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しもさんの「気になる一言」
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2015年08月29日(土)
柿田川紹介は「名刺」より「スマホ」

「名水サミット」「名水シンポ」と呼ばれる、
「全国水環境保全市町村連絡協議会全国大会」であるが、
実は、最大のお楽しみは「交流会」にある。
自分たちの誇れる「名水」の写真を名刺に刷り込み、
ここぞとばかり「わが町の名水です」と紹介するのだが、
柿田川は、他の「名水」とは湧水量の規模が違うのか、
私たちが名刺によく使用する「富士山と柿田川の景」は、
私の期待を大きく裏切り、ほとんど驚かれなかった。(汗)
名水といっても「生活に密着した『名水』」が多い中、
「柿田川は日量110万トンの湧水量なんです」と説明しても、
イメージはわかないだろうし「25mのプール2000杯です」と
説明しても、キョトンとされてしまうのは目に見えていた。
そこで、思いついたのが、自分のスマホで動画を見せることだった。
私がほぼ毎日アップしている「柿田川evol」の中から、
「勢いよく湧いているシーン」や「水中のキレイな景色」などを
その場でピックアップして観てもらったら、驚きの声が広がり、
「一度行ってみたい」という、私を喜ばせてくれる台詞を得た。
だから「柿田川紹介は『名刺』より『スマホ』」を残したい。
(表現としては「写真」より「動画」なんだろうけれど・・(汗))
「名刺」に刷り込まれた「QRコード」をスマホで読ませると、
柿田川の湧いている様子(動画)が、その場で観られるシステム。
たしか実用化しているから「柿田川バージョン」を作るだけのはず、
映像はいくらでも提供しますから、誰か技術を貸してください。



2015年08月28日(金)
自然の近くにいたいよね

第29回全国水環境保全市町村連絡協議会全国大会
「名水サミットin安曇野」に参加するため、長野県に出向いた。
昭和60年に環境庁が選定した「名水100選」に選ばれた自治体と、
その後追加された「平成の名水100選」に選ばれた自治体も含め、
毎年開催している全国大会である。
1泊2日の中で、多くの気付きをいただいたので、少しずつ紹介したい。
まずは「基調講演」から。 
講師は「俳優」であり「気象予報士」の資格を持つ「石原良純」氏、
演題は「安曇野の水、日本の水 〜天気は水からできている〜」。
「太陽、地球、空気」の関係を説明しながら「水」の持つ特性を話し、
笑いの中にも、水の大切さ、自然の素晴らしさを充分に伝えてくれた。
だんだん社会が複雑化し、癒しの時代が求められ始めた頃、
仲間たちとこんな会話をしたんです、と教えてもらったフレーズが
「自然の近くにいたいよね」。
都会で生活している人たちには、何気ない会話なのかもしれないが、
私のアンテナには、とても心地よいフレーズとして残った。
地方に住む私たちは、身近にありすぎて気付かない「自然」に対して
感謝していない気がする。
特に「水」に関してはあまりに無頓着であり、感謝の気持ちが少ない。
「ありがとう」の反対語とされる「当たり前」になっていると思う。
柿田川の写真や動画に「自然の近くにいたいよね」を添えてみたいな。



2015年08月27日(木)
ランニング開始記念日

ちょうど1年前の今日(8月27日)、私は職場の若い仲間に誘われて、
まだ暑さが残る中、約5キロのランニングに挑戦した。
この距離を走るのは、私の57年の歴史を遡っても、
中学時代の部活『バスケット』以来、何十年も走ってなかったし、
日常生活の中では、通勤でウォーキングをしているだけだから、
すぐ歩きたくなるに違いない、と思っていた自分の心とは裏腹に、
本当にゆっくりだが、なんとか、歩くことなく走りきることが出来た。
この時の感覚は「あれ? まだ走れるじゃん」(笑)。
そして、この「達成感」がとても嬉しくて、この日を境に、
走れる体づくりを目指し、生活習慣を変えることからスタートした。
当時「72キロ」あった体重は、走るには重く負担に感じたので、
まずはダイエット(減量)し、体重を落とせるところまで落とし、
その後、徐々に筋肉をつけながら・・体重を戻していくことにした。
家族の協力も得て、食事コントロールをしながら、
片や、時間を見つけては「ランニング」と称して遠出したことも、
今となっては、とても楽しい日々だった気がする。
あれから1年「64キロ」前後の体重をなんとか維持しながら、
私のライフスタイル自体が激変し、やっと馴染んできた気がする。
人生の中で「ターニングポイント」となった日に違いないので、
「ランニング開始記念日」として、気になる一言に残したい。
なんでも1年間続けられれば、なんとかなるもんだなぁ。



2015年08月26日(水)
自分の責任で話せるのってそれぐらいだろう

映画「リトル・フォレスト 夏・秋」(森淳一監督)から。
原作の漫画を知らなかったので「「リトル・フォレスト」が、
作品の舞台となっている、東北の山間の小さな村「小森」を
英語にしたタイトルとわかり、ちょっぴり苦笑いをした。
ただ、ストーリーも映像も、私好みであり、
大きな事件があるわけでもなく、大きな自然に抱かれて、
淡々と時が過ぎ、その生活の中で自分を発見していく。
気になる一言は「夏編」の「6th dish)」
主人公・いち子の後輩、都会に出て戻ってきた、ユウ太の台詞。
「自分自身の体でさ、実際にやったことと、その中で感じたこと、
考えたこと、自分の責任で話せるのってそれぐらいだろう。
そういうことをたくさん持ってる人を尊敬するし、信用もする。
何にもしたことないくせに、なんでも知ってるつもりで
他人が作ったものを右から左に移してるだけの奴ほど威張ってる。
薄っぺらな人間の空っぽな言葉を聞かされるのにうんざりした。
俺はさ、他人に殺させておいて、殺し方に文句をつけるような、
そんな人生は送りたくないなって思ったよ」
なかなか深い意味が隠されているなぁ、とメモをした。
私も元来「現場第一主義」だし、頭で覚えた「知識」より、
体で覚えた「知恵」を大切にしようと常に思っている。
だからこそ、この台詞が響いたが、ふと現実を振り返ると、
「世の中、そんな甘いもんじゃない」という台詞も理解できる。
う〜ん・・迷うところだけれど、気持ちだけは
「自分の責任で話せること」の範囲を意識しよう、そう感じた。
そう言えば、主人公の彼女も、こう呟くシーンがある。
「言葉はあてにならないけれど、私の体が感じたことなら信じられる」
結局は、そう言うことなんだよなぁ。



2015年08月25日(火)
「日の出」時刻・あと何時間何分

昨日紹介した、私の第2秘書「Apple Watch」は、
自分の好みに合わせて、トップ画面をカスタマイズできる。
私は本来の「時計表示」と「日付(曜日)」、「気温」
「アクティビティ(情報)」「「バッテリー(残量)」をセット。
「日付(曜日)」にタッチすると、第1秘書が入力してくれた
私の「スケジュール」が表示されるし、
「気温」をタッチすると、現在地や指定した土地の天気、気温、
降水確率なども教えてくれる。
(この場合、第1秘書「iPhone-5s」がそばにいないとダメ(笑))。
その中でも、私が特にお気に入りとしてトップ画面に表示している
情報に「『日の出』(『日の入り』)時刻・あと何時間何分」がある。
(「月の満ち欠け情報」と比較して迷ったけれど・・)
毎日目にする、直近の「日の出時刻、その日の出までの時間」
直近の「日の入り時刻、その日の入りまでの時間」は、
今まで意識していなかった時刻であるが、結構楽しい。
分単位で表示しているので、日の出時間が遅くなったきたり、
日の入り時間が早くなっていることが、一目瞭然であり、
季節の移り変わりを、数字で実感できるこの機能が好きだ。
最近では、翌日の「日の出時間」を意識し早寝したり、
「日の入り時間」を意識し帰宅を急いだり、重宝している情報。
こんな使い方もある、ということをご紹介。(笑)

P.S.表示例 (19:07分現在)
日の出5:10
10時間3分
駿東郡清水町、静岡県



2015年08月24日(月)
「スタンドの時間です!」(立ち上がって1分ほど動きましょう)

57歳の誕生日に、自分へのプレゼントとして買った
「Apple Watch」を使い始めて、約2か月半。
多くの方に使い勝手を訊かれるけれど、頻繁に充電する以外は
私の第2秘書として、期待どおりに活躍してくれている。
もちろん、第1秘書は「iPhone-5s」(名前はまだない)だが、
彼女は、私の全体の動きを把握してくれている大きな存在。
第2秘書「Apple Watch」(彼女の名前もまだない)は、
自宅以外では、どこでも随行してくれる、フットワークの軽い、
とても気さくな性格のようだ。
例えば、1時間ほど座り続けると「スタンドの時間です!」、
「立ち上がって1分ほど動きましょう」のメッセージとともに
ちょっとした「軽い休憩」を促してくれたり、
毎日、目標にしたアクティビティ(活動)に対して、
「誉めたり励ましたり」しながら、目標が達成できるよう、
アドバイスまで送ってくれる。
頑張った成果には「バッジ」までくれるから、なお楽しい。
始めは鬱陶しかったけれど、慣れてくると嬉しく感じるから、
不思議な感覚で、自然と体を動かしている。
防水機能がないから、柿田川には連れていけないけど、
これからも仲良くしていきたい、第2秘書である。(汗)



2015年08月23日(日)
自分の幸せを他の人間に託すから、こんなことになるんだ

映画「運命じゃない人」(内田けんじ監督)から。
「う〜ん、参った・・」が、鑑賞後の第一声だった。
何日間の話だと思ったら、たった一晩の話だったなんて。
同じ事件・同じ場面を角度を変えてみる楽しみを知った。
まさに「脚本の妙」としか言いようがないくらいハマった。
メモした台詞、メモした人物を、紙に書き出してみたら、
その面白さは倍加した。
気になるフレーズは「電話番号をなめんなよ」が有力だったが、
この作品を思い出すには、やや物足りなかったので、
作品冒頭、婚約破棄となり、二人で住む家を出てきた女性が
タクシーの中で呟いた台詞、
「自分の幸せを他の人間に託すから、こんなことになるんだ」
登場する人物、誰もが口にしてもおかしくないフレーズとして、
採り上げてみた。
大ドンデン返しのようにみえる事件も、実は視点を変えるだけで、
とてもシンプルな構造をしていることに気付かせてくれる。
さらに、もう一度、違った視点でこの作品を観直したら、
もっともっと面白いに違いない。
「タネがわかってからも、なぜかワクワクする不思議な手品」
そんな感覚が魅力の、新しいタイプかもしれないな。