうのになぁ、と
やや呆れながら、実は羨ましながら、メモを取った。
これが「映画」になるのだから、面白いものだなぁ。
最後に、何気ない会話やケンカで、面白かったものを2つ紹介。
・「有名な秘湯らしいですよ」「なんかそれ、おかしくない?」
・「いちいち、つっかかってくるの、やめてもらえません?」
「何、その言い方。だいいち、あんた年下でしょ?」
「40超えたら、女はみんな同い年じゃ、ボケ」



2015年09月24日(木)
言葉は猫なんです。

ある新聞に「山根基世の朗読読本」(評論社刊)を記念して
彼女のインタビュー記事が掲載されていた。
私にとっては、NHK番組「日曜美術館」の担当として、
「きれい」「落ち着いた」声の持ち主、そんな印象が強い。
日本古来の言葉をとても大切にしているかと思えば、
「言葉の乱れ」については容認派だという。
それを上手く例えたのが「言葉は猫なんです」。
「犬のようにはしつけができない」ということらしい。(笑)
言葉は、時代によって変化していくものだから、
それを「言葉の乱れ」と称して嘆くことには、
あまり関心がなさそうだった。
彼女はさらにこう続けている。「私には、言葉の乱れよりも
言葉が空疎になっていることの方がよっぽど怖い」と。
空疎とは「形だけで、内容が乏しいこと」。
その意味を説明するかのように、
「大きな声で叫ばれる『積極的な平和主義』の『平和』って?
政治も日常も、実感が伴わない言葉が飛びかっています」と
まとめていた。
そのとおりだなぁ、と思わずメモをしたのは言うまでもない。
それにしても「○○は猫なんです」は、インパクトあるなぁ。
今度、どこかで使わせてもらおうっと。(汗)

P.S.
先日紹介した「俺はピアノを弾く猫だ」の意味がわかった。
「犬」では、しつければピアノを弾きそうだものなぁ。(汗)



2015年09月23日(水)
シルバーウィークの最終日、イベント、やります!

ほんの数日前、長泉町に住む女性から、イベントの誘いがあり、
ちょっと興味がある「キッチンカー」の文字に惹かれて足を運んだ。
イベント名は「びすとろパルの1day 夕涼みカフェ」
(主催は、安心・安全な食材を提供している「バルシステム静岡」)
どうやら、そのキッチーカーのお披露目と、食材のPR、
スタッフの動きのシミュレーションも兼ねているらしい。
おかげで、食べ物は無料。飲み代のみ。(笑)
アルコールは、お隣にできたばかりのカフェバー「Rai&Ree」が、
本来は「夜のみ営業」なのに、イベントに協力し昼から開けてくれた。
今回驚いたことは、周知期間が非常に短く、個人的な応援企画であり、
自宅の敷地を開放しながら、少人数で運営できていること。
にもかかわらず、会場内は盛況で、楽しい時間を過ごすことができた。
これからは、同じ志向を持った人たちの「小さなイベントの時代」と
常々考えていたから、それを実現していたイベントとして参考になった。
だからこそ今回は、気になる一言として、彼女からの案内を残したい。
「シルバーウィークの最終日、イベント、やります!」
たとえ雨になろうが台風になろうが、リスクが少ないし、
プライベートパーティの延長上として、あちこちで開かれるといいな、
そんな感想を持ちながら、昼間っからほろ酔い気分になってしまった。

P.S.
イベント会場まで「長泉・清水循環バス」(100円)を利用した。
この話は、また次回に。(汗)



2015年09月22日(火)
宮西作品は、展示場所を選ばない

朝風呂で、昨日までのバスツアーの疲れとアルコールを抜き、
今日は朝から、東京の世田谷文学館(芦花公園下車)で開催されている
「宮西達也ワンダーランド展」へ足を運んだ。
宮西先輩のやや高めの声で相変わらずのハイテンションを武器に
メチャクチャ明るく、子供たちに読み聞かせをしている声が、
会場に響きわたり、よかった、元気そうだ・・と安心した。
10月3日から展示会場を「三島市佐野美術館」に移して、
同じ企画展が開催される前に、一度、顔が見ておきたかったから。
また絵本作家の「真珠まりこさん」からも、
シルバーウィークの期間は本人がいるって、と連絡をもらったし、
百貨店や美術館の展示はイメージが掴めるけれど、
文学館での企画展はどんな雰囲気なのか知りたかったから、が理由。
大勢の観客のいる中で、私を見つけてくれたのは嬉しいが、
「しもちゃ〜ん」と満面の笑顔で握手されると、ちょっぴり照れた。
今回の見学で気付いたことは「宮西作品は、展示場所を選ばない」。
飾ってあるのは同じ作品なのに、その会場の雰囲気になぜか馴染む、
そんな気がした。(飲み屋の壁でも、家のふすまでも・・)
世田谷文学館の展示は明日(23日)まで。お近くの方は、是非。
きっと、先輩のことだから、喉が枯れるまで読み聞かせをするよ。
展示壁へのイタズラ描き(汗)も、明日までだな。
次は「佐野美術館」(11月23日まで)だから、毎日でも行けるぞ。。



2015年09月21日(月)
こんなに人がいると思わなかった

「連休出発!たっぷり金沢フリータイムと高山散策(2日間)」、
バスツアー2日目は、飛騨の「高山散策」。
「飛騨高山」は、古い町並み(上三之町・下二之町など)を始め、
歴史を感じさせる、しっとりした景観が観光スポットであるが、
これまた「シルバーウィーク」ということもあり、
観光客で埋め尽くされていた。(もちろん私たちも観光客であるが(汗))
写真に収めたかった「伝統的建造物群保存地区」は、人混みに隠れ、
帰宅後、デジカメ、スマホの写真を確認して唖然とした。
そういえば、写真を撮っている私の横でも同じことを感じたのか、
初老のご婦人が「こんなに人がいると思わなかった」と溜息をついていた。
観光地には、訪れる人それぞれの目的があるのだが、
非日常的な景観や自然を求めて訪れた観光地が、いつもと変わらぬ人混みで、
観たい・撮りたいシーンが目に出来なかった時の無念さを、真横で耳にし、
有名美術館などで意識的に「入場制限」する意味が、理解できた。
その土地の光を観せることが「観光」の定義ならば、
まずは「どうやって、光を観てもらうか」を考えなければならない。
言い換えれば「観せ方」(見せ方)こそ、観光の一番大切な要素であることを、
この2日間の旅行で再認識をした。
「素敵な景色だったね、また違った季節に来てみたい」
こんな台詞が聴けたら最高なんだろうなぁ、きっと。



2015年09月20日(日)
(金沢)「人気のまち」から「大人気のまち」へ

秋の旅行シーズン、すっかりはまっている、夫婦バス旅行。
今回は「連休出発!たっぷり金沢フリータイムと高山散策(2日間)」
シルバーウィークど真ん中ということもあり、
朝7時に三島を出発して幾度か渋滞があったが、16時に到着した。
「石川県金沢市」は北陸新幹線開通で、今、一番ホットな場所、
バス添乗員さんの言葉を借りれば
「『人気のまち』から『大人気のまち』へ」変貌した。
金沢駅も当然リニューアルされていたが、なんだか京都駅に似ていたし、
金沢らしさがあまり感じられなかった。
「異論・反論」を覚悟で書けば「人気のまち・金沢」の方が好きだった。
「大人気」のなったことで、まち全体が舞い上がっている感じ。
タクシーの運転士さんの言葉を借りれば「ビジネスで訪れる人たちが
『宿は取れない、取れても高い』と悲鳴をあげている」らしい。
続けて「そんなことしちゃ、いけないんですけどね」と呟いたように、
ビジネスで金沢を訪れるサラリーマン(いわば「定連さん」)を、
困らせるようでは、私たちは心配ですよ、そんな言葉にも聞こえた。
「1年も立てば、このブームは去りますよ」と、シビアに、そして冷静に
この状況を分析していた運転手さんたちに驚かされた。
「人気のまち」と「大人気のまち」は、似ているようだけど、
実は「受け入れ体制」や「おもてなしの仕方」が大きく違うことを、
「京都・奈良」と「金沢」を比べて実感させられた。
「ここ1年が正念場」って感じをもって「北陸・金沢」をあとにしたが、
リピーターを確保できるかどうか、難しいところだなぁ。